東京マルイ Glock34でAPS ドラゴンフライ用CO2マガジンが使えるように調整しました
記事作成日:2016年11月1日
冬場のサイドアームは基本的にCO2ハンドガンなのですが、頼りにしていたマルシン EXB2 FN57が先日壊れてしまい、現在マルシン工場で修理中です。
FN57の修理が終わるまでの間は、APS ドラゴンフライ(中身はほぼWE Glock17)を使おうかと思っていたのですが、最近はメタルスライドの銃を使う事を自主規制している人たちとの交流も増えてきたので、夏場よく使っていた東京マルイ Glock34を調整して、CO2マガジンを使えるようにしてみました。
という訳で、ドラゴンフライ(中身はほぼWE)とGlock34です。
Glock34にそのまんんまCO2マガジンを挿して使ってしまうと、”誤差の範囲”を大幅に超えた、えげつない数値が出てしまうので、調整します。
調整と言っても、そんなに難しい事はしません。
ドラゴンフライに付いてくるこの半透明のシリンダーノズルに交換するだけです。
正確には、ピストンバルブを交換すれば良いのですが、取り外すのが面倒なのでシリンダーノズルごと交換してしまいます。
APSドラゴンフライ用のシリンダーノズルを東京マルイGlock34のハウジングに取り付けて終了。
Glock34自体のセッティングにもよりますが、基本的にこれだけで初速が85m/s前後まで落ちます。
バトンで販売されている国内用に調整されたというAPS ドラゴンフライ BSPは、このピストンバルブによってガスの流量を調整しているようで、この方法で初速を大幅に下げる事が出来るのです。
あと、組み直す時にWEのリコイルスプリングを取り付けました。
東京マルイ純正だと柔らかすぎますからね…。
使うAPSドラゴンフライ用マガジンはガスの放出量が比較的安定している新ロットの方。(とは言っても±5m/s程度のバラ付きがありますが…)
ちなみに、うちには旧ロット1本と新ロット2本のマガジンがあります。
マガジンバンパーが大きいので、こんな感じでバンパーが飛び出します。
初速は86m/s程度。
カートリッジを入れた直後は92m/sまで上がりますが、頃く使っていると85m/s前後まで下がります。
という訳で、とりあずこれで東京マルイのGlock34をCO2マガジンで運用する事が出来るようになりました。
が・・・!!!
先日、サバゲーレポートで書いた通り、予期せぬ箇所が壊れました…。
スライドが割れるのは覚悟していましたが、まさかアウターバレルが割れるとは…。
とりあえず、Glockの樹脂スライドは、普通のフロンガス(HFC134A/HFC152A)で使っていても割れてしまう事があるので、CO2なんかで使ってたら尚更すぐに壊れてしまうでしょう。
壊れない為の対策を考えていかねば…。