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【脱法ストック】SB Tactical SBA3 ピストル・スタビライジング・ベース レプリカのレビュー

記事作成日:2019年9月5日

SB Tactical SBA3の、ノーブランド レプリカ品を友人がメルカリにて購入。
借りる事が出来たので、レビューしてみます。
個人的に買った物では無いのですが、中々出来が良いので…。

SBA3とは、いわゆるストックを取り付ける事が違法とされるアメリカの一部の州において「何としてでもストックを付けてやる」という思想から生まれた脱法ストック(という個人的な解釈)です。
もっとも、州にの法令によっては、この手の製品がダメなケースもあるみたいですけど…。

フルオートが撃てないからバンプストックとかトリガークランクを考えたり、マガジン式だと装弾数が限られるからベルトリンク化したり、一定以上の長さが必要だけど外観を崩したくないからサプレッサー型のバレルを作ったり…と似たような感じでしょうか…。

どうみてもストックですが、これはストックでは無くスタビライジング・ベース(スタビライザーとも)という名前の製品で、肩に当てる物ではありません。
あくまで射撃姿勢を安定させる為のツールです。

いや、これがストックじゃないってちょっと無理があるでしょ…。
ただ、ATF的には「これを購入するのも、所持するのも、ピストルに付けるなら合法」と言っているらしいんですが…。

SBA3が取り付けられた”ピストル“の例(https://www.sb-tactical.com/product/sba3/)

というわけで、そんなSB Tactical SBA3レプリカの細部をみていきます。

まず、一般的な伸縮ストックと同様にストック下部のレバーによってロックをする事が出来ます。

対応するストックチューブはミルスペックモデル。

リアル寸法のミルスペックチューブでドンピシャだったので、コマーシャルストックに付ける事は難しいと思います。

尚、ストックのポジション調節の窪みもちゃんと使えます。

ストックの左右からQDスリングスイベルが取り付けられるようになっています。
ちゃんとアルミ製のインサートが入っており、切削もかなり綺麗。

バットプレート的な部分にはこのような穴が合いています。
ここに腕を通すので、ストックでは無いとの事。

後ろから見るとこんな感じ。
SB Tactical社のエンブレムもしっかり再現されていますが、単にはめ込まれているだけのようで、押すとカタカタ動きます。

また、実物はエンブレム部が滑らかな表面なのですが、レプリカはザラザラした表面になっています。

写真左がレプ、右が実物

実物とレプリカを見比べて一番分かりやすかったのがここですね。
後はピンの色とかベルクロテープの仕様とか、細々した所で違いはありましたが、パット見で判別できそうな箇所はこのエンブレムかなと。

腕を通す部分はラバーで出来ており、ベルクロテープが巻かれています。

AR15に付けるとこんな感じ。

ベルクロテープが案外短く、手首に巻きつけるのが限界でした。
あと、当たり前(?)ですが、肩に付けてストックとして使っても何の違和感もありませんでした。

ちなみに、ARES M45に付け、ハンドガードをストック下部に取り付ける事でコンパクトに保管(?)する事が出来るようになります。
まあ、メリットになるかは怪しいですが、ロマンがあります。

それと、完全なネタですが、バックアップハンドガードとかも出来ます。
まあ、仮にこんな形の銃でサバゲーしてたらフィールド内で付け替える気満々だと思われてスタッフから注意される気がしますがね…。

という訳で、SB Tactical SBA3レプリカのレビューは以上になります。

それにしても、こんな物までレプリカになるんですねぇ…。
エアソフターにおける民間AR需要のせいでしょうかね…。