Vickers Tactical Grip Plug Takedown Tool for Glockを買ってみた
記事作成日:2019年1月11日
Glockのグリップに分解工具を収納しつつ、グリップ底部の穴を埋め、更にマガジンの挿入をしやすくする為のカスタムパーツ、『Vickers Tactical Grip Plug Takedown Tool for Glock(GGT-01)』を買ってみました。
こちらの製品はGlock17、19、22、23、31、32、34、34のGEN3フレームに対応する製品で、GEN4には非対応となっています。
Vickers TacticalとはあのVickers Tacticalです。
この趣味やってたら絶対1度は見たことあるんじゃないですかね…。
あの毎回射撃シーンをスローモーションで撮影している動画。
尚、こちらの製品を作っているのはTangoDown社です。
https://tangodown.com/vickers-tactical-gen3-glock-grip-plug-take-down-tool-ggt-01/
ぶっちゃけ、単にグリップに差し込むだけのツールではあるのですが「To be installed by a professional gunsmith only!」との事です。
製品の紹介をする前に簡単な用途というか、特徴を紹介します。
まず、製品名にも入っている『Takedown Tool(テイクダウンツール)』としての機能があります。
また、グリップ底部の穴を埋め、汚れがグリップ内部に侵入、トリガーに付着して不具合が発生するのを防ぎます。
エアソフトガンの場合、だいぶ構造が違うので、このメリットは無いと思いますが…。
最後に、マガジンを叩き込む時のガイドとしての機能もあるので、マガジンの挿入がやりやすくなります。
このメリットが最も大きく、取り付けてマガジンを入れた時に「あ、このツール便利だ」と思える位によくなります。
という訳で、このような見た目の製品で、樹脂製のパーツに金属(ステンレススチール)の棒が付いています。
この金属棒がテイクダウンツールになっており、グリップのピン等を抜く為に使うようです。
底部にはVickers Tacticalのロゴが、側面は写真右側のようになっています。
尚、当製品は東京マルイのガスブローバック Glockシリーズに取り付ける事が出来ません。
というのも、マルイのGlockはグリップの穴が埋められており、こちらを取っ払う必要がある為です。(写真赤矢印)
まあ、加工すれば付けれるとは思いますが…。
Vickers Tactical Grip Plug Takedown Tool for Glockを取り付けるにはまずこのグリップ底部の穴が空いているフレームである事(写真左)に加えて、後ろ側にランヤード等を通す為の穴が空いている事(写真右)が必要条件です。
今回はGUARDER製のGEN2グリップに取りつけてみようと思ったのですが、小加工が必要でした。
まあ、そもそもGEN3用の製品ですしね…。
ただ、このように小加工する事で何とかなります。
グリップ側、Uの時にえぐれてる部分を更に深くする事で取り付ける事は出来たのですが、このままだとマガジンが物理的に刺さらない事が分かったので、グリッププラグ・テイクダウンツール側にも加工を施しました。
飛び出している山を削って平にしつつ、放出ガスバルブを逃がすための溝を設けました。
放出ガスバルブを逃がす溝を設けないとマガジンを差し込んだ時にガスが放出されて、ゲンナリします。
尚、こちらの製品は同社製のマガジンバンパーと組み合わせて使う事を想定している為か、Glock純正のマガジンバンパーだとツライチにはなりません。
これはマルイ製だからではなく、実銃でも同様みたいですね。
尚、マルイ系マガジンはマガジンバンパーの寸法が実銃と異なっているので、実質ここを合わせるのは難しいかもしれません。
もしかしたらマルイ用のカスタムマガジンバンパーで丁度よいサイズがあるかもしれませんが、実バンパー付けたい人はStarkArms製マガジンのような互換のマガジンを買うのが良いでしょう。
ガス入れるのが面倒になりますが…。