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BATON製 電動ハンドガン/コンパクト電動ガン用 LiPoバッテリーの白ラベルを買ってみた

記事作成日:2018年10月18日

BATON Airsoft製品の電動ハンドガン用 LiPoバッテリー、『7.4v 600mAh 50C-30C PSE LiPoバッテリー』を買ってみました。

BATON製の電動ハンドガン/コンパクト電動ガン用LiPoバッテリーにはラベルの色が黒い「リポE(通称:黒ラベル)」と、ラベルの色が白い「PSEリポ(通称:白ラベル)」の2種類のLiPoバッテリーが存在します。
黒ラベルの方は出力(Cレート)と容量(アンペア)が低いものの、安価である事が特徴で、白ラベルの方は出力と容量が高く、値段も高いといういわゆるハイエンドモデルになります。

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今回購入したのは白ラベルの方になります。
コネクタは一般的な電動ハンドガン用LiPoバッテリーと同様の、特殊な小型のコネクタが付いています。
電動ガン用のバッテリーとして一般的な、タミヤミニコネクタとは異なるのでそこは注意が必要です。

ET1の電動ハンドガン用LiPoバッテリー(7.4V 650mAh White LINE)と比較してみます。
まず、長さは若干BATONのバッテリーの方が短く、厚みは共にほぼ同じでした。

配線の太さはBATON(写真左側)の方が明らかに太いです。
配線が太いという事はそれだけ多くの電気を流す事が出来るので良いです。

ちなみにこのバッテリー、Amazonや自社の商品ページでは『50C-30C』と書かれているのですが…

↑そもそも『バースト-連続』の順番で書いてる時点で凄く狙ってる感じが…

バッテリー裏側のラベルには「最大出力:45C」と書かれていました。

「電ハンサイズで50Cってどんなもんなんだろうな〜」とちょっと興味があって買ったのですが、45Cと知って残念。
バースト45Cなら他にもありますからね…。

あと、これはコメント欄でご指摘頂いた事なのですが、Cレートの横のカッコの中にアンペアの表記が書かれているのですが、計算が合いません。
600mAhの30Cなら15Aではなく、18A。45Cなら27Aのハズ…。

電流値の方が合っているのであれば25C〜37.5CというCレートになるハズなのです。
どういった計算で求められた数値なのでしょうか…。

ちなみに、500mAhのバッテリーなら計算はピッタリ合います。

というか、BATONの白ラベルって、フジクラ製のバッテリーだったんですね。
ラベルの右下にFujikura co.,Ltdと書かれているので、フジクラがOEM元なのだと思われます。

まあ、フジクラ製なのであれば心配は要らないでしょう。
数値がおかしいのは気になりますが…。

というわけで、早速コネクタをXT30に交換して、ET1のLiPoバッテリーと比べていきます。
※バッテリーは共に満充電状態

まず、セミ・フルの違いを東京マルイ P90(通常電動ガン、どノーマル)を使って比べてみたのですが、正直そこまで劇的な差は感じませんでした。

続いて、発射サイクルを測ってみます。
体感ではあまり分からなかったのですが、どうやら秒間1発程度、BATON製のLiPoバッテリーの方がサイクルは上だったようです。

という訳で、「50Cではなく実は45Cだった」という問題はありましたが、パワーはET1のLiPoバッテリーよりも高い事は分かりました。
何で「50C」って書いちゃったんでしょうかね…。

相変わらずこのショップは期待を裏切らないですねぇ…。

あと、PSEリポって言ってる割にはPSEマークがどこにも書かれてないんですが、これは良いんでしょうか…。
自称PSEじゃない事を祈ります。


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