FN社正式ライセンス ガスブローバックハンドガン Cybergun FN Five-seveN(FN57)を買ってみた | エボログ

FN社正式ライセンス ガスブローバックハンドガン Cybergun FN Five-seveN(FN57)を買ってみた

Cybergun製のガスブローバックハンドガン、『FN Five-seveN』を買ってみました。
こちらの製品はFN社からCybergunが正式ライセンスを受けて製造されているモデルで、フル刻印なのはもちろん、外装の細かな部分までとてもリアルに作られているのが特徴です。

前々からちょっと気にはなっていた製品なのですが、中々買うタイミングが無くて「まあ良いかな」とか思ってたんですが、先日の爆裂祭で7500円という値段で売られていたのを見かけたので衝動買い。
マガジンは別途普通に小売店で買いました。

内容物はFN社のシールと、銃本体のみです。
説明書とかは付属してきませんでした。

Cybergun FN57本体はこんな感じ。
グラスファイバー樹脂のような色ムラのあるマットなスライドとグリップが特徴です。

また、実銃がポリマー素材という事もあって、海外製ガスガンでは珍しいフル樹脂のガスガンです。

尚、元となったモデルはマルシンのFN57と同様に『FN57 Tactical』ではないかと思われます。
※東京マルイはFN57 USGベース

ただし、レバー類が黒色になっている事からFN57 MK2が出る前のモデルを参考にしているのだと思われます。
FN57 USGだと黒レバーの個体はあるようなのですが、FN57 Tacticalで黒色レバーの製品が実銃で存在するかは不明…。

細部を見ていきます。
まず、この製品の凄い所は何と言ってもここだと思います。
銃口を覗いてもインナーバレルが見えません。

一般的なエアーソフトガンとは違って、CybergunのFN57はインナーバレルとアウターバレルに分かれていないのです。

国内メーカーだと自主規制でこの辺りがやり辛いのだと思います。
ただ、最近はKSCやマルイも黒いインナーバレルを採用する事があったり、カスタムバレルで真っ黒のバレルも存在するのでもう最近はその辺り関係なくなってるのではないか…?と思われるのですが、その辺どうなんでしょうね…。

マズル側の下部には20mmレイルが付いています。

刻印周りはこんな感じで、スライド左側には「FN HERSTAL BELGIUM」、右側には「cal. 5,7×28」と刻印が入っています。
また、東京マルイやマルシンのFN57と異なり、テイクダウンレバーやセーフティレバー等が黒色になっています。

インジェクションポートには「FN7,7×28」と入っています。

トリガーはこんな感じで、こちらはダイカスト製です。

トリガーフィーリングは無負荷状態から少しトリガーを引くと何かに当たったような感触があり(写真右の位置)、そのまま引くとハンマーが倒れます。

かなり素直なトリガーフィーリングではあるものの、トリガーの位置がかなり前側なのに加えてグリップが大きいのでガクビキにならないようにするには少し練習が必要かもしれません。

スライドやグリップの後部はこんな感じになっています。
スライドストップも黒色ですね。ところで、写真右側赤矢印の長方形の穴って何に使う穴なんでしょう…。

グリップのチェッカリングはこんな感じ。
東京マルイ FN57のチェッカリングは大根おろし器のような鋭さで、素手で握ると食い込んで痛いんですが、Cybergunのチェッカリングは大人しめです。
グリップ手前にコブのような膨らみがあるのがユニークですね。

後ろから見るとこんな感じ。
スライド、グリップ共に少々パーティングラインが目立ちます。

フロントサイト、リアサイト共にホワイトドットが入っていますが、塗装が非常にいい加減なので剥がして塗り直したい…。

フロントサイトは固定ですが、リアサイトは上下左右に調整する事が出来ます。

サイトピクチャはこんな感じ。

ホールドオープン状態だとこんな感じになります。

インジェクションポートからローディングノズルが見えるのですが、物凄い太いです。
何だこの太さ…。

工具不要な所まで分解してみました。
引っかかり等は無く、分解はとてもスムーズに行えます。

スライド側とグリップ側のトリガー〜ハンマー周りはこんな感じ。
マルシン製とはもちろん、東京マルイ製品とも大きく異なる構造をしています。

尚、スライドは実銃と同様でインナーとアウターに分かれているのですが、共に樹脂でした。
私はてっきりインナーはメタルだと思ってたんですが、樹脂でした。

スライドストップが引っかかる場所も樹脂なので、ちょっとえぐれてました…。
長く使うなら補強しといた方が良さそうです。

ブリーチ周りはこんな感じ。
ピストンは割と大きめでノズルの稼働量もしっかりあるのでパフォーマンスは高そう。

HOPは可変HOPですが、形状的にイモネジ直押しタイプだと思われます。
突起は右の写真の通りです。

インナーバレルとアウターバレルに分かれていないという特殊構造に加えてHOPがこんな状態だと独自仕様である可能性が高そうですね…。
この辺りは追々分解して中身を確認してみようと思います。

純正マガジンの紹介と注入バルブの交換

マガジンはこのような形状をしています。
東京マルイ製と似ています(ベースの銃が同じなので似てるのは当然だが)が、互換はありません。

マルシン製品とも同様に互換はありません。

リップ・ガスルートパッキン、マガジンバンパー、放出バルブはそれぞれこんな感じ。

海外製ガスガンなので注入バルブは海外仕様(高圧ガス仕様)になっており、国内で主流なフロンガスの入りが非常に悪いです。
試しに数十秒チャージしてみましたが、1マガジン打ち切る事すら出来ませんでした。

というわけで、日本向けの注入バルブに交換します。
注入バルブはWE系と互換があるので、そこら辺で売っている既成品を買ってくるだけ。

今回買ってきたのは通常の注入バルブよりもかなり長いタイプです。
このタイプの注入バルブを使うとマガジンの容量は減ってしまいますが、気化室をしっかり確保出来るので割とオススメです。

尚、このバルブに交換した場合、空のマガジンだと379g、ガスを満タンにした状態で392gだったので、13gのガスが入るようです。

箱出し状態での初速とリコイル感について

というわけで、ガスを入れて動かしていきます。
ガスはHFC134A、弾は東京マルイ 0.20g 樹脂弾です。

まずは常温から。
初速は72m/s程度と悪くない数値。

続いて、マガジンを温めた状態で測った所、80m/sまで上がりました。
かなり温めたのですが、そこまで大きな初速UPにはなりませんでした。

動作はちょっともっさり気味。
リコイルはそこそこあるのですが、重いスライドがゆっくり動いている感じで、キビキビした動きではなく、どちらかというともっさり気味。

作動性やリコイルの強さはマルシン(CO2) > マルイ > Cybergunといった順番かと思われます。

ただ、ピストンの大きさを考えると、調整すればもうちょっと良くなるのではないか?とも思える作動性でした。

実際、動作させてるとたまにインジェクションポートから生ガスが吹き出る事があるので、何かしらロスが発生しているような気がします。

動作はともかく、とにかく外観のクオリティの高さは3社の中で一番良いと思います。
個人的に残念だったのはインナーシャーシが樹脂だという事位でしょうか…。