RARE ARMS AR15用のカートを3Dプリントで作ってみました(試作)
記事作成日:2020年9月1日
RARE ARMS AR15用のカートリッジを自作出来ないかなと思ってとりあえずDMMの3Dプリントを使って作ってみる事にしました。
試作したカートは下記3種類、壊れる事前提で色々検証する為に4本ずつ出力を掛けました。
出力時の色を黄色にしてみたんですが、思ってた以上にパステル系の色味でした…。
比較対象として、RARE ARMS AR15の純正樹脂カートを置いています。
重量は純正樹脂カートの半分の重量でした。
1g未満を計測出来る測りが現在故障中なので、だいたいの重量しか測れてませんが…。
BB弾保持位置調整用 試作A
というわけで、まずはRARE ARMS AR15のBB弾保持位置をカートリッジ側で調整する為のカートを作ってみました。
これはBB弾が少し飛び出すような形で保持されるように作っています。
ただ、思いの外BB弾の飛び出し量が少なかったです…。
ミスりましたね。本来なら半分ほど飛び出させるつもりだったんですけど…。
BB弾保持位置調整用 試作B
こちらはカートリッジの長さを少し長めにして、先端にOリングを付けてBB弾を保持するタイプのカートにしてみました。
試作Aに比べると若干の躓きHOPになりますが、これでも純正カートよりかはだいぶマシです。
BB弾を入れるとこんな感じ。
散弾カートリッジ(3発動時発射)
これは興味本位で作ってみたネタ枠です。
1つのカートリッジに3発のBB弾を詰め込める、散弾カートリッジも作ってみました。
こちらもOリングでBB弾を保持します。
弾を込めるとこんな感じ。
3発入りましたが、これも寸法ちょっとミスってますね…。
とりあえずマガジンへの装填やチャンバーへの装填、手動での排莢も大丈夫でした。
これはイケるのでは…?と思ったのですが、ガスを入れて動作させるとリムが即死しました。
流石にボルトの後退速度には耐える事が出来ないようです…。
あと、ジャムるとカートリッジ側面がボルトに当たって抉れたり、先端部分が潰れてしまったりするので、純粋に耐久性に難ありな感じですね。
流石にナイロンでカートを作るのは難しい感じですね。
ちなみに散弾カートの初速ですが、0.20gで63m/s程度と割と初速が低めに計測されます。
これはバレル1本で同時発射を行うショットガンと同様ですね。