エボログ

2万発程撃ったので、ASG CZ EVO3をメンテナンスしました

記事作成日:2015年8月12日

何だかんだ3ヶ月もほぼノーメンテ(バレルクリーニングを1回やっただけ)で使ってるんですよね。
という訳で、諸々調整したASG CZ EVO3で2万発程撃ったので、一旦完全分解して各パーツの消耗具合を見てみました。
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まずはモーターのピニオンギア。
よく見るとベベル位置調整をミスった時に付いたと思われる擦り傷のような物は見られますが、変形は無し。綺麗な物です。
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ブラシはこんな感じでした。
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11.1VのLiPoバッテリーでガンガン回してるのにも関わらずブラシの消耗具合はかなり少ないです。
EG1000やEG30000で同じような使い方をしていたらもうとっくにブラシ1本使い切ってる気がするのですが・・・。

とは言っても、ブラシはすり減っているのでエンドベル内に削りカスが付着しています。
これは要クリーニングですね。
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コミュテーターもソコソコ焦げ付いたりカーボンが付着していました。
ただ、削れたりしている訳では無さそうなので焦げ付いている箇所を研磨して、カーボンを「エレクトロニックパーツクリーナー」で綺麗に落としてやればまだ全然使い続けれると思います。
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続いてメカボックスを見ていきます。
見た感じこれといった問題は無さそう・・・。
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かと思いきや!

何だこの黒いのは!!!
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何やら、ピストンの溝にびっちりと黒い粉が付着していました。
最初「ピストンが削れたのかな?」と思っていたのですが、粉をよく見てみると樹脂ではなく塗料のような素材でした。

一体なんだろうと思ってあれこれパーツを見て行った所・・・

「ピストンスプリングガイド・・・貴様か・・・」
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ASG CZ EVO3A1のピストンスプリングガイドは黒い塗料で塗装されており、その塗料がピストンスプリングとこすれる事で剥がれていったのだと思われます。
これは要調整というか、予め塗装を剥がしておくしか無いですね。

ギアは一切の変形が見当たらず、綺麗な物でした。(ギアにもピストンスプリングガイドの粉が付着していました・・・)
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続いてピストン。
こちらは少し問題が発生していました。

前回、調整した際にAOEの調整も行っていたのですが、それが少し甘かったようで、ラックギアの1枚目が少し変形、3枚目が1/4程削れてしまっていました。
ラックギア3枚目の削れはおそらくバーストやフルオート時にバウンドしたピストンヘッドがセクターギアと干渉してしまった為だと思われます。
それ以外の場所では損傷や変形は見当たりませんでした。
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これはピストンを整形し直して、AOEを再調整すれば良いだけなので大した問題では無いですね。

タペットプレートにも若干変形が見られましたが、これはおそらくセクターギアのシムとタペットプレートが干渉した事による変形だと思われます。
とりあえず、不安要素は少ないうほうが良いのでこれは若干タペットプレートを削る事で修正するつもりです。
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という訳で、2万発以上撃ったEVO3A1ですが、まだまだ全然使い続けられる感じだという事が分かりました。
ただ、2万発でモーターのカーボンが結構貯まる事が分かったので、定期メンテナンスは2万発を区切りにやるのが良さそうです。


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