エボログ

電動ガンのモーターメンテナンス用に、タミヤ コミュテーター クリーニングブラシ レイダウンタイプ(OP-487)を購入

記事作成日:2016年5月18日

どんなモーターでもそうですが、使っているとブラシが削れていきその削りかすなどが原因でブラシとコミュテーターが接触不良を起こす事があります。
接触不良が原因によるスパークが発生し、コミュテーターが傷ついたりする事もあり、定期的なメンテナンス(クリーニング)が必要です。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
↑こんな感じで使ってるとコミュテーターやエンドベルが真っ黒になってきます。

そんなモーターのメンテナンスをするときにあると便利なのが「接点復活剤」なのですが、それと併用して使うと尚良いのが今回購入した「クリーニングブラシ」です。
「接点復活剤」はコミュテーターの汚れを落として、表面に膜を張る事で通電効率を上げる物ですが、このクリーニングブラシは傷ついたコミュテーターをある程度修復する事が可能です。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

尚、今回は電動ガンのモーター用に購入したので、レイダウンタイプ(横に広いタイプ)を購入しました。
ちなみに、電動ガン用でもLONEX A2やSYSTEMA PTW用モーター等はスタンドアップタイプと呼ばれるブラシ形状です。

クリーニングブラシは一見、通常のブラシとなんら変わりありませんが、コミュテーターよりも硬度が高い材質の為、コミュテーターを研磨する事が可能です。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

クリーニングブラシの使い方は簡単で、モーターのブラシの片側をクリーニングブラシに交換するだけです。
両方共クリーニングブラシに交換すると抵抗が大きすぎて、正常にモーターが回らないですし、最悪の場合モーターが破損します。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ちなみに、ブラシケースに入れようとした所0.5mm程クリーニングブラシが大きくて入らなかったので削りました。
ヤスリを使えばサクサク削れます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

後は電源に繋いでモーターを無付加状態で回すだけです。
7.2Vの電圧で3分ほど回します。(連続で回しているとモーターが熱を持つので、途中で扇風機を当てました・・・。)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
↑こんな時にしか活躍しない安定化電源装置。でも、あると便利。

3分回してコミュテーターを確認したのですが、イマイチ綺麗になった感じがしなかったので追加でもう3分回してみました。
そうすると、元々コミュテーターの凸凹に真っ黒なブラシカスが溜まっていたコミュテーターが、蛍光灯の光を反射する程度には綺麗になっていました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

接点復活剤だけではここまで出来ないですからね・・・。
ただ、このクリーニングブラシは単純にコミュテーターを削って綺麗にしているだけなので、使い過ぎるとコミュテーターがどんどん細くなり、モーターが使い物にならなくなってしまいます。

クリーニングブラシの頻度はブラシ交換をするタイミングでついでにやる程度で良いかと思います。
それ以外は接点復活剤を使ったクリーニングをしていれば良いかなと。


OPパーツ コミュテータークリーニングブラシ (レイダウンタイプ) 53487Amazonで購入する