SIG AIR MCXのロアレシーバーに付いているQDスイベルを使えるようにしました
記事作成日:2020年5月2日
Cybergun版も、SIG AIR版も共通でロアレシーバーに付いているQDスイベル部分が、メカボックスの干渉によって使えなくなっているのが少し残念なポイントなんですよね。
1ポイントスリング派の私にとって、ストックの根本辺りにスリングを付けれるか付けられないかは、サバゲーで使えるか使えないかと同レベルに大きな問題になります。
純正ストックだと基部にスリングスイベルが付いているので問題は無いのですが、私はSIG AIR版の方のMCXにTelescoping/Folding Stockという折り曲げストックにしている為、ストック基部周辺にスリングスイベルが無いのです。
なので、SIG AIR MCXのロアレシーバーに付いているQDスイベル用の穴を使えるようにしてみる事にしました。
このQDスイベルはストックを折り畳んだ状態でも干渉しない部分ですしね。
という訳で、まずは「そもそもこのロアレシーバーに空いているQDスイベルの穴はちゃんと使えるようになっているのか?」という事を確かめてみた所、レシーバー側は問題無さそうでした。
ただ、QDスリングスイベルに回転の制限が付いているようで、80度程度の範囲でのみ回転させる事が出来ました。
実銃の仕様を再現しているのでしょうか…凝った造りになっている癖に使えないのは非常に勿体ないです…。
という訳で、メカボックス側の加工のみで使えそうだという事が判明したので、メカボックスを削ります。
加工にはリューターと円柱状の超硬バーを使いました。
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加工後はこんな感じ。
メカボックスのこの部分は十分な厚みがあるので、よほど下手な事をしない限り強度に影響を及ぼす事は無いと思います。
削りすぎないようにすればネジ穴を殺さずに済みます。
尚、反対側に関してはネジ頭が邪魔で加工するのが困難というか、ネジ頭も削らないといけないので、面倒くさいです。
という訳で、メカボックスをロアレシーバーに取り付けてテスト。
問題無しな感じ。
着脱はスムーズで、引っ張ったり捻ったりしても外れる心配は無さそうです。
という訳で、これでSIG MCXのスリング問題が解消できました。
最初からQDスイベルが使えるようなメカボックスが入っていれば良かったのですが、流石にコスト的に現実的では無いでしょうからね…。(メカボックスはVFC製のアンビセレクターレバー対応のVer2亜種メカボックスが入っています)
まあ、やってみた感じそんな大変な加工では無いので、必要な人が必要になった時に加工するのが良い物じゃないかなと思います。