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ロシア MBC製シングルライフルマガジンポーチ Uhvatのレビュー

記事作成日:2020年1月23日

ロシアを拠点としてロシア軍などで使われている装備を製造しているギアメーカー、MBCから出ているシングルライフルマガジンポーチ、『Uhvat』を、MilitaryShop TORAYAMA様よりお借りしたのでレビューしていきます。

こちらはデジタルフローラ柄の生地で作られたマガジンポーチで、M4やAKなどのマガジンに適合します。

【MBC】シングルライフルマガジンポーチ Uhvat≪EMR≫≪デジタルフローラ≫https://trym.shop-pro.jp/?pid=143751027

ポーチ上部のフラップはベルクロで固定されており、ツマミを引っ張るとベルクロが剥がれます

そのままツマミを引っ張りながら前に持っていくと、このようにオープントップ型のマガジンポーチにもなります。

移動中など、マガジンの脱落の可能性が高い状況下ではフラップを付けておき、戦闘時などマガジンの抜き差しが発生する時にはオープントップにするという使い方が良いのかもしれません。

MOLLEウェビングに対応しています。

固定方法はTAGやタスマニアンタイガー製品のように紐を折り返して固定するタイプで、折り返す部分には樹脂(カイデックス?)で補強されています。

ポーチの底部にはフラップの長さやテンションを調整する為のバンジーコードとコードストッパーが付いています。
HSGI TACOポーチに付いている物に似ていますが、こちらはマガジンの締め付け調整用ではありません。

マガジンポーチ側面はエラスティックバンドになっており、程よいテンションが掛かる仕様になっています。

形状的にはタスマニアンタイガーのマガジンポーチにフラップが追加されたような感じに近い気がします。

マガジンを挿入するとこんな感じになります。
M4マガジンで丁度よいサイズ感。Pマグも問題なく使えます。

フラップを使うとこんな感じ。

フラップの動きを動画で撮ってみました。
差し込む時はエラスティックバンドのテンションによって狭くなっているマガジンポーチの口を広げてやる必要があるので、片手で差し込むには慣れが必要だと思いますが、抜く時はスムーズに抜く事が出来るので、使い勝手の良いポーチだと思います。

尚、AKのマガジンも5.45mm用なら問題ありませんが、これで結構ギリギリなサイズなのでマガジンの傾斜が大きな7.62mm用だと抜き差しがキツくなるかもしれません。
AKマガジンだとマガジンポーチの形状によってはマガジンキャッチ部分が引っかかって抜きづらい事があるのですが、こちらのマガジンではそこまで致命的な問題は無さそうでした。

マガジンポーチ側面がエラスティックバンドになっているので使えないという事は無いと思いますが…。

【MBC】シングルライフルマガジンポーチ Uhvat≪EMR≫≪デジタルフローラ≫https://trym.shop-pro.jp/?pid=143751027