PPS 排莢式ガスショットガン M870 Tacticalを買いました。
記事作成日:2016年12月31日
今年最後のお買い物は、PSS製の排莢式ガスショットガン、M870 Tacticalでした。
JPバージョンなので、日本語マニュアル付き(とは言っても、エアーソフトガンを使う上での注意事項が日本語で書かれているだけで、操作方法等は日本語訳されていません)
付属のシェルは2本です。
今回はアルミシェル(紫色のやつ)を2個、一緒に買ってみました。
このレビュー記事では純正の樹脂シェルとアルミシェルの比較もやっていこうと思います。
まず、M870 Tacticalの外装から。
マズルやポンプハンドルはこんな感じ。
バレルは少し短めです。
レシーバーはこんな感じ。
殆どのパーツが金属(アルミやスチール)で作られているので、かなりガッチリしています。
また、上部には20mmレイルも付いており、各種光学機器を搭載する事が出来るようになっています。
ポンプハンドルを引くとこんな感じでインジェクションポートがフルオープンします。
排莢式のショットガンのいいところはこれですよね。最高です。
グリップやストックはこんな感じ。
グリップは実銃互換(GBB互換)のARグリップ、ストックはブッシュマスターっぽいARストックが付いています。
バッファーチューブは4ポジションタイプ。
ちなみに、バッファーチューブは実物やGBB、PTW系と互換があります。
続いてシェルを見ていきます。
PPS M870はシェル内にガスを充填する、蓄圧式シェルを採用している物なので、シェルにガスの注入バルブがあります。
ちなみに、タナカ製の蓄圧シェルと互換があります。
樹脂シェルとアルミシェルの大きな仕様の違いはこの注入バルブの位置ですね。
樹脂シェルはプライバー部分に注入バルブがあるのに対し、アルミシェルは側面に注入バルブがあります。
また、シェルの重量もかなり異なります。
これは手にとって見ると一発で分かるのですが、全然違います。
ちなみに、ガスを充填すると樹脂シェルは26gになりました。
プラス3gですね。
尚、注入バルブは海外仕様の為か、音がしないのでガスがどれ位入ったのか分かりません。
とりあえず10秒ほど注入し、計測しています。
「アルミシェルの方が容量少ないじゃん?」と思いがちですが、少しこれについては説明が必要かもしれません。
まず、樹脂シェルは1回の充填で10〜14回の発射が可能です。
一方、アルミシェルの方は1回の充填で1回しか使えません。
この仕様の差は初速にも大きな影響を及ぼしておりまして…。
樹脂シェルには3発の弾を入れる事が出来るので、3発込めて測ったらこんな感じのとっても優しい初速になりました。
ヒートガンで軽く温めたらこんな感じ。
これでもかなり優しい初速…。
続いて、アルミシェル。
こちらのシェルには最大6発入れる事が出来るのですが、樹脂シェルと状況を揃える為に3発だけ入れて測りました。
結果、ちょっと高めの数値に。これくらい初速が出ていればサバゲーでも使えそうです。
ただ、アルミシェルは色々と問題も多くてですね…。
まず、給弾不良や排莢不良が多発します。
動画撮ってて悲しくなってきました。
排莢イイゾー(Take1) pic.twitter.com/WaTAijqPQF
— 橋田 優一@ガスブロ楽しい (@Evolutor_web) 2016年12月29日
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排莢イイゾー(Take3) pic.twitter.com/bjmljx9J5I
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樹脂シェルだけで動かしたらスムーズに給弾、排莢してくれました。
恐らく、アルミシェルは重すぎるのだと思います。
また、私が購入したアルミシェルのうち1方はチャンバーの内径に大してかなりタイトな作りになっている為、チャンバーに詰まってしまうという問題もありました。
排莢イイゾー(Take4)
8割がたアルミカートの問題だったので、純正の樹脂カートのみで動かした。
でも、やっぱり俺は排莢式ショットガンに運が無いらしい。 pic.twitter.com/ENvjpgQazu— 橋田 優一@ガスブロ楽しい (@Evolutor_web) 2016年12月29日
とは言っても、樹脂シエルだけ使ってても割とよくジャムるんですがね…。
一旦内部をバラしてグリスアップやすり合わせ調整すれば動作良くなるんでしょうかね…。
とりあえず、排莢式という楽しみの為だけに買ったような銃なので、排莢だけはスムーズに出来るように調整したいなと思います。