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VFC AEG MP7A1にアクティブブレーキ機能付きMOSFET、PERUN ABを取り付けました。

記事作成日:2019年7月29日

PERUN ABをVFC AEG MP7A1に取り付けてみました。
PERUN ABは、MOSFETにLi-Poバッテリー用の保護回路とアクティブブレーキ(モーターブレーキ)を備えた製品になります。

プリコックやサイクルコントロール、バーストコントロール等の機能は付いておらず、オマケ付きFETみたいな感じの製品です。

機能がシンプル故に基板が非常に小型なのがPERUN ABの特徴だと思います。
長さは20mm程度、厚さ5mm程度と非常に小型です。

なお、配線の長さはトリガー側に繋ぐ白い線が約400mm、+側の配線に繋げる赤い線が約150mmでした。

PERUN ABは一般的なFETと同じ使い方が可能ですが、はんだ付けが必要になります。
なお、基板にはボタンが1つだけ付いており、このボタン操作によってアクティブブレーキのON/OFF、LiPoバッテリープロテクションのON/OFFの操作が可能です。

付属の説明書に細かく使い方が写真付きで載っているので、困る事は無いでしょう。

という訳で、そんなPERUN ABをVFC AEG MP7A1に取り付けていきます。

私がPERUN ABをMP7に取り付けようと思った理由としてはFETや配線をシンプルにさせたかったからです。
純正FETよりも70%位小さい感じでしょうか…。

もちろん、他にも小型なMOSFET製品はあるのですが、せっかくなら新しく出たブランドの物を使おうかなと…。

というわけで、PERUN ABの取り付けです。
まず、コネクタ側にヒューズを取り付けました。
ヒューズはなるべく省スペースに抑えたかったので、小型平型を採用。
コネクタは例のごとくXT30です。

なお、配線にはBig-Out製の「電動ガン配線Kit タナフロン線仕様」を使っています。
程よい太さと硬さが気に入ってます。(通電効率とかはよく分からない)

後はPERUN ABにはんだ付けを行い、バレルに固定するだけ。
はんだ付け自体は説明書どおりにやれば良いだけなので、詳しい事は割愛します。

一旦この状態で動作チェック。
特に問題は無さそうです。

続いて、これは前々からやりたかった事なのですが、各スイッチが集合している基板を排除しました。

この基板が邪魔だと思ったので、それぞれのスイッチを直接繋いではんだ付け、最後に熱収縮チューブを被せました。

基板にはコネクタが付いてるだけで、特に何もやって無さそうでしたからね…。
こうやって繋げちゃっても大丈夫なはずです。

後はもともと基板が配置されていた所の下にあるスペースに配線類を埋めて完成。

何故こういう風にしたかったのかと言うと、組み立てた状態でピニオンギアの位置を調整出来るようにしたかったんですよ…。

ピニオンギアの位置を調整する度に分解とか、めちゃくちゃ面倒くさいですからね。
これで長い六角レンチさえあれば分解せずに調整する事が出来るようになる訳です。(写真右、赤矢印の所が調整用のイモネジ)

まあ、普通の長さの奴は届かないので、長さ20cm位の六角レンチを買ってこないといけないんですがね…。

尚、PERUN ABをVFC AEG MP7A1に組み込む際ですが、少し注意が必要です。
基板を真っ直ぐ、バレルの真下に付けてしまうとスイッチが常時押された状態になってしまうので、少し斜めにしてやる必要があります。

これでギリギリスイッチが押されません。
ちなみにスイッチを押すにはバレルを少し下側に押し付けてやるとスイッチが押されるので、ABのON/OFF切り替えやLiPoバッテリープロテクションのON/OFF操作は分解せずに行えます。
これは想定してなかったんですがね…。偶然出来ちゃいました。

そして、配線の長さをギリギリに調整してあるので、バッテリーが入れやすくなっています。
また、トリガー周りのコネクタが集約されている基板を取り除いたお陰で少しだけバッテリーが奥に入るようになりました。

という訳で、VFC AEG MP7A1にPERUN ABを組み込む作業は以上になります。
ちなみに、性能的に劇的な変化は感じられませんでした。

ABのON/OFF切り替えを行うと確かにピストン停止位置が変わりますが、体感での変化はあまり感じられませんね…。