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CELSIUS製 PTW用インナーバレル、「Sniper Grade Reformation Barrel II」を買ってみた

記事作成日:2017年10月11日

CELSIUSの非常にユニークな形状をしたPTW用のインナーバレル、「Sniper Grade Reformation Barrel II」を買ってみました。
内径6.00mmという、非常にタイトなインナーバレルになります。

内容物はインナーバレルと専用のチャンバーパッキンベースです。

こちらのインナーバレルの特徴は何と言ってもこのマズル付近に付いている3本のスリットでしょう。
この通り、マズル側の周囲が1段低くなっており、そこに3本の切れ込みが入っています。

このスリットは放出されたエアーの乱流を抑える、いわゆる「整流効果」を生む為に付けられている物で、実際の整流効果はこちらの動画を見て頂けるとよく分かると思います。

また、このバレルにはもう1つ特徴があり、付属のパッキンベースにはこの通り、内側に段差(窪み)が付いています。
左がSYSTEMA純正、右がCELSIUS製になります。

※SYSTEMA純正にはパッキンが付いている為、高さが違うように見えます。

この窪みインナーバレルのHOP窓の部分をはめ込む事で、上下左右のガタツキを抑えるような構造になっています。
言われてみればSYSTEMAのバレルって実質バレル上部のバレルロックキーでしか固定されていませんからね…。

ちなみに、バレルロックキーがはまる溝は結構雑な作りで、割とバリがあります。
SYSTEMA純正やFCCのバレルロックキーを入れようとした所、途中で引っかかってしまったのでバレルロックキー側を少し削って入れました。(バレルはスチールなので削りにくいです…)

HOPアジャスター周りを組んでいきます。
アジャスタークッションはでりほっぷ付属のシリコンチューブ(細い奴)を横入れにし、HOPパッキンはMAGです。

例のごとく、ここのOリングは2重にします。
まあ、2個入れる事に関して特に深い理由は無いんですがね…。

チャンバーはSYSTEMA純正を使います。
とりあえず、こんな感じになりました。

こちらのインナーバレルはSTWに組むことにしたのですが、このままだとDYTAC製 10.5インチ アルミバレルの内径と合っておらず、ガタつきが酷かったのでアルミテープを巻いて調整しました。
DYTACのアウターバレルって、本当内径広いですよね…。

組み込むと、丁度インナーバレルのスリット部分がアウターバレルから飛び出たような形になりました。

初速は94m/s程度。
元々SYSTEMA純正のインナーバレルを入れていた時と大差ありませんね…。
6.00mmにする事によって初速が上がるのではないか?と思っていたのですが、意外と変化が無かったです。

先日のサバイバルゲームで持っていって使ってみたのですが、もしかしたら我が家のエアソフトガンの中で、このA&K STWが一番40mの命中精度が高いかもしれません…。
弾の伸び具合も非常によく、HOPの浮き上がりを抑えつつ綺麗に40m先のターゲットに着弾させる事が出来ました。

とりあえず、非常に良い出来栄えになったので暫くこのまま使っていこうと思います。