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Bluetooth 5.0の完全ワイヤレスイヤホン Jabra ELITE 75tを買いました

記事作成日:2020年3月13日

3年ぶりくらいのイヤホンレビューです。
3年前に『Sol Republic AMPS AIR』を購入、2年近く使っていたのですがバッテリーの持続時間が短くなってきたので一旦使用を中断、当時めぼしい完全ワイヤレスイヤホンも無かったので、とりあえずAmazonで売られていた3000〜4000円程度の安いイヤホンを数ヶ月おきに買い替えて使っていました。

そして、遂に良さそうなモデルが出たのでこのタイミングで買い換える事にしました。
それが今回購入した『Jabra ELITE 75t』です。
色はチタニウムブラック。

Jabra(ジャブラ)と言えばビジネス向けの会議システム(スピーカーとマイクが一体となっているハードウェア)や、ヘッドセットが有名なメーカーだと思うんですが、完全ワイヤレスイヤホン界隈でも割と有名なメーカーの1つだと思います。

個人的には同社製ハイエンド完全ワイヤレスイヤホンであるJabra ELITE 65tがかなり高評価だったという事もあって、このELITE 75tは気になっていた機種でありました。

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という訳で、内容物の紹介。
パッケージを開けると充電用ケース、イヤホン、USBケーブル、イヤーチップが同梱されています。

イヤホン本体にMサイズのイヤーチップが予め付けられており、SサイズとLサイズはこのようなパッケージの中にはいっています。

Jabra ELITE 75tのケースとイヤホン本体はそれぞれこんな感じ。
イヤホン本体とケースのサイズ比を見て頂けると分かると思いますが、ケースがかなり小さいです。

一般的な紙巻きタバコの半分位の大きさしかありません。
ケースが小さいのはポケットに入れた際などに邪魔にならないので何かと便利です。

また、ケースの表面はラバーコーティングが施されており、色味も質感もいい感じ。

ケースを開けると写真左側のような感じになっており、シールを剥がす事でイヤホンを収めるための窪みが出てきます。
当たり前ですが日本の電波法を通っている製品なので、電波法のロゴも書かれていますね。

尚、この窪んでいる所には磁石が埋め込まれており、イヤホンを入れるとパチッ!と、しっかり保持してくれるようになっています。

ケースの裏面にはUSB-Cコネクタが付いています。
このコネクタは充電に使います。

最近はUSB-C対応のデバイスも増えているのでそういったケーブルと共用できるのはありがたいですね。

尚、バッテリーが少ない時は黄色にランプが点灯、満充電されたら緑色にランプが点灯します。

イヤホン本体はこんな感じ。
Jabraのロゴが書かれている面がチタニウムブラック、耳に接触する側が黒色というツートーンカラーになっています。

尚、このロゴの部分はボタンになっており、右耳と左耳でそれぞれ機能が異なっています。

右耳1クリック:音楽の再生/停止
右耳2クリック:音声コントロール起動
右耳長押し:音量UP

左耳1クリック:外音取り込み(HearThrough)ON/OFF
左耳2クリック:次の曲へ
左耳3クリック:前の曲へ(再生途中の場合は曲の頭に戻る)
左耳長押し:音量DOWN

割と色々な操作が出来ますが、クリック感がしっかりしているので 誤作動は少ないでしょう。

冒頭で書いた通り、イヤホンにはMサイズのイヤーチップが付いています。
外すとこんな感じ。
比較的小さめのノズルです。

イヤホン本体にはマイクが2箇所に付いています。
両耳合わせて4つのマイクが付いている訳ですね。

この4つのマイクを用いた雑音除去機能を使い、よりクリアな通話が可能になっているのが特徴です。
実際に電話をして試してみた所、主に車の走行音や風切り音などを除去してくれるようです。
逆に人混みのザワザワした音とかはそんなに消してくれない感じがしました。
まあ、十分実用レベルのマイク感度ではないか?といった感じ。

ペアリングして使用を開始します

という訳で、早速ペアリングして使っていきます。
と、その前にJabra Sound+というスマホアプリをインストールしておきます。
アプリが無くても使うことは可能ですが、ソフトウェアアップデートやイコライザー、アレクサ連携など色々な機能が使えるようになるので入れておいた方が良いと思います。

イヤホンはケースに入れた状態から取り出すと自動的に電源がONになります。

電源がONになったら自動的にペアリングモードになり、iOSの場合は設定のBluetoothの項目に『Jabra Elite 75t』と出てくるのでペアリングします。

ペアリングが完了したらもう普通にイヤホンとして使えるのですが、Jabra Sound+を立ち上げると新しいファームウェアがあるとの通知が表示されたので、アップデートファイルをダウンロード、インストールを行いました。

アップデートはダウンロードからインストールの全行程完了まで20〜30分程度掛かりました。

アップデートが完了したらこのようなメッセージが表示されます。

という訳で、これでイヤホンのソフトウェアが最新になりました。

Jabra Sound+アプリを使って出来る事

Jabra Sound+を使う事で出来る事はざっくり下記の通り

  • モーメント切り替え(通常、電車、フォーカスの3種が用意)
  • HearThroughのON/OFFと感度の調整
  • サウンドイコライザーの設定(数種類のプリセットあり、自作プリセットの追加も可能)
  • サウンドスケープの再生
  • Alexaとの連携設定
  • ファームウェアアップデート
  • デフォルトの音声アシスタントの切り替え(OS標準の物を使うか、Alexaを使うかなど。)
  • デバイスの登録(これをする事で保証が受けられるようになります)
  • イヤホンの位置検索(紛失時などに使えそう)
  • ヘッドセットの言語変更(デフォルトが英語、言語は追加でダウンロード・インストールする必要あり)
  • マニュアルの参照

などなど、色々な機能があります。

一例として、モーメントとイコライザー、Alexaなど

製品の登録もアプリ上から行えます。
名前やメールアドレスを入力し、国名を選択するだけ。

メルマガの購読にもチェックを入れましたが今の所「会員登録しました」のメール以外届いてないですね…。

イヤホンの場所を探したり(iOSで言う所の「iPhoneを探す」みたいな機能)、音声ガイダンス用の言語ファイルをダウンロードしたりも出来ます。
デフォルトは英語なので、日本語のガイダンスを聞きたい人は日本語をダウンロードすると良いでしょう。

サウンドエスケープの種類も色々用意されています。
オマケ機能程度に思っったんですが、案外立体感のある綺麗な音が鳴ります。

通話の音量やスリープの設定も細かく設定出来る他、イヤホンを外した時に自動的に音楽を止めてくれる機能のON/OFFも切り替える事が可能です。

ざっくり説明しましたが、十分過ぎる機能では無いでしょうか…。

音質と特性、付属のイヤーピースの遮音性、電波強度について

という訳で、Jabra ELITE 75tを2日程度使ってみた感じの感想です。
通勤片道1時間で途中東京の池袋、新宿、渋谷など人の多い場所も通過している状態での検証です。

まず、イヤホンの音質としては全体的に若干低音よりのフラット。
高域に関してもしっかり鳴りつつシャリシャリした感じはありません。
低音も曇らずしっかり響いてくれます。
また、AAC対応という事もあって、クリアな音でノイズ全く感じられませんでした。
やはりSBCとは雲泥の差ですね…。

ただし、0.3〜0.5秒程度の遅延は発生しますね。
普通に動画を見たり普通のゲームをしたりする程度ならそこまで大きな問題は無いでしょうけど、音ゲーは不可能に近いでしょうね。

イヤーピースの遮音性に関しては正直そこまで高くは無いかな?といった感じ。
ただ、装着感は非常によく、全く違和感の無いつけ心地でしたし、ズレたり外れそうになる事もありませんでした。

また、電波強度に関しても今まで使ってきた完全ワイヤレスイヤホンの中ではダントツで強い気がします。
というのも、今の所一度も途切れた事が無いんですよね…。
今まで使ってきた製品(完全ワイヤレスではBluetoothイヤホン含む)だと通勤ラッシュの時とかよくブチブチ途切れたり、片耳だけ聞こえなくなったりする事があったのですが…。

コンプライのイヤーピースに交換しました

どんなイヤホンを買ってもかならずイヤーピースはコンプライのに交換しているので、Jabra ELITE 75tに使う為にコンプライのイヤーピースを買ってきました。

買ってきたのは『Comply Sx-Tw-Tg Variation』。
「ザ ワイヤレス」という完全ワイヤレスイヤホン用のシリーズで、一般的なイヤーピースよりも大幅に高さが低くなっているのが特徴の製品です。
サイズはMサイズ。

Comply(コンプライ) Sx - Tw - Tg-200 Variation (1ペアMサイズ, Truly Wireless)Amazonで購入する

こんな感じで耳垢ガードが付いているウレタンで出来たイヤーピースです。
ノズルを差し込む部分はゴムになっています。

Jabra ELITE 75tに取り付けるとこんな感じ。

イヤーピースの高さが低いので、充電ケースに入れた時にピッタリ収まるんですよね。
普通のイヤーピースだとケースに入れた際に端子の接触不良が起きたり、蓋が閉じれなくなったりする事があるので、専用品は重要です。

コンプライのイヤーピースを付けた際の音の変化について

コンプライのイヤーピースを取り付けるとだいたい同じ感じの感想になるんですが、低音がかなり強くなります。
とは言ってもそれ以外の音が弱くなるか?と言うとそういう訳ではないんですがね…。

装着感に関しては純正のイヤーピースに比べると少し圧迫感が高いです。
まだ買って間もないのでウレタンがもう少し柔くなってきたらちょうど良く感じられるのだと思いますが…。

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