
T1/RMR/MRO対応で高さ調節が可能なマウントベースのレビュー(Elevated Technologies SLIDE MOUNTレプリカ)
記事作成日:2019年1月21日
Aimpoint T1系やTrijicon RMR、MRO等のドットサイトに対応した高さの調節が可能なマウントベースをレビューします。
マウントベース本体と六角レンチのみ付属というシンプルな構成です。
こちらの製品は千葉県酒々井町にあるガンショップ、DEFCON1さんにて取扱があります。
価格は3000円。
オシャレT1マウント入荷❗️ローでもハイでも自由自在です❗️価格は3000円になります〜 pic.twitter.com/gMwXKB5CZd
— DEFCON_1 (@DEFCON_tactical) 2019年1月9日
尚、バルク品のような形で売られている為に、メーカーや正式な商品名は不明。
調べたらTMCも出してるみたいですが…。
このような特徴的な形状をしたマウントベースで、オリジナルはElevated Technologies社のマウントベースです。
https://www.elevatedtech.com/
まさかレプリカが出てたなんて…。
無刻印かつネジの仕様もちょっと違っていますが、形状はしっかり再現されているので、拘るならネジを六角鍋ネジから六角穴付きボルトに変えて、レーザー刻印を施せば完璧じゃないかな?と思います。
そのうちやりたい…。
位置を最大にすると、マウントベースの上面から約2.5cm、最小にすると約1.5cmの高さになります。
マウントベースは上下に分ける事が出来ます。
T1やMRO等のマウント下側からネジを取り付けるタイプの製品の場合、この状態で取り付ける必要があります。
私はTrijicon MROを持っていないので、T1系とRMRのみでのレビューになります。
尚、Doctorサイト系のドットサイトには対応してませんでした。
まずはT1系であるVortex Crossfireを取り付けてみました。
ただ、マウントベースがMROの溝幅に合わせて作られているのか、T1を載せるとこのように隙間が出来てしまいます。
ちょっとここは残念な所ですが、構造上仕方ないでしょう。
ネジをしっかり締め込めんばガタついたりする事は無いですし、見た目以外の問題は無いでしょう。
マウント位置を最小にした時と最大にした時でドットの位置はこのように変化します。
赤い線がアイアンサイトの高さになります。
最大位置でちょっとAbsoluteよりも少し上に来るかな?程度です。
lower 1/3よりかは低い気がします。
限界までマウントを上下させてもこの程度の差しか無いので、高さの調節自体は微調整程度しか出来ないと思った方が良いでしょうね。
続いて、RMRを載せます。
実物RMRは持ってないので、PTT製のレプリカRMRです。
個人的にはT1よりもこっちの方がなんだか見た目的にしっくりきました。
こちらもT1と同様で、最大でAbsoluteよりも少し上にサイトが来ます。
中々ユニークな製品で、形も特徴的で面白いので変わり種好きな人にはもってこいな製品だと思います。
また、「ローマウントだと低すぎるし、ハイマウント(Absolute)だと高すぎる」という人にもちょうど良いマウントなのかもしれません。
ほぼローマウントと同じ位の高さ〜Absoluteの間で調節する事が可能なマウントってあんまり無い気がしますし。