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WA SIGARMS GSRのスライドストップ補強とHOPの強化を行いました

記事作成日:2019年8月9日

コレクションとして置いといてたんですが、そろそろ使いますかね…。
という訳で、ウエスタンアームズ製のガスブローバックハンドガン、SIGARMS GSRをゲームで使えるように色々と弄っていきます。

まず最初に行ったのはスライドストップの補強です。
最近のガスブローバックハンドガンの樹脂スライドは、当たり前のようにスライドストップの補強が施されているのですが、WA SIG GSRはそういった補強は施されていません。

その為、スライドストップを使う度にどんどんスライドが削れたり変形してしまうという問題があります。
既に何度か試射した程度ですが、結構消耗しています。

スライドストップを補強する最も手っ取り早い方法は、金属インサートの埋め込みだと思います。
なので、インサートを埋め込む事が出来るように、スライドを加工しました。

太さ1mmのエンドミルを使い、スライドを削っていきます。
幅1mm、長さ2.3mm、深さ3.5mmの穴を開け、同サイズのアルミ片を埋め込みます。

インサートのサイズは適当ですが、正方形ではなく台形のような形にしています。

アルミ片の固定には耐衝撃性のある瞬間接着剤を使いました。
最近この瞬間接着剤をよく使ってます。

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接着後はアルテコを吹き、接着剤を硬化させます。
その後、カッターナイフで表面を整えたら完成です。

アルミ片はこんな感じで差し込まれています。(赤色がアルミ片)
スライドストップの引っかかりより少し奥側まで差し込む事で、外れにくくしているつもりです。

そして、先端をスライドからほんの少しだけはみ出させる事によって、スライドストップはスライドではなく、アルミ片にぶつかるので、スライドの消耗を抑える事が出来るという訳です。

普通にスライドストップが掛かった時はもちろん、特にスライドストップを押し下げてスライドを戻す時の負荷が大幅に低減されるはずです。

続いて、これはついでにやった作業なんですが、スライドストップに少し加工を施し、マガジン挿入時等の衝撃でスライドストップが解除されにくいような形状にしました。

まあ、これはマルイのガバメント系でもよくやる加工ですね。
スライドストップのここに窪みを作るだけで、不意なスライドストップの動作が無くなって幸せになれます。

最後に、HOPの改良です。
WA SIG GSRを屋外で撃った所、0.20gを使っても15m程度しか飛ばず、射角を付けてようやく20m飛ぶか飛ばないか?程度の飛距離しかありませんでした。

初速は十分出ているのいで、HOP周りだろうな〜と考え、とりあえずHOPを強めに掛けられるようにしてみました。

行った方法はHOPアジャスターのようなパーツの上にアルミ板を挟み込むというものです。

今回使ったアルミ板は厚さ0.3mmの物になります。
微調整をするなら、アルミテープを使えば良いかなと思っています。

とりあえず0.3mmのアルミ板を入れた事によってHOPの突起は少し多めに出るようになりました。

固定HOPの銃は本当にHOPの調節が面倒ですよねぇ…。

という訳で、一旦前からやろうと思ってた加工は一通り完了しました。
後はゲームで使うのみです。

軽く使ってみて、いい感じの仕上がりになっていたら、次は塗装をやりたいですね。
見た目だけで良いので、プラスティック感を無くしたいのです…。

ちなみに、HOPを弄ったせいか常温時の初速が3〜4m/s程度上がっていました。

とりあえず、次のゲームで持って行ってみます。
予備マガジンも買いましたし…。