歪みの少なさ、明るさが特徴的なショートスコープ、Sightmark Citadel 1-6×24 CR1のレビュー | エボログ

歪みの少なさ、明るさが特徴的なショートスコープ、Sightmark Citadel 1-6×24 CR1のレビュー

つぼみトレードカンパニー様より『Sightmark Citadel 1-6×24 CR1(SM13038CR1)』をお借りしたのでレビューしていきます。

Sightmark Citadel 1-6×24 CR1は個人的に設けている「5万円前後」の価格帯に位置する製品で、いわゆるミドルエンド製品の位置付けになります。
1〜2万円の製品で、レンズ性能に不満を感じている場合はこれくらいの価格帯の製品に手を伸ばすのがちょうど良いかな?と思っております。

また、こちらの製品は個人的に気に入ったので購入させて頂き、既に何度かサバイバルゲームでも使っています。
実際の使用感も交えてレビューをしていこうと思います。

外観と付属品の紹介

内容物はスコープ本体とバトラーキャップ(スコープに装着済み)、スルーレバー、クリーニングクロス、電池(CR2032)、説明書です。

バトラーキャップにはSightmarkのロゴが入っています。

装着時はこんな感じ。
バトラーキャップは開くと視界の邪魔にならない程度には倒れます。

Citadel 1-6×24 CR1本体はこのような形状をしています。
ダイヤル周りに特徴的なチェッカリングが施されているショートスコープですね。

全長272mm、幅58mm、高さ42mm、チューブ径30mm、重量459gになります。
また、50BMG(50口径)のリコイルに耐えうる耐衝撃性能も持っており、少なくとも真夏のガスブロライフル程度のリコイルショックで故障したりゼロインが狂ったりするような事はありませんでした。

輝度は11段階調節が可能。
輝度を最大にする必要がありますが、炎天下でもしっかりイルミネーションが見える程度には明るかったです。

対応電池はCR2032です。
輝度調節ダイヤルの蓋を外して、中に入れます。

エレベーテーションダイヤルとウィンテージダイヤルはそれぞれキャップが付いているので、調節する際は外す必要があります。

1クリックで1/2MOAレティクルが移動します。
最大稼働量は120MOA、ダイヤルを1周させる事で30MOA動きます。

パワーノブはこんな感じで、ユニークなデザインのチェッカリングが施されています。

倍率は高倍率になるにつれて間隔が狭くなるタイプ。
特に1倍から2倍に切り替えるまでの間がかなり長いのが特徴的です。

パワーノブの窪んでいる箇所に、付属のスルーレバーを取り付ける事が出来ます。
専用のスルーレバーが付属してくるのは非常にありがたいです。

スルーレバーを取り付け、ネジを締め込むとこのような隙間が出来て不安になりますが、かなりの頻度でグイグイ動かしてますが、問題は起きていません。

接眼レンズの側面には会社名と倍率の表記が。

モデル名(CITADEL)と、視度調節ノブの印が上部に、下部には製造国と製品名、シリアルNOが書かれています。

視度調節ノブを回すとこんな感じで接眼レンズが動きます。
また、どこまで回したかが分かるように白いドットも出てきます。

レンズ、レティクルのレビュー

対物レンズと接眼レンズはそれぞれこんな感じ。
対物レンズは全体的に緑色の反射が、接眼レンズは緑、青、紫等の反射が確認出来ます。
まあ、マルチコートですね。

レティクルはSightmarkがCR1と呼んでいるBDCレティクルです。

レティクルのイルミネーションは中央のドットとサークル、下に伸びる線のみが発光します(写真右側参照)

倍率を変更してもレティクルが動かない、SFPです。(写真左から1倍、3倍、6倍)
倍率を上げるとアイリリーフ・アイボックス共に狭くなり、縁も大きくなります。

元々凄い視野の広いスコープではなく、視野の広さは程々にしておき、パララックスや歪みを抑えるようにしている印象があります。
この辺りは写真より動画のほうが分かりやすい気がします。

これくらいの価格帯のスコープだと、完璧な性能を誇る製品というのもは恐らく存在せず、必ず何かを犠牲にしています。

とは言っても、個人的に「視野が狭い」と感じているBushnell AR-OPTICS 1-4x24mmに比べると全然視野は広いので、使い勝手が悪い程狭い視野という訳ではないでしょう。
個人的には精度を犠牲に視野を広げている製品よりも、こちらのほうが個人的には好きですね。

像に関しては暖色系で、色味は赤っぽいです。
コントラストは少し強めで、色の正確さは正直高くはありませんが、像はくっきりしているのが特徴です。

パララックス計測

いつもどおりのパララックス計測を行います。
2.5m先のディスプレイを見ています。

気になるような大きな歪みはありませんが、レンズ周囲がほんの僅かに魚眼レンズのように歪んでいるのが分かります。
この距離だと少し等倍では無く、1.1倍とか1.2倍とか少し倍率が付いているような印象がありますが、10mでも離れるとほぼ1倍に近い見え方になります。

視点を上下左右に動かしてレティクルがどの程度ズレるかを見ていきます。

上下左右全てにおいて2cmの円からはみ出る事は無く、いい感じの結果となりました。
ちゃんとゼロインしたらそこに当たってくれるという安心感は大きいでしょう。