BLSバイオ、S2Sボタニカルバイオ、マルゼン アキュラシーバイオ、東京マルイ、EagleForceの0.20g弾の集弾性を比較
記事作成日:2015年9月3日
0.20g バイオBB弾の比較テストを行ってみました。
比較する弾は以前、九龍商店街区さんからサンプル品として頂いた新作バイオBB弾、「BLS PERFECT BB 0.2g」とS2Sの新作バイオBB弾、ボタニカルバイオ 0.2g、マルゼンの新作バイオBB弾 アキュラシーバイオ 0.2g、後は無難な所で東京マルイとイーグルフォースです。
※マルゼン アキュラシーバイオ 0.25gの袋(オレンジ色の袋)にはS2Sボタニカルバイオ 0.2gが入っています。
という訳で、これらの弾を比較していきます。
今回もまたヤネックスのシューティングレンジをお借りしました。
ちなみに、この日は平日定例会だったのですが、あいにくの雨模様で誰一人参加者が来ませんでした。(雨が弱まった昼頃に2人来ましたが、定例会は中止でした)
自分は元々シューティングレンジで弾のレビューをする目的だったので人が居ないのは非常にありがたかったです。
雨が振っていると雨粒にBB弾が弾かれてまともな動画が撮れないので、雨が止んだタイミングで一気に撮影しました。
なので、全ての動画がリテイク無しの一発撮りです・・・。
使用した銃は相変わらずの性能を叩き出しているASG CZ EVO3A1です。
この検証の為に0.20g仕様でレティクルのゼロインを行いました。(30mで合わせています)
2万発程撃ったので全分解して各パーツの摩耗具合を確認したのですが、何の異常も見られなかったので、チャンバー周りやAOE等ちょっと気になっていた細かい所を調整しています。
ターゲットは30m先の等身大マネキンです。
基本的に腹部を狙っています。
BLS PERFECT BB 0.2g
前回も同様の環境で計測しましたが、相変わらずよくまとまります。
この製品がいくら位で販売されるのかは分かりませんが、買いだと思います。
S2S ボタニカルバイオBB 0.2g
こちらも以前レビューしている弾になります。
正直な話、BLSよりも高い集弾性を持っていると思います。
というか、0.20gのバイオBB弾の中では一番の集弾性かもしれません・・・。
もう既に店頭販売も開始されているので、0.20g弾を使う方は買いだと思います。
これがロットを重ねる度に悪くならなければ良いのですが・・・。
マルゼン アキュラシーバイオ 0.2g
0.20g、0.25g、0.29gとラインナップのあるマルゼンの新作バイオBB弾ですが、以前レビューした通り、正直0.20gは非常に残念な結果なんですよね・・・。
重量のバラつきも激しいですし、結構散ります。
銃との相性の可能性も考慮して別の銃で試したりもしましたが、10発中に2~3発はフライヤーでした。
0.25gや0.29gは非常に良い精度なのにちょっと残念です。
東京マルイ ベアリングバイオBB 0.2g
誰もが知っているであろうろう東京マルイ製 ベアリングバイオBB弾。
非常に無難なBB弾です。
発売開始からかなり時間が経っているので、相当なロットを重ねているはずですが精度は安定しています。
ロットによるバラつきも少ないと思われるので安心して購入できるバイオBB弾だと思いますが、上記で紹介しているBLS弾やS2S アキュラシーバイオ弾と比較すると集弾性は悪いです。
EagleForce BIO BULLET 0.2g
BBボトルに入った安価なバイオBB弾で定評のあるEagleForceのバイオBB弾です。
EagleForceの特徴としては弾の直径が若干大きく、銃によっては給弾不良やノズルの閉鎖不良等が発生しやすいのですが、精度は悪くはないです。
また、ワックスが熱で溶けやすいので夏場にマガジンに糾弾したまま放置すると大変な事になります・・・。
性能自体は東京マルイ ベアリングバイオBB 0.2gとタメを張れるレベルだと思います。
という訳で、比較レビューはこんな感じ。
ランクを付けるなら、
S2S > BLS > 東京マルイ = EagleForce > マルゼン
といった具合でしょうか。
S2Sの新作バイオBB弾、ボタニカルバイオはかなりお勧めだと思います。
逆にマルゼンはブランド価値があるだけあってこの精度は非常に残念です・・・。
というか、S2Sってこんな良い弾作れるようになったんだねぇ・・・。
今までS2Sのイメージとしては安かろう悪かろうだったのですが。