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斬新なシステムを搭載。OPTION NO.1 MAPLE LEAF Crazy Jet インナーバレルを買ってみた(Glock34カスタム)

記事作成日:2016年8月9日

少し前からヤフオク等で見かけるようになり、ついに国内の店舗にも並び始めたMAPLE LEAFのインナーバレル、「OPTION NO.1 MAPLE LEAF Crazy Jet Aerodynamic Inner Barrel 113mm For M1911A1,Hi-CAPA 5.1」を買ってみました。

そういえば、「MAPLE LEAF」ってOPTION NO.1のガスガン向けカスタムパーツのブランド名って事で良いのかな?

製品名の通り、いわゆる「ガバ用」ですが、Glock 34で使うにはちょど良い長さなので、こちらの長さを選択。
Glock 17用とかだと短いですからね・・・。
ちなみに、内径は6.04mmだそうな。
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という訳で、こんな感じのインナーバレルです。
MAPLE LEAFの刻印はレーザー刻印でしょうか。若干エンボスが掛かっています。
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何より特徴的なのが、このインナーバレルの先端。
このように内側と外側の2重構造になっています。
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通常のインナーバレルだと、放出されたガスは銃口から四方八方に放出されて終わりですが、このMAPLE LEAF Crazy Jet インナーバレルだとこの隙間をガスが流れ、空気の壁を作り、初速の低下を防ぐそうです。(Cover Jet System(CJS)と呼ぶらしい)
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また、チャンバー側も結構特殊な構造をしています。
見ての通り、やたらと切り欠けが多いです。
一体何用なんだろう・・・。
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あと、ほんの数ミリ程度ですが、HOP窓の長さも純正に比べると長めに作られています。
恐らく、同社製のHOPパッキン(HOPの凸部分がかなり長い)で使えるようにする為の物だと思われますが・・・。
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という訳で、こちらのインナーバレルをGlock 34に組み込みます。
ちなみに、バレル長にはこんな感じの変化があります。

上から順にGlock 17用 参式滑空(今つかってる物)、Glock 34純正、今回買ったMAPLE LEAF Crazy Jet インナーバレル
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元々の初速はこんな感じ。
使用している弾は0.20g、室温は29度ほどで、マガジンは特に温めていません。
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まず、Glock 34からバレル〜チャンバー一式を取り外し分解。
バレルのみ交換します。
ちなみに、HOPパッキンはファイアフライのうましか辛口、HOPアームは純正、HOPダイアルはMAPLE LEAFです。
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HOPの位置もそのままで、HOPの突起はこんな感じ。
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組み上がったGlock 34のマズルはこんな感じ。
割りと丁度いい長さだと思います。
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初速はこんな感じで約4m/s上がりました。
これが「Cover Jet System」の影響なのか、バレル長が伸びた影響なのかはちょっと分かりませんが・・・。
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とりあえず初速は十分ですし、動作にも問題は無さそうなので、後は外で撃ってみてどのような影響が出るのかを見るだけです。


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