エボログ

マルゼンの新作バイオBB弾、MARUZEN ACCURACY B.B. PELLETS 0.20gのレビュー

記事作成日:2015年8月13日

以前、マルゼン アキュラシーバイオ 0.25gとAPSバイオ 0.29gを購入し、レビューしましたが、0.20gも追加で購入しました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

という訳で、早速レビューしていきます。

ファーストインプレッション

表面処理、断面等は0.25gと同じ感じでした。
重量に関しては下記の通り。
いつも通り10発摘んで計りにかけています。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

  • 0.205g
  • 0.204g
  • 0.206g
  • 0.203g
  • 0.208g
  • 0.205g
  • 0.202g
  • 0.209g
  • 0.205g
  • 0.206g

最大:0.209g
最低:0.202g
誤差:0.007g
平均:0.2053g

割と重量のバラつきが激しい感じでした。
また、0.25g、0.29gと同じように全体的に表記されている重量より若干重くなっているようです。

続いて、5発摘んで同時に計測した結果。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

  • 1.030g
  • 1.032g
  • 1.033g
  • 1.032g
  • 1.035g

最大:1.035g
最低:1.030g
誤差:0.005g
平均:1.0324g

こんな感じになりました。
(しかし、この5発動時測定って何か意味あるのかな。丁度測りの皿の大きさが5発BB弾乗せたらピッタリなサイズだったから最近やりはじめただけ)

30mグルーピングテスト

続いて、飛び具合を見ていきます。

計測環境はこれまたBLSバイオ弾をテストした時と同じです。(この日に色々な弾のデータを撮っている)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

  • 場所はサバイバルゲームフィールドyaNexのシューティングレンジレンジ
  • 銃はASG CZ SCORPION EVO3A1
  • 光学サイトはVORTEX Spitfire 1x Prismで、0.25g弾使用想定で40mゼロイン
  • 3点バーストを使用し、弾道と弾着の様子をデジタルカメラの動画で撮影
  • 使用弾はMARUZEN ACCURACY B.B. PELLETS 0.20g
  • HOPの量は30mと40mで調度良い感じになるように調整(35m辺りで少し浮く程度のHOP)

という訳でこんな感じの結果になりました。

「おや?妙に散るぞ?」というのが率直な感想。
基本的にはまとまって真っ直ぐ飛んで行くのですが、まれにフライヤーらしい弾が混ざっています。
また、これもまれにHOPの掛かりが悪い弾も混ざっている印象です。

最初、銃がブレちゃったかな?と思って何度か撮り直したりしていたのですが、結果は変わらずでした。

アキュラシーバイオ 0.25gやAPSバイオ 0.29gではこのような事は一切起こらなかったので、0.20g固有の問題のような気がします。
また、この日はBLS PERFECT BB 0.2gSⅡS ボタニカルバイオ 0.20gのレビュー用動画も撮影しており、銃のコンディションは問題ないはずです。

重量測定の結果を見る限り、重量のバラつきは多少大きいものの、明らかなフライヤーになるほどの問題は無さそうなので、もしかしたら弾が真球ではないという可能性が高そうです。
もしくは気泡が中心以外の所に入っている弾が少なからずあったとかでしょうか。

総評

マルゼン新作バイオ弾は0.25g、0.29g共に非常に優秀だった事もあり、今回の結果は少し残念な感じです。
質感は0.25gと同じなので、同じような工程でこの0.20gも作られているのだと思うのですが、0.20gという軽量な弾を製造する工程で何か問題が起きてしまったのかもしれません。


アキュラシー バイオ BB弾 0.2g (2000発入)Amazonで購入する