ライトを使って保持する汎用ホルスター、SUREFIRE MASTERFIRE HD1-R(2019年新モデル)を買ってみた | エボログ

ライトを使って保持する汎用ホルスター、SUREFIRE MASTERFIRE HD1-R(2019年新モデル)を買ってみた

2019年11月20日

『SUREFIRE MAFTERFIRE HD1-R Rapid Deploy Holster』がマイナーチェンジしたという情報を見かけたので、買ってみました。

従来モデルからの変更点は国内代理店である七洋交産株式会社のツイッターをご確認ください。

個人的にはサムリリースボタンの形状変更とホルスター内側に突起を追加の2点に惹かれました。

という訳で、SUREFIRE MASTERFIRE HD1-Rの内容物はこんな感じ。
ホルスター本体とサムリリースボタン(2種類)と説明書、保証書が付属しています。

サムリリースボタンの袋の中にはホルスターマウント用のネジも3本(少し長めの奴)入っていました。
この長めのネジはサファリランドやブラックホークなどのサードパーティ製品を取り付ける時に使う物だと思われます。

マスターファイアホルスターの外観はこんな感じ。
グラスファイバー樹脂を使っているのか、繊維質のある色ムラのある外装です。
そして、ものすごく硬いです。

カイデックスなどの素材で同じ厚みを再現したら少しはしなると思うのですが、ガチガチですね…。
とても硬いです。

裏面にはベルトに取り付ける為のマウントが付いています。
ベルトの幅に応じてスペーサーを動かして調節する機能も付いています。

上部というか、銃を差し込む側はガッツリ空いています。

新バージョンで追加されたランヤードホールはここに付いています。

サムリリースボタンはこんな感じ。
この部分の形状は前作と同じでしょうかね…?

この状態でもリリースボタンとしては使えるのですが、相当巨大な手というか、親指が超長くないと押せないので、ここにカバーを被せます。
カバーは大小の2種類があり、今回は大きい方を使いました。

このカバーのデザインが旧型と大きく異なっており、より押せる範囲が広くなり、押しやすくなっています。
尚、カバーは裏側からネジで固定するので、不意に外れるような事は無さそうです。

このリリースボタンを押し込むと、ホルスター内側の小さな棒が引っ込み、ロックを解除、銃がドロー出来るようになります。

逆に言うと全ての負荷がこの小さな棒に掛かってるんですよね…。

ホルスター側面にはライトのON/OFF切り替えスイッチや、銃をロックする為のレバーが備わっています。

まず、ライトのON/OFF切り替えスイッチですが、これをONにすると写真右側のようにホルスター内側に突起が出現します。
そして、銃をホルスターから抜く時にこの突起がライトのテールスイッチを押し込み、ライトをONにします。

これがSUREFIRE MASTERFIRE HD1-Rの最大の特徴だと思います。
状況によって必要な時と必要じゃない時が分かれますが、拳銃を抜いた後にライトをONにする必要がありません。
ただ、この機能には少々問題がありまして…(記事の最後でトラブルを紹介してます)

ライトのON/OFF切り替えボタンの下辺りに付いている、銃をロックするレバーですが、こちらはいわゆる脱落防止用のレバーです。
このレバーを動かす事で、リリースボタンを押しても銃がドロー出来なくなります。

また、単にリリースボタンの機能が無効化されるだけではなく、銃を保持する為のピンが反対側からも突き出すようになるので、ロックがより強固になります。

拳銃を抜く必要のない状況だとONにしておいた方が良いかもしれません。

ホルスターの先端、ライトのレンズが配置される場所の左右にも金属の棒が突き出ています。
ここは可動部分ではありません。


これらのホルスター内側に突き出ている棒を使って、銃というかライトをロックするのがMASTERFIRE HD1-Rです。
その為、対応するライトが限られています。

SUREFIREから「MasterFire対応品」として売られている製品にのみ対応し、外観での見分け方は下記2点が備わっている事です。
例えばXH15、XH30、XH35、X300UH、XH400UH辺りが対応品です。

対応ライトの特徴としては2つあり、1つがバルブ側の左右に窪みが付いている事。
2つ目が蓋のロックレバーの所に台形の窪みがある事です。

この形状のライトが付いていないとMASTERFIREは使えません。
その代わり、MASTERFIRE対応のライトを取り付ける事が出来るなら、大抵の銃で使う事が可能です。

なので、SIG GSRのような「対応するホルスターがありそうで無い」銃で使う事も可能です。
今までホルスターが無くてずっと使えていなかったのですが、ようやく実戦投入できそうです。

ライトで保持する形状ゆえに、銃の形状を選ばないのが良いですね。
アンダーレイルが付いている拳銃なら何でも使えるんじゃないでしょうか…。

同じような機能を持っているホルスターとして、BLACKHAWK社製のOMNIVORE(オムニボア)がありますが、感覚的にはよく似ています。
マスターファイアの機能面における利点はホルスターから銃をドローした時に自動的にライトが点灯する…程度でしょうか…。

ちなみに、個人的にOMNIVOREは形が嫌いなので、汎用ホルスター探しの選択肢からは除外されていました。(機能性ではなく、単純に趣味の問題)

MASTERFIREのホルスターマウントについて

マスターファイアの付属のベルトマウントを外してみた所、ホルスターマウント用のネジ穴がかなり独特なレイアウトになっている事が分かりました。

真鍮インサートが確認出来る部分がマウントのネジ穴です。
恐らくサードパーティのマウントの仕様を考慮しての物だと思いますが、どのメーカーのマウントと互換があるのか、これを見ただけではちょっと断言出来ないですね…。

とりあえず、私がいつも使っているSafariland ELSは使う事が出来ました。
このアタッチメント、ホルスター用じゃ無いんですがね…。

という訳で、暫くはこのマスターファイアを使っていこうと思います。

SUREFIREのMASTERFIRE対応ライトと組み合わせてもライトがONにならない問題

実はSUREFIREからマスターファイア対応として出ているライトを使っても、個体によってはホルスターからドローした時にライトがONにならないという問題が起きているようです。
私が使ったXH35でもこの問題が起きていました。

このように、ホルスターに収めた時はちゃんとライトがOFFになるのですが、抜く時にONになりません。

代理店に問い合わせてみた所、どうやらSUREFIRE側もその事を把握しているらしく、代理店(七洋交産株式会社)経由で対策部品が送られてくる事になりおました。

尚、先日Twitterアカウントの方で告知がされました。
もし同様の問題に悩まされている方が居れば、お問い合わせ頂くのが良いと思います。

このようにテールスイッチが丸まっており、スイッチを押す突起も丸まっているので、突起がテールスイッチにうまく引っかかっていない状態になっています。
このまま抜くと当然の如くヌルっと突起が引っ込んでしまい、スイッチがONになりません。

なんという不具合…。

という訳で、『対策部品』はすぐに届きました。
届いたのはライト側のテールスイッチです。

形状はこんな感じで結構変わっていました。
写真左が元々XH35に付いていたスイッチ、写真右が新しく送られてきたテールスイッチです。

マスターファイアの突起に引っかかるような切り欠きが追加されているのに加えて、側面のスリットの位置が少し上になっています。
そして、平だった末端の形状が三角形になっていますね。

これで、ちゃんとホルスターから抜く時にライトがONになるようになりました。
しかし、ものすごい引っ掛かりが強くなりました…。

勢いよくガッ!と抜くと問題ないんですが、ゆっくり抜こうとするとどうしても引っかかってぎこちない感じになりますね…。
突起がテールスイッチをしっかり押している事がよく分かるのですが、こんなに引っかかりが強くてスイッチとかホルスターの突起とか壊れないか少し心配になります…。

当たり前ですが、スイッチをOFFにした状態であれば、スムーズに抜くことが出来ます。

ホルスタードローのように素早く銃を抜けばあまり違和感無く抜く事が可能です。
少し抜く時のコツがいりますが…。

イメージ的にはライトの頭を支点として、銃を前側に倒しつつ少し内側に傾けてやると抜きやすい気がします。
言葉では説明し辛い所ではあるんですが…だいたいそんな感じです。

暫く使っているとライトの刻印が削れていくる

このホルスターを使っているとライトの側面に付いている刻印がどんどん削れていきます…。というか、かすれていきます。

というのもMASTERFIREの内側には銃のガタツキを抑える為の突起が左右に付いており、丁度この突起が刻印のど真ん中に位置しているんですよね。
結果、抜き差しする度に突起が刻印に擦れ、刻印が薄くなるという…。

この突起のおかげで銃の保持がガッチリして、安心感が増しているのですが、一方刻印へのダメージがある感じですね。

ライトを綺麗な状態で保ちたいなら、注意が必要ですね。(自分はあまりこういうのは気にならないんですが…)