S&T PRECISION ABS BB弾 0.20gを買ってみたのでレビューします(精密とは一体…)
記事作成日:2017年11月1日
予想通りのあまりに凄い結果だったので、事前にTwitterの方に投稿してみた所、予想以上の反響があって驚いてます…。
というわけで、S&T製の樹脂弾、PRESISION ABS BB弾を買ってみました。
S&T PRECISION BBs ABS弾 0.20g 5000発 STBB020KG
尚、バイオBB弾の方は2年位前に買って、
- 何故か色の違うBB弾が混じっている
- かなりモンスターボール(パーティングラインが浮き出てる弾)が混じっている
- 給弾不良が割りと多い(個体差が激しい)
- 30mからのバラつきが激しい
とまあ中々の結果で終わり、「値段相応だな〜(当時、0.25gで4000発+2000発で1700円)」という印象でした。
いつの間にか樹脂弾も発売されていたので、丁度動作テスト用のBB弾を切らしているので買ってみる事にしました。
とりあえず、まずはいつもの重量測定から。
適当に弾をつまんで測りに掛けていきます。
普段は10発程度で終わるのですが、今回は途中で「あれ?」となったので20発測りました。
- 0.202g
- 0.203g
- 0.204g
- 0.207g
- 0.209g
- 0.204g
- 0.208g
- 0.213g
- 0.214g
- 0.202g
- 0.208g
- 0.205g
- 0.210g
- 0.214g
- 0.206g
- 0.202g
- 0.208g
- 0.203g
- 0.201g
- 0.209g
平均:0.207g
最大:0.214g
最低:0.201g
誤差:0.013g
8発目でいきなり0.213gというかなり重い弾が出てきて「あれ?」となりました。
引き続いて測ってみるとやはり一定量重い弾が計測されました。
結果、誤差は0.013gと、久しぶりに0.01g超えの誤差を記録しました。
続いて、弾の大きさを測っていきます。
いつも通りKSC製のBBゲージを使ってみたのですが、なんと5.98mmの穴が全く通過しないという状態に…。
1袋全部試した訳ではありませんが、適当に流し込んだ36発全弾通過しないとなると、相当だと思います…。
パッケージに書かれている5.95mm±0.01mmという表記は一体…。
確かに、5.95mm±0.01mmという表記が書かれていてもその範囲外の弾が含まれているBB弾も多いですが、このBBゲージを買って以来、5.98mmが1発も通らないBB弾には初めて遭遇しました。
「もしかして…」と思って、6.03mmのバレルに通してみた所、BB弾が詰まる個体が割りと見受けられました。
完全に詰まってしまう訳ではなく、つっついたり振動を与えると通過するので、恐らく6.03mmに近い直径のようです。
草も生えない…
6.03mmのバレルで詰まるって事は、6.03mmくらいの大きさがあるって事やん。 pic.twitter.com/HaI705J7HJ— エボログの中の人 (@Evolutor_web) 2017年10月30日
内径が6.05mmを下回る、タイトバレルの銃にこのBB弾を使うのはリスキーですね。
S&TのバイオBB弾の方もタイトバレルを組み込んだ銃で使うと弾づまりを起こしたりしてましたし…。
また、チャンバーやマガジンとの相性問題も起きやすいのでは無いか?と思います。
散々な結果でしたが、このBB弾は元々動作チェック用に買った弾なので、「とりあえず試してみよう」と、とりあえず流速ポンで試してみました。
流速ポンはチャンバーがSYSTEMA純正、HOPパッキンはでりほっぷ Gen2、インナーバレルはSYSTEMA純正という構成です。
S&Tの0.20g、中々にひどい結果だったけど、バレルがタイトじゃない銃の動作チェックくらいなら使えそう。
最初の5発はG&G、次の5発がS&T 。
銃は流速ポン。
もっと狂った結果になると思ってたけど、意外と普通。 pic.twitter.com/peX5LF7K95— エボログの中の人 (@Evolutor_web) 2017年10月31日
最初に撃ってる5発は今まで私が動作チェック用に使ってきたG&G製のABS弾、「P.S.B.B」です(5ヶ月位前に買った物)。
次に撃ってる5発が当記事でレビューしているS&T製のPRESISION ABS BB弾です。
動画撮影意外でも何十発か撃ってみましたが、初速のバラ付きもそこまで酷くなかったので、まあ良いかなと…。
何だか意外と普通に使えそうな感じでした。
という訳で、しばらく動作チェック用としてS&Tの樹脂弾を使ってみます。
何かトラブルが起きたらまた記事にしようと思います。