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G&P PEQ-15A/DBAL-A2のリモートスイッチが接触不良を起こしたので分解して直しました

記事作成日:2020年2月18日

最近G&P PEQ-15A/DBAL-A2のリモートスイッチ用の端子の接触不良が多発して、スイッチが認識せず点灯できたり出来なかったり、点灯できても消灯出来なかったりなどトラブルが増えていたので、治す事にしました。

最初はリモートスイッチ側の問題を疑ったのですが、別のスイッチに変えても状態は変わらず、更に端子を押し付けながら使うと高確率で点灯出来たりしていたので、端子の接触不良だろうと思い分解する事に。

G&P DBAL-A2のリモートスイッチ用の端子はフォーンプラグのミニプラグ(3.5mmオーディオ端子)互換なので、最悪部品を交換すれば良いかな?と。
ただし、端子の中身を確認するにはスイッチ部分に付いている4つのネジを外す必要があります。

しかし、このネジは全て樹脂のような物で埋められており、普通に外す事が出来ません。

という訳で、まずはこの樹脂のような栓を外します。

普通に引っこ抜く事が出来ないので、ドリルを使って穴を開けてから、タップビスをねじ込んで引っこ抜こうと思いました。

ある程度穴を開けたらドリルを抜いて…と思ったらスポッとそのまま抜けました。
割と緩かった模様。

3箇所はこの方法で抜けたのですが、1箇所だけ簡単には抜けなかったので、予定通りタップビスをねじ込んでペンチで引っこ抜く事に。

これで4本の栓が外れました。

奥の方にプラスネジが入っているので、これらを抜きます。
全てネジ+スプリングワッシャーが付いていたのですが、右上のネジのみ色が異なるスプリングワッシャーが入っていました。
右上のネジは銀色、それ意外は黒色のスプリングワッシャーです。

なんでかな?と思いながら蓋を開けると理由が分かりました。
どうやら右上が端子のような物になっており、通電するようになっているようです。(写真赤矢印部分)

もしかしてここがGND(グランド)になってるんでしょうかね…。
その為、ワッシャーも通電するようにしたとかでしょうか…。

スイッチ側のコネクタを外すとこんな感じ。
コネクタは引っ張れば抜けます。

端子を見てみた所、接点の突出量が妙に小さい気がしたのでマイナスドライバーを使って広げてみました。

結構大げさに突出させてみたのですが、これで無事改善しました。
リモートスイッチでのON/OFFも、本体側でのON/OFFでも問題なし。
これで安心して使う事が出来ます。

尚、何かあった時にバラしやすいように蓋のネジはそのままにしています。
気になる人は黒色のグルーガンなどで埋めると良いかもしれません。