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ちゅんちゅん工房 ちゅぷりんぐ新作、ちゅぷりんぐ0.7とちゅぷりんぐ0.5のレビュー(・8・)

2020年7月21日

ちゅんちゅん工房製のSYSTEMA PTW(トレポン)用カスタムスプリング、『ちゅぷりんぐ』の新作が登場したのでレビューします。
今回登場したのはちゅぷりんぐ0.7とちゅぷりんぐ0.5の2種類になります。

0.7と0.5はそれぞれ線形を指しており、見ての通りめちゃくちゃ細いトリガースプリングになっています。

ちなみに、従来型のちゅぷりんぐや純正スプリングと比較するとこんな感じになっています。
ちゅぷりんぐは旧型で純正比128%、現行ロットが151%ですが、ちゅぷりんぐ0.7と0.5は共に純正未満の硬さになっています。

トリガースプリングが軽くなる事で大幅にガク引きを抑える事が出来るのと、瞬時な射撃を可能にします。

例えば精密射撃を行う際、トリガープル・トリガーフィーリングは軽くてスムーズである方が良いです。
また、弱い力でトリガーを引く事が出来る為、チョン引きでの射撃を行いやすいです。

個人的には「トリガーを引いてる感」を強くしたいので重いトリガープルの方が好きなのですが、軽さに拘る人も一定数居るのでこういう製品も良いアイディアだと思います。
また、先述の通り精密射撃を行う上でも柔らかいトリガーというのは大きなメリットになります。

という訳で、こちらのスプリングを検証していきます。
検証に使うのは流速ポンのロアレシーバー。

ロアレシーバー自体やギアボックス、トリガースイッチ(ECU)などは全てSYSTEMA純正ですが、トリガーのみちゅんちゅん工房製品の『RTW用 G社Superdutyタイプトリガー』を組み込んでおり、トリガーストロークを調整しています。

基本的にレビューはトリガープルの内容になるので、トリガープルゲージを使ってのテストになります。
テストは動作(セクターギアが回転)するまでトリガーを引き、10回連続で計測した結果になります。

という訳で、まずはちゅぷりんぐ(純正比150%)から。

トリガープルはこんな感じ。
最大0.75kg、最低0.61kg、平均0.67kgといった感じでした。

ショートストロークでもしっかり「引いてる感」を感じられる重さがあります。

続いてノーマルスプリングです。

結果はちゅぷりんぐよりも少し軽い感じで、最大0.52kg、最低0.40kg、平均0.46kgといった感じでした。

ちゅぷりんぐに慣れてしまうと柔らかさが気になりますが、確かに純正ってこんな感じだったな〜というトリガープルです。

続いて、ここからが本題。
まずはちゅぷりんぐ0.7を組み込んでみます。
にしても、本当異常な細さですね…。

尚、組み込み時の注意点としてトリガーのシム調整をしっかり行いつつ、粘度の低いグリスを塗布しないとトリガーの戻りが悪くなってしまいます。

私は元々シム調整をした上で、G.A.W. Gグリースを使っていたのですが、少し戻りが悪かったのでG.A.W. Gループに変えました。

計測結果はこんな感じで最大0.18kg、最低0.10kg、平均0.16kgと純正の半分以下、200gを下回るトリガープルになりました。

とにかく軽いトリガープルで、チョン引きで射撃が可能です。
感覚的にはトリガーストロークを詰めて電子トリガー化したSTD電動ガンみたいな感じですね。

続いて、ちゅぷりんぐ 0.5です。
こちらは、もはやSTD電動ガンのセーフティーバー・スプリングみたいな線径しか無く、0.7と比べても非常にフニャフニャです。

実際に計測してみた所、そこまで0.7と変わらない結果になりました。
ほんの僅かに軽くなっただけですね。

これはトリガーの動きと連動して動く「トリガーロック」というパーツが原因です。(写真赤矢印)
このパーツにもスプリングが入っており、このスプリングがソコソコ硬いので、どれだけトリガースプリングを柔らかくしても一定以上下がらないという事が起こります。

なのでトリガーロックを外してからがちゅぷりんぐ0.5の本領発揮だと思い、トリガーロックを外して計測を行った所、銃自体の揺れで計測の誤差が激しく出てしまう結果に。

なので、バッテリーを抜いてタクトスイッチが押された感触を得たタイミングでトリガーを戻すようにしました。
というか、タクトスイッチが押される感触が得られるトリガープルって凄くないですか…?

これは”トリガープル”と言えるのでしょうか…。
実質、トリガーに触れただけで撃てます。

ただ、トリガーの戻りが少し遅いのでセミ連射をするにはあまり向いていないかな?と感じたのと、あまりにトリガープルが軽すぎて銃自体の駆動による振動でトリガーが引かれてしまったり(チャタリングのような感じ)、射撃の度にしっかり指を戻さないとバンプファイアしてしまうなど、暴発に近い動きになりました。

この辺りは遊びを減らしてるというのも理由の一つですが、トリガーロックを外して組み込む場合は気をつけた方が良いでしょう。

個人的には軽いトリガープルを望むならストロークを詰めたトリガーにちゅぷりんぐ0.7をトリガーロックを付けた状態で組み込むのが凄く良いかな?と思いました。

それと、この軽いちゅぷりんぐシリーズは不知火 陽炎5型Bなどのトリガーを光検知するECUとの相性が凄く良いような感じがしました。
それこそタクトスイッチの重みすら消すことが出来るので、トリガープルの軽さの限界にチャレンジする事が出来そうです。