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角度調節が可能なユニークなフォアグリップ、FAB Defense T-FL 7ポジションを買ってみた

記事作成日:2018年6月25日

FAB Defense T-FLを買ってみました。

20mmレイルに取り付けるタイプのバーティカルフォアグリップですが、角度調節をする機能が付いているのが特徴です。
「可倒式フォアグリップ」とも呼ばれるようです。

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※こちらは当記事で紹介している製品のクイックリリース対応バージョン(T-FL QR)

材質は樹脂製。
FAB Defenseらしい細かい凹凸が特徴的な製品で、これだけでも割と使いやすそうな印象。

反対側はこんな感じ。
青いインクみたいなのはネジロック剤だと思われます。

20mmレイルへの固定方法は左右からの締め込みです。

グリップ底部は蓋になっており、開けるとグリップ内部にCR123A等のバッテリーや小物を入れる事が出来るようになっている事が分かります。

グリップの角度を調節するには、グリップ根本のボタンを押し込みながら回します。

こうする事で、このように真っ直ぐの状態はもちろん、手前側に向けたり後ろ側に向けたりと、7段階の調節が可能になっています。
後ろ側に至っては完全に倒す事も可能です。

こんな感じで折り曲げれる角度の所には溝が掘られています。
この溝でガッチリロックされるので、使用している最中に角度が変わってしまったり、ガタついたりといった事は一切ありません。

逆に、このロックがしっかりしすぎているので角度調節はちょっと面倒です。
ボタンは固く、力を込めて押し込みながら、更に力を込めてグリップを曲げる必要があります。

もっとも、先述の通り一度角度を決めたらガタついたりズレたりしないので、安心して使えるのですが…。

King Arms MDT LSSに取り付けてみました。
こんな感じの角度だと、バーティカルフォアグリップではなくアングルフォアグリップとして使えますね。

実際の使い心地ですが、程よいフィンガーチャンネルの凹凸により握り込んだ時の安定感が高いです。
私はフィンガーチャンネルが苦手なのですが、これくらい浅いフィンガーチャンネルなら全然問題ないですね。むしろ使い勝手が良く感じます。

また、このグリップの角度を調節出来る機能のおかげで、収納時に折りたたんでおいたり、アングルフォアグリップのような使い方をしたり、更にはAK系やG3系のようなマガジンの着脱時に手前に傾ける必要がある銃とかだとこのT-FLを手前側(銃口側)に傾けて取り付けると、マガジンの脱着時にマガジンがフォアグリップにぶつかってしまうという問題を回避する事が出来ます。

ユニークな製品ですが、よく考えられている設計だと思います。


オマケで、FAB Defenseモリモリなガリルへの装着例だとこんな感じ。

※fab-defense.comより画像を拝借
 https://www.fab-defense.com/en/weapon-galil/id-1626/m4-folding-collapsible-buttstock-w-shock-absorber-for-galil-ar-sar.html

くそかっこいい。

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※こちらは当記事で紹介している製品のクイックリリース対応バージョン(T-FL QR)