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GUARDER製 ハイトルクモーターのメンテナンスついでに、ブラシをレイダウンからスタンドアップに交換しました

記事作成日:2017年2月8日

ASCUを組み込んだE&L M4で使っているGURDER製のハイトルクモーターですが、そろそろブラシカスの掃除とブラシ交換をやった方が良さそうな時期になってきたのでメンテナンスをする事にしました。
このモーター、割とコストパフォーマンが良く、ピニオンの形状もマルイ系ベベルと相性が良いのでお気に入りです。

まず、モーターのエンドベルを取り外す為にモーター側面のネジを外します。
全部でネジは4本あり、うち2本はラベルの裏側にあります。

ネジを外すとエンドベルが抜けます。
結構硬いので頑張って抜きます(エンドベルは樹脂なので壊さないように注意)

エアダスターでブラシカスを取り除いた状態。
コミュテーターはちょっと焦げ付いているようでした。

エレクトロニッククリーナーとウエスを使ってエアダスターでは取れなかったブラシカスや、焦げ付きを削り落としていきます。

続いて、接点復活スプレーを少量塗布しておきます。

とりあえず、これでコミュテーターの掃除は終了。

いつもはここまでなのですが、今回はついでにブラシホルダーをスタンドアップタイプに交換する事にしました。
一般的な電動ガン用のモーターはレイダウンという横に広いブラシホルダーとブラシを使うのですが、トレポンやRC系のモーターはスタンドアップという縦に長いブラシホルダーとブラシを使います。
GUARDERのハイトルクモーターのブラシもレイダウンです。

レイダウンとスタンドアップの違いはRC系のブログを見ると詳しく書かれていますが、私個人は「レイダウンは高回転、スタンドアップは高トルク」という認識です。
ハイサイ系はレイダウンの方が良いですが、トルクが欲しい時はスタンドアップの方が優れているという認識です。

ASCUを組み込んだE&L M4に必要なのはサイクルではなくトルクなので、スタンドアップに変える事にした訳です。
後は、トレポン用のブラシと共用出来るようにしたかったんですよね。

まず、ブラシホルダーを外します。
最初ブラシホルダーの外し方がよく分からずマイナスのネジ頭を作ってぐるぐる回したりしてたのですが…

どうやら単なる圧入だったようです。
ピンポンチを使って叩いたら出てきました。

エンドベルにブラシホルダーの位置を決める為の突起が付いているので、これを削ります。
こんな突起、普通のモーターには無いんですがね…。

後はブラシホルダーを家に転がってたスタンドアップの物に交換するだけです。

これでブラシホルダーの交換作業は完了。
ブラシホルダー自体はRC系パーツを取り扱っているお店で単品販売されているので、余りが無い場合はそこら辺で買ってくれば良いと思います。

最後にエンドベルをモーターに取り付け、スタンドアップのブラシを取り付けて完成です。
ちなみに、取り付けたブラシは元々トレポン用に購入した5×4サイズの物です。

取り付けたばかりのブラシはコミュテーターとの当たりがきっちり出ていないので、まずはブラシを慣らします。
安定化電源に繋いで3Vの電圧をかけたまま放置します。(モーターを冷却する為にサキュレーターで風を当て続けてます)

頃く放置すると徐々にアンペアが下がってくるので、アンペアの低下が落ち着いたら終了です。
まあ、そんなのいちいち見てるのも面倒くさいので、通常のブラシなら5〜10分程度、シルバーブラシなら10〜15分程度回し続ければ良いかなと思っています。

とりあえず、これにてGUARDERハイトルクモーターのメンテナンスとブラシ交換は終了です。


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