NTSのグリスセットを使ってみて(インプレッション)
記事作成日:2014年12月12日
今年の4月に購入して、以降私がチューンした銃全てに使ってきたNTS社製のギヤグリスとシリンダーグリスですが、そろそろ底を尽きかけてきたのでインプレッション記事としてまとめようと思います。
このグリスセットは全体的に粘度が高めです。
そのため、マルイ純正グリスと同じような感覚で使っているとパフォーマンスに影響が出てしまいます。
以前、購入して間もない頃に書いた記事がこちらなのですがこの時はシリンダーグリスとモディファイの1000capを混ぜて使っていました。
この頃はグリスの特性をあまり分かっていなかった為、粘度の高いNTSグリスと粘度の低いモディファイグリスを混ぜていたのですが、暫く使ってみた結果NTSのグリス特性が分かってきました。
まず、粘度は高いのですがその分よく馴染みます。
粘度の低いグリスはすぐに飛んだり乾いたりで定期的なメンテナンスが必要になるのですが、このNTSグリスは一回塗るとパーツによく馴染み、塗り直しの手間が減ります。
ただ、厚く塗ってしまうと大きな抵抗になってしまい、銃のパフォーマンスに影響が出たり、最悪ギヤクラッシュ・ピストンクラッシュの原因にもなりかねません。
また、グリスが不均一に塗られていてもあまり良くないでしょう。
その為、グリスを塗る際に私は綿棒(付属品)と筆を使っています。
ギヤグリスを塗る時はギヤの歯の隙間や表面を満遍なく筆で塗っていきます。
また、私は軸受けやシムの隙間にもこのグリスを塗っています。
ギヤの歯だけではなく、表面も写真のようにまんべんなく塗ります。
シリンダーグリスはピストンヘッドのOリングに薄く塗っていきます。
他にはピストンの溝やシリンダーヘッドのOリング、ノズルにも私はこのグリスを使っています。
全体的にちょっと付けてからそれを薄く伸ばすというような塗り方をしています。
これでかなりスムーズに動くようになります。
次もこの会社の製品を使おうかと思う位に気にっています。
値段は張りますが、それだけの価値はあると思います。