VFC UMP9 GBBの内部カスタムをしていきます(チャンバーパッキン交換と初速調整) | エボログ

VFC UMP9 GBBの内部カスタムをしていきます(チャンバーパッキン交換と初速調整)

2019年5月29日

VFC UMP9 GBB、マガジンが冷えてても結構キビキビ動いてくれて非常に優秀な個体なのですが、いかんせん初速がとんでもなく高いんですよ…。
いくつ出たとかは言いませんが。

いわゆる「温めると初速が上がる」という状態なので、銃刀法的には多分?大丈夫?な初速だとは思うのですが、サバゲーでは使えない初速ですね。(これはVFC UMPに限った話ではありません)

このままだと夏場の午前中(弾速チェック時)がOKでも、昼頃には初速が超えてしまう可能性があるので、調整する事にしました。

初速調整だけだと面白みが無いので、ちょっとクリーニングとかもやる事にしました。
友人から譲ってもらった品ですからね。

蛇足ながら、友人はデチューンがめんどくさくなったから、手放したそうです。
実際ガスガンのデチューンはめんどくさいですよ…本当…。

まずはバレル周りを分解していきます。
レシーバーについているピンをピンポンチで抜きます。

続いて、HOP調節のネジを限界まで緩めて、HOP調節のユニットを外します。

これで本来はアウターバレルとインナーバレル、チャンバーが抜けるのですが、かなりタイトな寸法のようで引っ張った程度では抜けず、チャンバー側をピンポンチでコンコン叩いてやる必要がありました。

これでアウターバレルが外れます。
アウターバレルが外れたらインナーバレルは引っ張れば抜けました。

どうやら前オーナー(友人)がチャンバーパッキンをメイプルリーフに変えていたみたいです。
インナーバレルは純正のまま。

ちなみに、バレル長は183mm程度でした。

とりあえず、チャンバーパッキンを交換します。
結局メイプルリーフなんですが、今回はMONSTER DIAMONDの硬度75を選択しました。

MONSTERを選んだ理由としては最近のMACARONシリーズの個体差が酷いのでね…。
バリとか。もう金型傷んでるんじゃないですかね…。
MACARONでも新しく出たSUPERとWONDERは問題ないんですけど。

あと、バレルの掃除と研磨を行い、チャンバーの給弾ルート部分も研磨しておきました。

HOPの突起はこんな感じ。
綺麗にまっすぐ突起が出ているので問題は無いでしょう。

続いて、ボルト周りをいじっていきます。
とりあえず、ローディングノズルを分解します。

まず、初速を下げる為にフローティングバルブスプリングを交換する事にしました。

普段はホームセンターとかで調達してきた適当なスプリングを使うか、純正スプリングをカットして使う事が多いのですが、今回はTSS製の『GBB ピストンバルブスプリング 調整用セット』を使う事にしました。
一番柔らかいスプリングを半分くらいの長さに切ると、良いです。

これ以上短くするとフローティングバルブが暴れてしまい、初速が不安定になってしまいます。

ちなみに、フローティングバルブスプリングは柔らかければ柔らかいほどフローティングバルブの閉鎖タイミングが早くなり、結果バレル側に流れるガスの量が減り、ブローバック側に沢山ガスが流れるようになります。
つまり、柔らかいスプリングを入れると初速が下がってリコイルが上がるわけです。
逆に硬いスプリングを入れると、初速が上がり、リコイルが下がります。

続いて、ノズルを絞りました。
外形の合う適当な真鍮パイプを適当な長さにカットして、ノズルに差し込んで接着します。
ついでに延長ノズルとかどうだろう…?と試してみたんですが、これは失敗でした。

かなり延長させてますが、これでノズル長はドンピシャ

というのも、ボルトの閉鎖不良が頻発…。
BB弾が延長したノズルに引っかかってしまい、うまくチャンバーに入っていかないんですよ。
ロングノズル化をちゃんとやろうと思ったら、ローディングノズルとチャンバーを良い感じに調整してやる必要があるので、一筋縄とは行かない感じです。

なので、一旦延長ノズルは諦めて単なるノズル絞りだけにしてみました。
尚、更に内径の細いパイプに変えたりしてみましたが、これ以上絞ると初速や動作が不安定になってしまいました。

ロングノズル化というか、BB弾の保持位置調整はまた追ってやろうと思います。

ちなみに、グリスはG.A.W. G-LUBEを使っています。
ガスブロには基本的にコイツですね。

そして、これだけやってもまだまだ初速は高いままでした。
一応、当初の状態よりも最大10m/s程度は下がったんですがね。

これ以上下げるならハンマースプリングを柔らかくしないとな〜…でも柔らかいハンマースプリングなんて無いよなぁ…と思いながらロアレシーバーとにらめっこしてたら、UMPのハンマースプリングは左右に付いている事に気づきました。

つまり、このスプリングを片方外したら、ハンマーの高く力が半分程度になるのでは…?と思い、外してみる事にしました。
指で簡単に外せます。

効果覿面。
ハンマーの打撃音はかなり大人しくなり、ボルトのコッキング操作もかなり軽くなりました。

ようやくゲームで使える程度の初速まで落とす事が出来ました。
では、初速チェックです。

ガスはHFC134A、弾は東京マルイ0.20gです。
まず、マガジン温度35度の状態で、93m/s程度。

40度まで上げて96m/s程度。
ここまで温めてしまうと、これだけデチューンしても危険域突入…。

まあ、まだ安全マージンは十分確保されているので大丈夫でしょうけど…。

50度で98m/s。うーん、流石にこれは危ない。

まあ、日向に置かない限りはマガジン温度が50度まで上がる事は無いので、日陰でマガジンを保管する事を徹底しておけば安全圏内で遊べる仕様にはなりました。

そもそもマガジンを暖めなくても快調に動くのがUMPの良いところですしね。

ちなみに、これ以上温めるとどうなるのか試そうと思ったのですが、52〜53度を超えた辺りで注入バルブのOリングが外れてガスが漏れてしまいました。
想定外ですが、安全弁代わりになってくれているようです。

オマケ(UMPのリコイルスプリングはPTW互換)

オマケネタですが、UMPのリコイルスプリングはSYSTEMA PTW(トレポン)のピストンスプリングとサイズがほぼ同じである事が分かりました。

この通り、SYSTEMA PTW用のスプリングを2本使うとちょうどいい感じになるんですよ。
まあ、1.5本くらいでも長さ的には足りるんですがね。

この状態でもセミ・フル共にキビキビ動きますし、ボルトストップもしっかり掛かります。
変化はちょっとフルオートの発射サイクルが遅くなるかな…?程度でした。
※この検証はデチューンする前に行っています。

ちなみに、UMPのリコイルスプリングガイドを分解するにはヒートガンかドライヤーでネジを暖めないといけないです。(かなり硬いネジロックが付いている)
自分はまずシャフトに開いている穴を使ってスプリングを少し圧縮させておき、この状態でヒートガンで90度くらいまでネジを温めてから、ねじを外しました。