
流速ポンのチャンバーがおかしな事になったので、見てみる事にしました。ついでにモーターもメンテナンス。
記事作成日:2016年10月19日
先日のサバゲーで流速ポンが弾づまりを起こし、そしてチャンバーがおかしな事になりました。
ORGA フラットHOPを加工した2点掛けパッキン(厳密にはメイプルリーフのガスブロ用パッキンのような、手前が広くて奥が狭い、ハの字型の凸)を入れているのですが、やたらと左側にずれて、異常に突出しています。
チャンバーがおかしな事になったのが原因で弾づまりを起こしたのか、弾づまりが起きた為にチャンバーがおかしな事になったのかは分かりませんが、とりあえずチャンバーをバラして見てみる事にしたのですが、結果、単純にパッキンが変な形に変形してしまっていただけで壊れている訳では無さそうでした。
もう一度パッキンを正しい形に戻して終了。
ただ、またこういう事が起きるのも嫌なので、念のため瞬間接着剤でHOPアジャスターとHOPパッキンを接着しておきました。
まあ、純正パッキンの回転防止と同じような感じです。
ついでに私の流速ポンにはORGAのHigh Gradeモーターブラシを入れているのですが、このブラシもそろそろ交換時期かな?と思ってブラシを見てみたのですが、全然まだ使える状態でした。
左が流速ポンで使ってたブラシ、右が新品。
コミュテーターも全然綺麗ですね。
すこしブラシカスが溜まり、焦げていたのでいつも通りエレクトロニッククリーナーで掃除をし、最後にコミュテーターに接点復活剤を塗布してメンテナンス終了。
ちなみに、コミュテーターに接点復活剤を塗布した後はブラシを慣らすような感じで3V位の電圧で回した方がいいです。
いきなり11.1Vで回すとコミュテーターが焦げます。
ブラシスプリングのテンションを上げる事にしました。
まだまだブラシの長さは十分あると言っても、少し減っていますからね…。
あと、何度かゲームで使ってみて少しピニオン位置が気になったのでそれも調整しました。
まあ、これは今まで何回もやっている事ですね。
適切なピニオン位置をひたすら探るという地味な作業を行います。
よく「トレポンはギアノイズが煩い」と言っている人を見かけますが、そんなものは調整次第でどうにでもなります。
正直、静かなトレポンはマルイ系の通常電動ガン以上に静かに動きます。
流石に消音特化のカスタムが施されている通常電動ガンには敵いませんが…。
とりあえず、こんな具合になりました。
ギアの停止位置もいい感じです。
ピストンを取り付けて動かすとこんな感じです。
流石にカメラのマイクなので、ノイズを結構拾っちゃっていますが、実際に撃ってみるともっと静かですし、BB弾を入れていないのでピストンの打撃音が出ていますが、BB弾を入れるとこの打撃音もほとんど聞こえなくなるので、かなり静かな動作音になっていると思います。
今まで色々調整してきましたが、多分一番静かなセッティングになったと思います。