東京マルイ ガスブローバックハンドガン V10 Ultra Compactのレビュー | エボログ

東京マルイ ガスブローバックハンドガン V10 Ultra Compactのレビュー

2019年12月24日

待ちに待った東京マルイのガスブローバックハンドガン、V10 ウルトラコンパクトが発売されたので早速買ってきました。
例のごとく予備マガジン1本も一緒に購入。

箱を開けるとこんな感じ。
相変わらずマルイのパッケージは凝ってて良いですねぇ…。
楽しみの一つです。

とりあえず付属品の紹介から。
蓋のところに取扱説明書などの書類が挟まっており、銃が置かれている方にクリーニングロッド、東京マルイ マイクロプロサイト用のマウント、安全キャップ、フォロアストッパー、BB弾が入っています。

V10 Ultra Compact本体はこんな感じ。
すでに発売されているデトニクスのようなサイズ感の非常にコンパクトなガバメント系の拳銃です。

右側と左側はそれぞれこんな感じ。
シルバーの拳銃ってのも良いですねぇ。

ホールドオープン状態だとこんな感じ。

では、細部を見ていきます。

V10 Ultra Compactの細部を紹介

まず、V10 Ultra Compactの細部を見ていく時に注意して頂きたいのは、この各部の塗り分けです。
V10は非常に塗装のクオリティが高く、樹脂スライドとは思えない程の仕上げになっています。

表面は樹脂スライドでありがちなツヤツヤテカテカではなく、しっかりブラストが掛けられたかのようなマット感じで手で触るとよく分かるのですがザラつきがあり、更に各部で色分けまでされています。
上の写真はスライド側面とスライド上面を映した物なのですが、側面は明るく、上面は暗くなっています。
肌触りも違っており、側面はサラサラ、上面はザラザラです。

この塗装は本当に凄いと思います…。

そして、スライド後部には斜めで大きなスリットが入っているのですが、ここもしっかり色分けされているんです。
更に、溝も深い…。東京マルイのこだわりを感じます。

マズル部分はこんな感じ。
アウターバレルやリコイルスプリングプラグは黒色で、なんとインナーバレルも黒色です。

インナーバレルを黒くするのは同社製のM&P 9L PC ポーテッドと同じですね。
銃口から覗いた時のリアルさUPになっていると思います。

尚、アウターバレルにはしっかりライフリングの溝も再現されています。

アウターバレルはショートリコイルします。
銃身が少し後退し、上に跳ね上がっています。

尚、ホールドオープンではリコイルスプリングガイドのようなパーツというか、リコイルスプリングガイドそのものだと思うのですが、確認できます。

スライド上部にはコンペンセイターのような役割を備えたポート(マグナポート)が空いています。
左右に5個ずつの計10個。これが「V10」という名前の由来ですね。

「V8気筒エンジン」とかと似たネーミングセンス。

尚、このポートからインナーバレルが見えるのですが、インナーバレルの色が黒色のおかげで目立たないのが良いです。

エジェクションポートはこんな感じ。
S.A. .45 AUTOと入っている下に、「DANGER EXHAUST PORTS READ MANUAL」と異なる書体で入っています。

ガス排気ポートは危ねぇから説明書読めよ

フレームを下から見るとこんな感じ。
パーティングラインなど皆無。非常に綺麗です。

スライドストップはクロムメッキが施されています。
反対側にはASGK TOKYO MARUI MADE IN JAPANの刻印が入っています。
スライドストップのピンは先端が丸まっているデザインの物が採用されていますね。

尚、スライドストップはスライド内側の補強パーツに引っかかるようになっている為、スライドストップによるスライドの摩耗は起きないと考えて良いでしょう。

トリガーは3ホール。こちらにもクロムメッキが掛けられています。
トリガーの腹は縦方向のスリットが入っています。

サムセーフティとハンマーも同様にクロムメッキ。
ハンマーはリングハンマー。

反対側はこんな感じになっています。

ハンマーを起こすとこんな感じ。

尚、ハンマーの側面にエキストラクターの後ろ側が飛び出ているのがガバメント系の特徴なのですが、ここが別パーツになっており、スライドと色が違っているのも大きな特徴でしょう。

更に、ハンマーを起こした時に見えるファイアリングピンがリアルになってるのも素晴らしい。
東京マルイ製品だとM45の時からここが六角ネジではなくなりましたが、何か銀色(黒色でも良いですが)のピンが見えているというのが良いですねぇ…。

こういう拘りは本当に大切だと思います…。

グリップセーフティは今風の少し下部が大きく出っ張っているタイプです。
非常に使い勝手の良いグリップセーフティです。

ハンマースプリングハウジングはこんな感じで縦方向のスリットが入っています。
グリップ底部はマガジンが差し込みやすくなるように、傾斜が付いています。

グリップはどこかで見たことのあるデザイン…。
まあ、HOGUE製のグリップにそっくりですね。ただ、例のごとく東京マルイのロゴが入っています。

この手のロゴ、メーカーロゴのデザインに似せてくるのが得意な印象があったのですが、HOGUEのロゴには似てないですね…。

グリップは握るとこんな感じ。
個人的にフィンガーチャンネルは嫌いなので、外してしまおうかな〜と思ってたんですが、意外としっくりきました。

しかし、マガジンキャッチボタンに親指が届かないのでやっぱりそのうち変えると思います…。

フロントサイト、リアサイトはこんな感じのシンプルな物でフロントサイトは樹脂、リアサイトは亜鉛ダイカストです。

尚、フロントサイトはスライドと色の塗り分けによって黒くしているだけで、別パーツという訳では無さそう。

リアサイト側面にはNOVAK’Sの刻印も入っています。

V10 Ultra Compactのマガジンについて

V10 Ultra Compactのマガジンはこんな感じで色は光沢のあるシルバー。
デトニクスのマガジンよりも少し長いので、デトニクスのマガジンをV10で使う事は出来ないですが、フルサイズのガバメント用マガジンをV10で使う事は出来る模様。

もちろん、フルサイズのガバメントの方がマガジンが長いので飛び出してしまいますが…。

マガジンの前後と上下はこんな感じ。
特に従来品との違いは無さそう。というか、違いがあったら互換性も無いですからね…。

マガジンはガスが空の状態で164g、HFC134Aを満タンに入れた状態で171gでした。
ガスの容量は7gと、かなり少ない感じもしますがマガジンの大きさを考えると妥当かなと。

V10 Ultra Compactの初速計測と動作について

では箱出し状態での初速を測ってみます。
いつも通り弾は東京マルイの0.20g樹脂弾、ガスはHFC134Aです。

いつも使っている温度計が電池切れになってしまい、予備電池も無かったので今回は温度未計測です。
何となく、感覚での温度になりますが常温が20度程度で58m/s後半、ヒートガンで温めて30度超えてるかな〜?位の温度で72m/s程度でした。

マガジンは冷たくてもキビキビ動き、スライドストップもしっかり掛かる「流石はマルイだな〜」と思う安定した動作をしています。

また、温めると鋭いリコイルを体感できます。
スライドが小さい事もあって、ガツガツした強いリコイルでは無く、東京マルイのM45よりかは明らかに弱いですね。

そして、スライドストップを操作していて気づいたのですが、明らかにスライドストップが従来のガバメント系よりも固くなっているのです。
理由は分解した時に分かったのですが、スライドストップ側が大きく斜めに削られています。
そして、スライド側の補強パーツも斜めに削られているので、しっかり噛み込むようになっているのです。

確か東京マルイのUSPをレビューした時にスライドストップがこの形状になっていて感動した覚えがあるのですが、V10でもしっかりやってきましたね…。

おかげでマガジンを安心して叩き込む事が出来ます。

最高ですね…!
いままでこれを実現する為にわざわざスライドストップを加工していたのですが、V10では不要です。

工具不要なレベルでの分解をやっていきます

続いて、工具が不要なレベルでの分解をやっていきます。
尚、完全分解レビュー記事を書くかは現状未定です…。

まず、スライドストップを外してスライド側とグリップ側を分離させるのですが、スライドストップがかなり硬かったです。

M45も割と「カチッ!」と音が鳴る位にガッチリしてましたが、V10はそれ以上にガッチリしてる感じがしました。

V10はHOP調節の為にスライドを外す必要があるので、ここまでスライドストップが硬いとちょっと面倒だな…と思いました。

インナーシャーシはこんな感じ。
こっちは従来のガバメント系と大差を感じませんね…。

スライド側には色々と違いというか、初めて見る物もいくつかありました。
まず、リコイルスプリング+リコイルスプリングガイドなのですが、二重スプリングになっています。

リコイルスプリングやスプリングガイド、リコイルスプリングプラグを外すとこんな感じ。
それにしても、短いですねぇ…。

リコイルスプリングガイドにはダンパー用のゴムパッキンに加えて、写真右側赤矢印の所もダンパーになっています。

こんな構造のリコイルスプリングガイド、初めて見ました…。
少ないスペースを有効活用した設計ですね。

アウターバレル+チャンバーはこんな感じ。
マズル側が黒色、エジェクションポート側が銀色の2分割になっています。

インナーバレルとアウターバレルを分離させるのには六角ネジを1本外さないといけなさそうだったので、バレル側の分解は工具無しでは出来ません。

ブローバックエンジンはM45をベースとしている事もあって、大口径+動作をスムーズにする為のローラー付きです。

M45に採用されているローラーに比べると小さく、形状も異なっていますが、ちゃんと付いています。

スライドストップの補強材はかなり大きいですね。

付属のマイクロプロサイト用マウントについて

続いて、V10 Ultra Compactに付属するマイクロプロサイトマウントを紹介します。

こちらは同社製の小型ドットサイト「マイクロプロサイト」をV10に取り付ける為のマウントで、リアサイトと置き換える形でV10に取り付けます。
亜鉛ダイカストの基部と、樹脂のプレートの2つのパーツに分かれています。(写真右側は組み立てた状態)

裏側はこんな感じ。

交換方法はスライド内側にある2本のネジ(写真左端)を外し、リアサイトを横にずらして(写真中央)、リアサイトを外します(写真右端)。

尚、リアサイトをズラす方向には決まりがあるのでご注意ください。
反対方向にはズラせません。

後はリアサイトをマウントの基部に置き換えるだけです。
手順は先程の逆をやるだけ。

基部が固定出来たら樹脂の板を取り付け、マイクロプロサイトを固定するだけ。
マイクロプロサイトを固定する為のネジは、マイクロプロサイトに付属するネジが使えます。

こんな感じの見た目になります。
この見た目には賛否両論あると思いますが、ぶっちゃけ私は嫌いです。

構えるとこんな感じ。
写真左はドットサイト側にピントを合わせた状態、右はレティクルにピントを合わせた状態です。

という訳で、東京マルイ ガスブローバックハンドガン V10 Ultra Compactのレビューは以上になります。

塗装のクオリティに関しては年々どんどん上がってきている東京マルイですが、クロムメッキの製品を除けばV10 Ultra Compactが最上位のクオリティではないか?と感じました。

非常に残念な感じだったデトニクスのシルバーモデルとは大違いで、V10は感動モノでした。(デトニクスはシリーズ70 ニッケルフィニッシュと同じ塗装で出たら買ってた)

エアソフトガンの性能としても流石は東京マルイだなといった感じ。
まだ屋外では撃てていませんが、作動も初速も安定していますし文句は特に出ないでしょう。

そのうちスプリングフィールドの刻印でも入れたいな〜と思ってます。