
多用途冷却FAN、AC Infinity MULTIFAN S4をMac miniの冷却用に買ってみた
記事作成日:2020年9月17日
AC Infinity MULTIFAN S4という製品を買ってみました。

こちらは様々な電子機器で使う事が出来る、外付けの冷却FANになります。
PCはもちろんゲーム機やアンプやそれらを収納している机の給排気の為に使う事を想定されているようです。
内容物はこんな感じで冷却ファン本体とケーブルをまとめる為の結束バンド、説明書になります。

こんな感じでケーブルを束ねる為のパーツはこんな感じ。
結束バンドと粘着テープが貼られた固定具になります。

説明書は英語表記でイラスト付き。
まあ、特に難しい事も無いので、英語読める必要は無いと思います。

ファン本体はこんな感じ。
今回購入したのは140mmサイズのファンですが、120mmと80mmの製品もそれぞれ存在するので、用途に応じたサイズのファンを買うと良いでしょう。
尚、ファンにはゴム足と羽のガードが付いています。

側面には羽の回転方向と空気が流れる方向が矢印で記されています。

ファンの四隅、両面共にゴム足が付いています。
少し吸盤っぽい感じの形状になっていますが、張り付くような事はありません。

電力供給はUSBで、更に連結させる為のメス端子も付いています。
説明書によるとこのFANは連結させて使う事も出来る仕様のようです。

コントローラーはこんな感じでUSBケーブルの間に付いています。
回転数は3段階、Hが最高、Mが真ん中、Lが最低、Oが電源OFFです。

という訳で、こちらの冷却ファンをこちらのMac miniの冷却に使ってみようと思います。
というのも、テレワークをしていると20時間近くPCを可動し続けているので、熱が結構問題になっていそうなんですよね…。
Mac miniってお世辞にも放熱性能が優れてるとは言えないですし…。

幸いこのMac miniは外装が全てアルミで全体で放熱するような設計にもなっているので外側を冷やせば良いのでは?と思って今回ファンを買ってみました。
調べてみたらヒートシンク貼り付けている人も居ました。
という訳で、何もしていない状態のMac miniはこんな感じ。
上面が44度超え、側面で42度超えといった感じでした。

ファンを取り付けてみます。
丁度ディスプレイとmac miniの間でギリギリ入る感じでした。

取り付けて6時間程度、最高回転で回していた所、温度がこんな感じに変化しました。
PC自体は普段通りに使っているのでそれなりに負荷が掛かっている状態です。

上面が44度→37度、側面が42度→34度と、7〜8度程度下がったようです。
その後、回転数をMやLに落として試しましたが、Hの状態と温度の変化はありませんでした。
とりあえず風が当たってれば冷える感じですね。
また、内部温度はMac用アプリのHWMonitorを使って計測してみました。
まず、ファンが無かった時の温度はこんな感じで、全体的に暑そうです。

ファンをHで回している状態だとこんな感じで、全体的に5〜10度程度の温度変化がありました。
これは結構効果があるという事では無いでしょうか。

尚、回転数をMやLにした場合はHの時より少しだけ温度が高いような印象がありましたが、ただの誤差かもしれないです…。
どのみちファン無しの時よりも温度は下がっています。

という訳で、これで少しは発熱が改善されたかな?と思います。
実際これでパフォーマンスが上がったか?と言われるとそこまで大きな変化は感じないんですけどね…。