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フルオートが撃てない東京マルイ GBB MP7A1を修理しました

記事作成日:2016年5月21日

友人からフルオートが撃てない東京マルイのガスブローバック MP7A1を譲り受けました。
厳密には”フルオートが撃てない”訳じゃなくて、”セレクターレバーを下に押し下げながらじゃないとフルオートが撃てない”です。
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まあ、条件付きでフルオートは撃てる訳ですが、なんだか気持ち悪いのでまずはこちらを修理する事にしました、

とりあえず分解から。
東京マルイ MP7A1の分解はプラスドライバー2本(大小1本ずつ)でどうにかなります。

分解の敷居は高くはなく、順番通りにパーツを外していけばポンポン外れていきます。
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一応手順を軽く説明すると・・・

1.ストックを外し、ボルトを抜く
2.セレクターレバーをセーフの位置に
3.セレクターレバーのプラスネジを外す
4.セレクターレバーを外す
5.ボルトリリースレバーをのプラスネジを外す
6.ボルトリリースレバーを外す
7.トリガーピンを外す
8.トリガーを外す
9.本体を強く振る
10.シャーシやバレル等が落ちてくる

まあ、ざっくりこんな感じです。

続いて、シャーシの分解をしていきます。
こちらもネジを外すだけなのですが、1点注意があり、ハンマーを固定しているネジはの片側(左側)ははずさない方が良いです。
シャーシを真っ二つにする時に、ハンマーのスプリング等が吹っ飛んでしまう可能性があります。
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シャーシには、チャンバーとハンマーが取り付けられています。
チャンバーやバレルにアクセスする為にここまで分解しないといけないのはちょっと面倒ですね・・・。

サクッとHOPパッキンやインナーバレルを交換する事は出来ません。

という訳で、フルオートが撃てない現象について究明していきます。
最初から何かしらのパーツが消耗しているか、すり合わせが悪くなっているのだと思っているので、各パーツの消耗具合や汚れなどを確認していきました。

ただ、驚くことにそれらしい消耗は見当たらず、グリスもちゃんと残っていましたし変な擦り傷も無くかなり綺麗な状態でした。
それなりに前のオーナー(友人)使ってたはずなんだけどなぁ・・・。

で、あれこれ調べて行ったらどうやらセレクターをフルオートにした時、トリガーバーがハンマーのラッチを押せてないような挙動をしていたので、そこを重点的に見ていきました。
そして、問題のパーツを見つけました。

それがこのセレクターレバーの基部です。
比較的、綺麗な状態なのですが、このパーツが適切にトリガーバーを押し下げておらず、不具合を起こしていたようです。
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という訳で、加工します。
まず、突起を少し削って平らにします。
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そこに瞬間接着剤を盛って、アルテコを使って固めます。
瞬間接着剤は接着をするためではなく、盛るためにも使う事が出来ます。
私はより強固に固めるためと、固める速度を高めるためにアルテコを使っています。
もちろん、負荷の掛からない箇所に限ってですが・・・。
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ちなみに、接着剤が固まりかけてる、少し柔らかくなっている状態でデザインナイフを使って整形してやると楽です。

こうする事で、トリガーバーがちゃんと押し下がり、ハンマーのラッチを押してくれるようになりました。
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まあ、単純にトリガーバーの押し下げ量が足りてなかったって問題ですね。

とりあえず、これで問題なくセミオートもフルオートも使えるようになりました。


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