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「MADBULL/ECHO1USA Special Tight Bore Barrel Project」とかいうナゾの穴あきバレルを試してみる

記事作成日:2015年4月15日

知人から借りた謎の電動ガン用インナーバレルを試してみます。
バレルの名前は「MADBULL/ECHO1USA Special Tight Bore Barrel Project」。
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このバレル、何が謎かと言うと、調べてもこのバレルに関する事が全然出てこないという事。
そして、バレルに謎の穴が開いているという事・・・
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MADBULL製品らしい黒色のバレルで、重量からしてアルミ製だと思われます。
私が持っているMADBULL BLACK PYTHONバレルとの比較。
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全長は300mm。
謎の穴はHOP窓から70mmの所から点々と開いています。
穴の間隔が途中で開くのと、形状が変わっているのが特に謎。
そして、銃口側の140mmには穴が開いていないという。
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この形状だけ見ると加速距離は1つめの穴が開いている70mmの所までで、それ以降はエアーが外に漏れるので加速は止まり、滑空している状態になるのだと思われます。
ただ、こういった形状のバレルが他に無い訳ではないのです。

例えば、電動VSSのカスタムで、消音材をつめ込まずに消音化させる為にインナーバレルに小さな穴を開けてエアーを少しずつ漏らすという物があります。
VSSはデフォルトでサプレッサー部分がバッテリー収納スペースになっているのでこういうユニークなチューンがあるのだと思われます。

ただ、このMADBULLのバレルは明らかに加速領域が少なすぎてそんな使い方をする為の物でも無さそうな気がします・・・。

ま、あれこれ悩んでても仕方ないのでとりあえず組んでみます。
実験台になるのはARES ハニーバジャー。
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東京マルイ純正のピストンスプリング、MP5Kサイズの加速シリンダー、かなり重量のあるピストンという構成。
バレルはHOP窓を拡張してある6.03mmのTNバレル(MP5K PDWサイズ、170mm)を入れ、サプレッサー部分には消音材を詰め込んでいます。
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これで適正HOPでの初速が86m/s程度です。
このバレルを交換します。

170mmのバレルから交換するのでほぼ倍の長さに・・・。
ただ、穴のせいで加速領域は70mmと実質半分以下に。

しかし、長いな。(普段300mmサイズのバレルを使う事が滅多にない)
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組んでみた。
ちなみに、「MADBULL/ECHO1USA Special Tight Bore Barrel Project」のHOP窓のサイズは通常のサイズなので、HOPは東京マルイ純正のパッキン自体に突起が出ている物を入れています。
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とりあえず、これで試射してみます。
使用している弾はG&Gの0.20gプラ弾です。ハニーバジャーのセッティングはバレルとHOPパッキン部分以外は何も弄っていません。

結果、初速は81m/s。
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加速領域が70mm相当なら初速60m/s位か、良く出ても70m/s位かな~と思っていたのですが、思ってた以上にちゃんとした初速が出ているという・・・。
これは、中々に面白い結果になりました。

これだけ初速が出ていれば十分ゲームでも使えると思います。
後は飛びにどういう影響を及ぼしているのかを実際に外で撃ってみないといけないですね。

何か初速の安定具合や発射音を聞く限り、案外普通に飛ぶような気もするんですが・・・。

ちなみに、発射音は元から静かなチューンだったせいか消音材が詰まっているせいかあんまり変わりはなかったです。
設定を流速チューンに振っている銃に組み込むとまた違うデータが取れるような気がしますが、今回のハニーバジャーは一応流速ではあるものの、そこまで流速に寄ったチューンではないので・・・。