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弄ったActionArmy T10Sのグルーピングや飛びを見てきたので、チャンバー周り再調整していきます

記事作成日:2019年2月21日

先日、チャンバー周りを調整したActionArmy T10Sですが、グルーピングや長距離レンジで飛び具合を見てきたので、再調整する事にします。

尚、以前の調整記事はこちらから。

という訳で、まずはDEFCON_1さんのシューティングレンジをお借りして、グルーピングを計測しました。
使用弾は東京マルイ 0.28g スペリオール、射撃体勢は机にレストして撃っています。(バイポッドなどは無し)

結果、大体120mm前後程度でした。
たまに下に着弾するポロ弾みたいなのがありましたが、普通にサバゲーで使える程度の精度は出てると思います。

とりあえずちゃんと弾が出る事が分かったので後日サバゲーに持って行き、長距離だとどうか?を見てみました。

ここで屋内ではあまり気づけなかった問題が判明。
HOPを強くする事によって弾が結構散けるんです…。
40m先のマンターゲットに集弾すれば許容範囲内なんですが、マンターゲットを度々外す位にはブレてました。

HOPを弱くして少し射角を付けて撃つことによってしっかり集弾させる事が出来ていたので、HOPを強くかけた事に起因する問題でしょう。

という訳で、ざっくり問題が浮き上がってきたので、これらを改善してみようと思います。

まずはチャンバーパッキンをWホールドパッキンから別のに変えようと思い、何を組むか悩みました。
ぶっちゃけ慣れてるメイプルリーフに逃げようとも思ったのですが、今回は地味に今まで使った事が無かったLayLax NINE BALL ワイドユース エアシール チャンバーパッキンを買ってみました。

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パッケージ裏面にも書かれている通り、パッキン内に弁が付いているユニークな製品です。
ぶっちゃけ、「こんな事しなくても機密取れるよな…」と思いながら買ってます。
アイデア自体は面白いですし、パッキンの加工じゃこんな事出来ないですからね。
マルイ純正だと面白みに欠けますし…。

HOPの突起はマルイ系と同じシンプルな突起です。
ノズルが差し込まれる部分は弁が付いている事もあって特徴的な見た目をしています。
硬度はそんなに高くは無く、マルイ純正と同じような堅さな気がします。

こちらのパッキンを『KM企画 VSR-10 Gスペック用/プロスナイパー純正互換 TNパーフェクトバレル(302.5mm)』に取り付けます。
特に問題は無く、すんなり付けられました。

ついでに、前回Action Army Hop Up Chamber for VSR10(NO.B01-013)を組み立てた時にやってなかった、HOPアーム用スプリングの接着を行いました。
これ、組むときに外れるとイラッとするので…。

HOPの突起はこんな感じになりました。
まあ、普通な感じ。

続いて、「これ、互換あるんじゃね?」と思ったので買ってみた物があります。
Laylax PSS ジュラルミン削り出し シリンダーオープナーです。

同社製PSSシリンダー用の分解工具なのですが、ActionArmy T10のシリンダーヘッドの分解にも使えました。

ライラクス PSS10 シリンダーオープナー PSSシリーズ全機種対応Amazonで購入する

まあ、今回の調整ではシリンダーを分解する必要無いので、互換チェックしただけですがね…。

という訳で、一旦組み上げて弾棒を使ってノズルの位置をチェック。

そうした所、HOPを強めにしても若干BB弾の保持位置が不安定さがあったので、パイノズルにしてみました。
とりあえず試しにやってみただけなので、強度とかは気にせず樹脂板を接着剤で貼り付けただけです。

再度、弾棒を使ってBB弾の保持位置を確認した所、ブレ無くしっかり保持されている事が分かったので、パイノズル化は期待通りの結果になりました。

気密はこんな感じでバッチリ。
ちょっと分かりづらいかもしれませんが、音とレシーバーに開いた穴を見て頂けるとゆっくりピストンが前進してるのが分かるかと思います。
※マズルを塞いだ状態で撃っています。

という訳で、ActionArmy T10Sの再調整は一旦こんな所。
他にもパーツは色々と買ってあるんですが、まずはチャンバー周りを安定させたいので、今回はパッキンの変更とノズルのパイノズル化のみ行いました。

ちなみに初速は0.20gで91m/s前後と前回調整した時からあんまり変化はありませんでした。

まあ、初速に大きく影響を及ぼす箇所は何も弄ってないですからね…。
気密も以前の時からしっかり取られていましたし…。

という訳で、これでまたグルーピングや飛びをチェックして良さそうであれば次のカスタムに移ろうと思います。
イマイチでもそろそろ次に移りたいので、ピストン周りを色々やっていく事になると思いますが…。