AA-12の内部調整、カスタマイズ【第3章 バレル・チャンバー】 | エボログ

AA-12の内部調整、カスタマイズ【第3章 バレル・チャンバー】

エアーガンの弾を正確かつ遠くに飛ばすために一番重要なバレルとチャンバー。
AA-12の場合、駆動系や吸気系(ピストンやノズル、ギアなど)がほぼ専用品でほとんど手を加える事が出来ないので、飛距離や精度を稼ぐにはバレルやチャンバーをなんとかするしか無さそうです。
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というわけで、AA-12内部調整ネタの第3章はバレルとチャンバーの組み立ておよび加工をやっていきます。

AA-12のバレル・チャンバーは分解するとこのような形になっています。
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AA-12のインナーバレル

インナーバレルはアルミ製で長さ300mm。
従来型の電動ガンと完全に互換があるので、特に加工無しで社外パーツに交換する事が可能です。
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インナーバレルのHOP窓はこんな感じでこちらも従来型の電動ガンと大差はありません。
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インナーバレルは当初から交換しようと思っていたので、交換するのですが、同じバレルを3本も買う必要があるので、これだけで地味に出費が痛いです。
なので、WE製の6.03mmバレルを選択しました。
1本2400円と安価な価格の製品です。
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※ちょうどいい長さの在庫がなかったので、520mmとかいうクソ長いバレルを買う事に・・・

AA-12の構造上、バレル長を300mmから変更する事は困難なので、520mmのバレルを3本とも300mmに変更しました。
まあ、いつも通りパイプカッターを使ってバレルカットの後、テーパー加工を行っただけです。
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AA-12のチャンバー、HOPダイアル

インナーバレルは従来型の電動ガンと同じ設計なので、交換は容易なのですが、チャンバーやHOPダイアル周りはかなり特殊な構造になっています。
3発同時発射だけではなく、3つのHOPをそれぞれ個別に設定できるという変態的な設計のため、かなり複雑な機構かつピーキーな設定になっています。

まず、HOPダイアルならびにHOPアームが集約されたこちらのユニット。
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HOPダイアルは300度くらい回り、それがHOPアームに伝わってパッキンが押されるのですが、このHOPアームがなかなか特徴的な構造をしており、3つのユニットに分かれています。
まず、ダイアルに組み込まれているHOPアームが上下に動きます。その動きがL字型になっているHOPアームに伝わります。最後に、HOPパッキンを押すためのアームに伝わり、HOPパッキンが押し出されます。
※中央のバレルのみ、HOPアームとHOPパッキンの間にクッション材としてゴムチューブが挟まれています

HOPパッキンを押し出すためのアームの形状もかなり特殊(特に左右)で、このような形になっています。
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※中央のアームは分かりやすいようにUの字が見えるように配置しています。実際はこの向きではありません

左右のアームは弾を散らせる為に先端が斜めになっています。
このため、HOPの回転が斜めにかかり、20〜30m先で大きく散ります。

HOPアームが入る穴のサイズはかなりタイトで、3つとも3.3mmほどしかありません。
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これは東京マルイ電動ガンのHOPアームとHOPパッキンの間のクッション材として使われているゴムチューブがちょうど入るくらいのサイズになります。
そのため、いわゆる長かけタイプの押しゴムはまったく入りませんし、すこし大きさの小さいMS製カクチョコプッシュや、バトン面パッキンの押しゴムなども入りません。
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また、下手に穴を拡張してしまうと、HOPアームの可動にも影響してしまう可能性が高く、加工はかなり危険を伴うと思います。
さすがにこれを加工して取り返しのつかない事になるのは嫌なので、HOP窓のサイズはこのままで別の方法でHOPの安定化を図ろうと思います。

AA-12のHOP周りを弄ってみる

というわけで、HOP周りを弄っていきます。
既にテンプレ化してる気もしますが、まず左右HOPアームの凸を平らにしてやります。
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そして、瞬間接着剤+アルテコを使ってゴムチューブを真っ二つにしたやつを貼り付けます。
これで簡易2点掛けHOPが完成。
また、中央のHOPアームは、アーム自体をゴム片を切り出して作りました。こちらも2点掛けにしています。
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ちなみにゴム片を切り出して作ったアームはこのままだとふにゃにゃして、HOPのかかり具合が安定し無さそうだったので、L字型のHOPアームと接触する面に瞬間接着剤を塗り、アルテコで固めました。

続いて、HOPパッキンを加工します。
AA-12のHOPパッキンはぱっと見従来型電動ガンと同じような形状をしていますが、長さが若干短いです。
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まあ、材質や内部の設計は同じなので、切ってしまえばいいだけな気もしますが、今回はAA-12付属のHOPパッキンを加工する事にしました。
加工内容はいつも通りのスリックパッキン化です。
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おもてうらをひっくり返した状態で凸をカッターナイフで切っていきます。
長年このカッターナイフを使っていますが、最近切れ味がかなり悪くなってきています・・・。そろそろ交換かなぁ・・・。

スリック化ができたらあとは組み立てるだけ。
組み立て後、HOPの可動量や押し出し具合などを調整して最終的にこのようなHOPになりました。
HOPパッキンがUの字に押し出されているのが見えるかと思います。
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とりあえず、一旦はこのHOP形状で試してみて飛距離や精度を見てみようと思います。
しかし、3つのチャンバーを均等に調整するのまじでめんどくさいな・・・。

というわけで、バレル・チャンバーの調整・カスタム記事はこれにて終了。
次は電装系の調整記事を書いた後、総集編がてら最終的な初速や飛距離、命中精度などを紹介しようと思います。


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