エボログ

S&T AR-57を中古で買ってみた

記事作成日:2014年12月8日

最近、「結局弄るんだから、中古銃で十分なんだよな・・・」と思い始めています。

という訳で、S&T AR-57 M231ストックバージョン(パイプストックバージョン)を購入しました。
中古品でソコソコ使用感があります。
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M231ストックバージョンは、前部配線になっており、配線がレシーバーの隙間から伸びているという強引な実装方法です。
レシーバーとフロント部(レイル)が一体成型でバッテリーを収めるスペースなど皆無。
どう頑張ってもバッテリーは外付けになる事必須でしょう。
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ストックは普通のM4と同じような感じでネジ固定です。
レシーバーの形状は通常電動ガンのM4と同じような感じなので、ストックを社外製品に交換する事も可能かと思われます。
ちなみにM231ストックは3ポジションです。
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という訳で、レシーバー分解。
分解はマグウェル上部のピン1本抜くだけで可能なのですが、ボルトリリースレバーがレシーバーと干渉してるせいで、 初見ではちょっと苦労します。
慣れれば簡単に外せます。
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モーターはトルクもスピードも無さそうな無印中華モーター。
これは交換必須ですね・・・。
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これがS&T AR-57のメカボックス。
ノズルが特徴的ですが、メカボックス本体はVer.2互換っぽいです。
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何故か最初からネジが1本不足していたのですが、気にしないでおきましょう・・・。
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という訳で、メカボ開封。
グリスは中華らしいかなり粘土の高い茶色いグリスが付着しています。結構臭いです。
また、開封直後にいきなり軸受けが外れるという・・・。接着されていないメタル軸受け怖い・・・。
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とりあえず、臭いので全分解してパーツを洗浄していきます。
中に使われていたパーツを数点紹介。

シリンダーはM4サイズの加速シリンダーで真鍮製です。
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ピストンスプリングはかなり短いです。
次世代用より少し長いかな?位の長さ。
等ピッチですが、硬さは結構柔らかく、バネなりが酷いです。
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ピストンは14枚の金属歯で、2枚目がカットされている物です。
そして、ハイトルクギアを使ってる訳でもないのに何故かハーフティースです。
ちなみに、錘は入っておらずピストンヘッドに吸気穴は開いていませんでした。
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ギアは18:1の標準トルク。
これと言って特徴もない普通のギアだと思います。
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メカボックスはこんな感じ。
軸受けは8mmサイズになります。
標準では8mmのベアリング軸受けが入っていましたが、結構ガタガタでした。
メカボックスの整形自体はそんなに悪く無いと思います。
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バレルとチャンバーはこんな感じ。
チャンバーは半透明の樹脂製でいかにも脆そうな感じです。
専用品のチャンバーで換えが効かないので、壊さないように注意せねば・・・。
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バレル長は300mm。
HOP窓はマルイ通常電動ガンと同じような感じですが、若干バリが見られます。
マズル部のテーパーはちょっとだけ掘られています。
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という訳で、完全分解とグリスの洗浄が終わりました。
何をどう調整するかは大体決まったので、これからじっくり弄っていこうと思います。