マウスコンピューター製Windows Phone 8.1搭載スマートフォン、MADOSMAを購入しました
記事作成日:2015年7月9日
AUのIS12Tに続く国内で使える(技適的な意味で)Windows PhoneであるMADOSMAを購入しました。
MADOSMAはBTOパソコンで有名なマウスコンピューターから出ているWindows Phone 8.1を搭載したWindowsスマートフォンで、いわゆる”格安スマホ”の部類に入る製品です。
MADOSMAは現在公式だと楽天ショップでのみ販売されているようですが、Amazonの方が安く、プライムで即日配送可能だったのでAmazonで購入しました。
楽天ショップ MADOSMAページ(税込33800円)
Amazon.co.jp MADOSMAページ(税込29800円)
この通り、4000円も安かったです。
という訳で、マウスコンピューター MADOSMAの開封の儀を行います。
MADOSMA 開封の儀
かなりシンプルな構成で、
- MADOSMA本体
- 取扱説明書(クイックスタートガイド)
- バッテリー
- USBケーブル(USB→microUSB)
- SDカード(16GB)
といった物が入っています。
付属のSDカードはSanDisk製の16GB SDHCカードでクラスは10。
割とちゃんとしたSDカードが付属してくるようです。
バッテリーは2300mAhとGoogle Nexus 5と同じ容量。
型番はBP-4A-Iとなっています。
最近では珍しくなってしまったバッテリーの取り外しが可能なモデルですが、バッテリーの単品販売はまだ無さそうです。
USBケーブルはこんな感じ。
至って普通のmicroUSBケーブルになります。
ケーブルコードはすこし固め。
MADOSMAの外観を見ていく
それでは、MADOSMAの外観を見ていきます。
まず、画面側は全体が黒色で、操作説明の書かれたフィルムが張られています。
Androidだと最近こういうフィルムで説明する機種よく見受けられますね。
裏面パネル白色で黄緑色の文字で「MADOSMA」と「Windows」のロゴが書かれています。
マットな白色でどちらかと言うとアイボリーに近いのかも。(アイボリーほど黄色くも無いが、若干黄みがかっている)
上部にはカメラとフラッシュ、イヤホンジャック、microUSBポートが付いています。
下部にはマイクの穴が開いています。
Windowsロゴの下側にはスピーカーの穴が開いています。
背面パネルを外すとこんな感じです。
パネル内側の中央付近に黒いシールが張られているのですが、こちらは何のために張られているのか不明です・・・。
microSIMスロットとmicroSDカードスロットはこんな感じ。
蓋を開ける事でSIMが挿せます。
挿すというか、乗せる?
私が使っているSIMカードはnanoSIMなので、変換アダプターを使います。
microSDカードも同様な感じ。
今回は付属の16GB microSDカードではなく、元々持っていた32GBのmicroSDカードを挿しました。
MADOSMAの起動、初期設定
という訳で、MADOSMAを起動します。
電源ボタン長押しをすると一瞬バイブレーションが振動してMADOSMAのロゴが表示されます。
Windows Phone 8.1のようこそ画面。
デフォルトで日本語が選択されていました。
SIMカードを挿した状態でセットアップをしているので、APNの設定を行います。
APNはSIMカードを自動的に認識して、該当しそうな物を色々と表示してくれます。
docomoのAPNはもちろん、MVNO業者のAPNも色々と用意されていますね。
私が使っているSIMカードはb-mobile スマホ電話SIMなのですが、該当する製品が無かったのでとりあえず近しい「b-mobile(amazon)」を選択しました。
後はWiFiの設定をしたり地域の設定をしたりMicrosoftアカウントにログインしたりと、普通のセットアップを行っていきます。
特に困った事はありませんでした。
セットアップが完了すると「完了しました」との画面になります。
という訳で、これでセットアップは完了。
Windows Phoneらしいパネル形状のホーム画面が表示されます。
MADOSMAのアクセントカラーが黄緑色なので、ホーム画面も黄緑色がデフォルトになっていますね。
MADOSMAが起動したら先にAPNの設定をちゃんと行います。
セットアップ時にamazonのAPNの設定になってしまっているので、こちらをちゃんとスマホ電話SIMに対応した物に変えます。
Androidと少々違う点としては認証の種類がPAPかCHAPしか選択出来ないという点です。
b-mobileのSIMはPAPとCHAPのどちらにでも対応しているので、私はPAPで設定をしています。
また、「IPの種類」という項目があるのですが、こちらはIPv4で良いかと思います。
APNの設定が完了したら実際に電話を掛けたりWiFiを切ってデータ通信をしたり等正常に通信が出来ている事を確認します。
そんな確認をしていたらアップデートの通知を受け取りましたので、アップデートを行います。
「インストール」をタップすると再起動がかかり、このような歯車マークが回転するアニメーションとプログレスバーが表示されます。
アップデートが完了すると再び再起動がかかり、起動が完了すると「更新が完了しました」とのメッセージが表示されました。
という訳で、MADOSMAの開封の儀はこんな所。
ちなみに、ソフトウェアのバージョンはWindows phone 8.1 Update 2となっていました。
現状での評価
MADOSMAは格安スマホという部類なだけあってCPU、メモリ、ストレージ容量全てにおいてミドルエンドクラスではあるものの、普通に使う分には全く問題のない操作性だと思いました。
Androidスマホで同様のスペックの端末だとアプリの起動やアプリの切り替え、更にバックグラウンドで何か動かしつつ別のアプリを動かすなどといった行為を行うと見るからにモッサリした動作になってしまう事が殆どですが、このMADOSMAではそういった事は全く起こりませんでした。
具体的にはWindows Shone Storeから複数のアプリをダウンロードしている状態で他のアプリの設定をしましたが、ページ遷移や文字入力等でひかかる感じはありませんでした。
Windows Phoneを使う事が初めてなのであまり比較が出来ないのですが、ページ遷移の速度は若干遅い(負荷が掛かると遅くなるのではなく、常に遅い)感じがしましたが、ミドルエンドのAndroidスマホよりかは速い速度なのでそれほど気にはなりません。
あくまで”iPhoneやハイエンドAndroidと比較すると遅い”というレベルです。
Windows Phoneではアプリの本数が少ないという事が度々問題として挙げられていますが、私が普段使っているアプリはひと通り揃っていました。
不便を感じる点としては「2ch専ブラが無い」という事と「Amazon Kindleがco.jpに対応していない」という点。
2chに関しては現在の運営会社がWindows PhoneへのAPNの提供を拒否しているので諦めるしか無さそう。
Kindleに関しては.comとアカウントを統合してやれば一応使う事が出来るようなのですが、.comに存在していない書籍はやはり読むことが出来ないので、これはAmazonのアップデートを待つしか無さそうですね。
Mac OS版のKindleも元々.com専用でしたが、後のアップデートでco.jpにも対応しましたし。
という訳で、これから暫くはMADOSMAをメインスマホとして使っていこうと思います。
サブ機は今まで通りiPhone 6 Plusです。
マウスコンピューター SimフリーWindowsPhone MADOSMA Q501-WH(Simフリー/WinPhone 8.1/5inch/MicroSD16GB同梱/保護シート付)