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東京マルイ GBB 89式のアンビチャージングハンドルとボルトキャッチボタンを大型化するパーツを作りました

記事作成日:2020年7月14日

「東京マルイ GBB 89式のアンビチャージングハンドル」とか当たり前のように書いてますがおかしな話ですよね…。

という訳で先日、ゲーム中に破損してしまったアンビチャージングハンドルを修理する為のパーツと、ボルトキャッチボタンを大型化するパーツを作ったのですが、これが完成したので記事にします。

完成したデータはそれぞれこんな感じ。
黒色のナイロンで出力すれば塗装する手間が省けるんですが、なんだかんだ素材が一番安いのでいつも白ナイロンばかり使っちゃうんですよね…。(数百円の差なんですけど)

まずはボルトストップの取り付けから行いました。
出力したパーツは既存のボルトストップに被せて取り付けるタイプの物になります。

ボルト一式交換すると確実に強度的な問題が起きるので、被せるパーツにしました。

89式のボルトストップって、M4みたいな「ボルトリリースボタン」とは違い、メンテナンスや安全確保の為にボルトオープンを行う為に設けられている物らしく、ボルトをリリースする為に使う物では無いらしいんですよね。
ただ、指で操作しやすい場所にあるので、「ボルトリリースボタンとして使えるようにした方が便利なのでは?」と思ったので、こういうパーツを作ってみました。

という訳で、こんな感じでボルトに被せます。
もちろん、このままだと被さっているだけで固定されていないので、追々接着する予定です。

89式のボルトストップボタンは斜めにカットされたかまぼこ型みたいな独特な形をしているので、ポン付け出来るか不安があったのですが、問題無さそうでした。

続いて、アンビチャージングの取り付けを行います。
出力したハンドルは比較的小さめで必要最低限の引きやすさを担保した形にしてみました。

銃本体の左側に大きなチャージングハンドルがあると装備に当たったりして邪魔なんですよね…。
「じゃあ何でわざわざ左側にチャージングハンドル付けたんだよ」って言われそうですが…。

このチャージングハンドルを取り付ける前にボルトに開けているM5のネジ穴を補強する為に、ステンレスのイリサートを買ってきました
このチャージングハンドルはダイカストのボルトにタップを掘っている所に固定している状態なので、そもそもの強度が不安だったんですよね…。
イリサートの材質はステンレスです。

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という訳で、まずはボルトの分解。

ボルトに開けたネジ穴にイリサートを差し込みます。
また、イリサートは緩まれると困るのでネジロック剤を塗布しています。

ボルトの内側から確認してイリサートやバリなどの異物が飛び出ていない事を確認。
まあ、ボルトの厚みに合った長さのイリサートを買ってるので問題無しですね。

これでネジがM5ではなくM4対応になりました。
まあ、そこまでむちゃくちゃな使い方はしないので、M4でも強度的には問題無いでしょう。

という訳で、ボルトハンドルを取り付けました。
サイズはピッタリですね。
ボルトハンドルのデータもネジが通る穴をM5ではなくM4サイズにして出力を掛けています。

ボルトを後退させた状態でも問題は無し。
しっかりボルトストップもします。

寸法の問題が無さそうだったので、塗装を行いました。
使った塗料はインディーのブラックパーカーです。

ボルトリリースボタンはセメダイン SUPER XGを使って貼り付けました。
樹脂と金属の接着にも使えますし、結構強めの衝撃が加わる場所でも使えるので、こういう時に重宝します。

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操作性はバッチリ、想定通り指で押し下げやすくなりました。

ボルトハンドルはM4のネジで固定します。

また、まともなアンビチャージングハンドルを手に入れたので、本来のチャージングハンドルは外しました。
これで右側がだいぶスッキリしました。

実際の動作はこんな感じです。
非常に操作しやすくなったんですが、特にボルトリリースボタンはとても便利でした。

魔改造89式こと89式破門小銃、本当楽しいですよ…。
そろそろセレクターレバーを何とかしたいなと思って構想を練っているんですが、どうも樹脂系のパーツだと強度の問題が起きそうでほぼ諦め状態です…。
金属系の素材は流石に高すぎるので…。

せめてマガジンキャッチボタン位はもう少し押しやすくしたいな〜と思ったりしてますが…。