エボログ

『中華ボルト』ことWELL MB02を久しぶりにメンテナンス、微調整しました

記事作成日:2018年4月10日

東京マルイ VSR10コピーである、WELL MB02を弄っていきます。

ちなみにこの銃を購入したのは今から4年前で、結構サバゲーでも使っていました。
そして、2年程前からずっと友人に貸したままにしていたのですが、何となく、久しぶりに触りたくなってきたので返してもらいました。

かれこれ2年ぶりですし、長らくノーメンテで放置されていたので色々劣化しているだろうな〜と思いながら分解。

この超絶短いインナーバレルを見るのも久しぶりです…。

チャンバーパッキンは予想通り色々変形していました。
また、マジキチ流速チューンであるMB02の負荷に耐えられなかったのか、チャンバーパッキンの突起が破損していました。(パッキンはファイアフライ 辛口なまこ)

まあ、これは要交換ですね。

という具合に、色々なパーツの消耗具合を見ていきました。

とりあえず、致命的なダメージを受けていたのはチャンバーパッキン位で、後はグリスがドロドロだったり、切り粉が付着してたり、猫の毛が付着してたり(貸してた友人は猫を飼っている)してた位でした。
という訳で、これからちょっと弄っていきます。

まず、ボルト周りから。

ボルトのOリングが劣化して伸びまくっていたので交換します。
普通に組み直すのも何か面白くないので、今回はOリングギチギチの仕様にしてみました。
もちろんピストンの稼働を妨げる程詰めるのは駄目だと思いますが、ちょうどシリンダーの内径とOリングがぴったりのサイズだとどういう影響があるんだろう?と気になったのです。

左が純正のOリングなのですが、今回は右の2つのOリングを使います。

まず、ピストンヘッドに経の小さなOリングを入れ、その上から少し大きなOリングを被せてみました。

これでOリングの外径がシリンダーの内径とほぼ同じ大きさになりました。

続いて、これも特に理由は無いのですが、丁度手元にあった外径10mm、内径7mmの真鍮パイプがピストンスプリンガイドのスペーサーとして使えそうだったので、1cmに切って入れてみました。

購入して4年も経っているのでスプリングが短くなっている可能性もありますしね…(短くなっていたとしても、えげつない硬さである事には変わりないんですが)

とりあえず動作確認。
気密は問題無さそうです。

続いて、チャンバー周りを弄っていきます。
これは少し意図があり、仕様を大幅に変えました。

まず、チャンバーパッキンはGUARDER製のマルイ/KJ/WE用ホップアップパッキンを、インナーバレルはVFC製電動ガンに付属するものを使います。

VFC製電動ガンのインナーバレルってボルトアクション系のインナーバレルと互換がある設計になっているので、意外と汎用性高いんですよ…。

GUARDERのパッキンを選択した理由としては、非常に固いからです。
こういう仕様の銃は固いパッキンとの相性が良い気がするので、硬さだけで選びました。
HOPの突起は至って普通の形状をしています。

VFCのインナーバレルを110mmに短くしました。
元々入っていたインナーバレルが80mmなので、30mmも長くしています。

こういう仕様にした理由は後述します。

とりあえず、チャンバーパッキンとインナーバレルをチャンバーに組み込んでいきます。
インナーバレルが長くなったとは言え、まだまだ短いですねぇ…。

インナーバレルの先端はマズル先端とほぼツライチになりました。

ここに東京マルイ純正のサプレッサーアタッチメントを取り付けます。

アタッチメントの穴を8.5mmのドリルで拡張し、インナーバレルのガタツキを抑制します。
インナーバレルを110mmまで長くした理由はこれをやりたかったからです。

後はねじ込めばOK。

初速は最大で89m/s(90m/sは超えない仕様)、最低73m/sという感じになりました。

最近の安全マージンの取り方の方針に従い、初速は今までより控えめになっていますが、破裂音は健在。
超うるさいです…。

ちなみに、サプレッサー付けると結構静かになります。

オマケ ストック内部の錘が凄かった

経年劣化のためか、ストック内部の錘の接着が剥がれ、ガタガタ動いて鬱陶しかったので外す事にしました。
バットプレートを外すと、何やら白いテープで包まれた錘が出てきます。

明らかに持った感触が鉄じゃない…。
恐る恐るテープを剥がしてみると、なんと中身はコンクリートみたいな感じの物(砂を固めたような奴)でした。

何やこれ…と驚きつつゴミ箱にポイ。