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東京マルイ ガスブローバック MP7A1のHOPをフラットホップにしてみる

記事作成日:2016年5月23日

最近、フラットホップを採用する事が増えてきています。
フラットホップは正直色んなHOP形状を試しましたが一番作るのが楽で、失敗も少ないので最近好んで使っています。

ちなみに、一手間かけたい場合は2点がけにしています。
こちらの方が精度が出るので・・・。

という訳で、先日フルオートが撃てない問題を直した東京マルイ製のMP7A1をフラットホップにしてみました。

まずは、チャンバーパッキンを見ていきます。
かなり使われた感じがあり、がっつりパッキンが凹んでますね・・・。
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まあ、前のオーナー(友人)は0.25gとか重量弾をメインで使っていたのでかなりHOPの突出量を増やしていたのだと思われます。
これくらいの凹みなら特に問題はないので今回はパッキン交換はせずこのまま加工していこうと思います。

ちなみに、MP7のチャンバーパッキンは東京マルイのガスハンドガンやボルトアクションライフルと同じ形状の物なので、純正パーツも社外製パーツも手軽に入手する事が出来るので良いですね。

ただ、インナーバレルは少し特徴的で、HOP窓の形状が異なります。
一番上がGBB MP7、次がガスハンドガン、その次が電動MP7、一番下が電動ガン用(ORGA製)のインナーバレルになります。
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具体的にどう違うのかと言うと、HOP窓の切り欠きがMP7は滑らかな曲線なのに対し、ガスハンドガンは直角になっています。
また、切り欠きの深さもMP7用の方が深いですね。
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正直、この程度の差なら、ガスハンドガン用のインナーバレルを加工することでMP7にも組み込む事が出来そうな気もしますが、とりあえず今回は純正バレルのままにしておきます。

という訳で、フラットホップ化の加工をしていきます。
まず、チャンバーパッキンの内側に付いている突起をルーターで削っていきます。
電動ガン用のパッキンのスリック加工とは違い、この削った部分がそのままBB弾と触れる面になってしまうので、慎重に、綺麗に削っていきます。
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続いてHOPアームを作っていきます。
マルイのMP7に付いているHOPアームはアーム部分とチャンバーパッキンを押す部分の2つのパーツに分かれており、チャンバーパッキンを押す部分は2点掛けのような形になっています。
この部分に三日月状に切ったゴムチューブを貼り付け、そのまま面で押せるようにしてしまいます。
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続いて、アーム部分も弄っていきます。
アーム部分には何故かゴムシートが接着剤で付いていたので、こちらを一部だけ剥ぎ取りました。(これ、マルイ純正でこうなのかな?それとも、前のオーナー(友人)が貼ったのかな・・・?)
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後は組むだけ。
とりあえず、0.20gで初速は64m/s〜78m/sといった感じ。
HOPを最大にすると64m/sまで下がりますが、普通に使う程度の突出量だと70m/s~75m/s程度になりそうです。
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初速のブレも許容範囲内で収まり、動作も快調なので、後は外で撃ってみて飛び具合を見るだけです。
パッキンがちゃんと面で押せてたら真っ直ぐ飛ぶはず・・・。


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