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Vector Optics製 30mmマウントリング X-ACCU PICATINNY RINGS 3種(ハイ/ミドル/ロー)をレビュー

記事作成日:2019年10月31日

Vector Optics製のマウントリング、SCTM-35、SCTM-34、SCTM-33をつぼみトレードカンパニー様よりお借りしたのでレビューしていきます。

こちらは30mmのチューブ径の光学サイトに対応したマウントリングで、1.5インチ(ハイプロファイル)、1.25インチ(メディアムプロファイル)、1インチ(ロープロファイル)の3種をお借りしています。

VectorOptics 2ピース リングマウントをつぼみアームズで購入するhttps://tsubomi-arms.net/shopdetail/000000000083/

内容物はそれぞれこんな感じ。
ハイとミドルのみ付属品が異なっており、予備のマウントレイル取り付け用パーツ(コの字状のパーツ)が付属します。

マウントベースへの取付部には、ばね座金が入っているので緩み防止対策はバッチリでしょう。

ちなみに、何故かハイとミドルにのみ付属する予備のこのパーツですが、予備ってだけじゃなくて色も違います…。
というか、付属のパーツの色確実にアルマイトのミスやらかしてるでしょ…。
グレーというか銀色というか、色が薄すぎです。

取り付けて見比べると一目瞭然。
写真左が最初から付いているパーツ、右が同梱されている予備パーツに交換した状態です。

という訳で、それぞれのマウントリングを見ていきます。

まずはハイマウントはこんな感じ。
側面に何か見慣れないロゴが書かれています…。VEとも読めますが、どういう意味なのでしょうね…。

ミドルマウントはこんな感じ。
こちらにも側面に見慣れないロゴが入ってます。

ローマウントはこんな感じで、こちらは正面に見慣れないロゴが入っています。

VectorOpticsってロゴのバリエーションが本当に多いですね…。
どういう意図があるのでしょうか…。

マウントリングは片側3本のネジ止め。
20mmレイル対応で、ツマミを回して締め込む方式です。

マウントリングを片側取り付けるだけで6本ものネジを回さないといけないのが面倒ではあるのですが、4本固定のタイプや2本固定のタイプに比べて6本固定は緩んでズレるリスクが少ないので、「一度付けたらそうそう緩むことはない」という安心感がある固定方式です。

尚、マウントリング内側は非常に綺麗に仕上がっており、バリやズレなどはありませんでした。
精度の悪いマウントリングを使うとスコープを傷つけてしまったり、最悪の場合破損させてしまう事もあるのですが、この製品は大丈夫そうです。
少なくとも、VectorOpticsの光学サイト(スコープなど)に付属するマウントリングよりも精度は高そうです。

ロー、ミドル、ハイのマウントリングを取り付けるとそれぞれどれくらいの高さになるのかを見てみます。
一応、1.5インチ、1.25インチ、1インチと記載はありますが、写真で見たほうが分かりやすいかなと思いまして…。
赤色の線がアイアンサイトの高さになります。

ローはアイアンサイトよりも低い位置に来ます。
ミドルはアイアンサイトとほぼ同じ高さ。
ハイはアイアンサイトよりも高い位置に来てますね。

という訳で、Vector Opticsのマウントリングのレビューは以上になります。
マウントリングの高さを選ぶ上でのご参考になればと思っております。

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