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SOTAC Docterタイプ ドットサイト M-003を買ってみた

記事作成日:2020年10月21日

Docter規格マウントの採寸用に結構前に買った物なんですが、今更ながらレビューします。
SOTAC製品でおなじみのハードケースに色々な付属品と共に入っています。

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付属品はクリーニングクロスとGlock用のマウントベースになります。

Glock用マウントベースには固定用のネジと工具なども入っていました。
短い皿ネジはGlock18C用、長い皿ネジは普通のGoock用で、2本の六角穴付きボルトはDocterサイトの固定用です。
東京マルイ系のGlockシリーズであれば一通り取り付ける事が出来そうです。

Glock用マウントはこんな感じのアルミ製です。
リアサイトを外して取り付けるタイプですね。

という訳で、SOTAC Docterタイプドットサイトを見ていきます。
ドットサイトには左に置いてあるカバーが被さっています。

こちらのカバーは樹脂製で安っぽいですがドットサイトの電源ON/OFFを行う機能も担っているので非情に重要なパーツです。

カバーを外すと電源がONになり、カバーを被せると電源がOFFになるって感じですね。

ドットサイトはこんな感じ。
フル刻印ですね。

ローマウントベースが付属します。
こちらのマウントは20mmレールに対応し、ネジ1本で固定するタイプです。

ドットサイトのレンズ下部に光センサーが付いています。
ここで外部の明るさを計測して、レティクルの輝度に反映します。
また、カバーが被さったりして真っ暗になると消灯します。

暗い場所では消灯してしまうので、ローライトゲームやナイトゲームでは使えない可能性があるので注意が必要です。

上部はこんな感じ。
レンズ上部のカバーにDOCTERと入っています。

左右はこんな感じ。

エレベーテーションノブとウィンテージノブはそれぞれにロックするネジが付いているので、調整の際にはまずロックネジを緩めてから回す必要があります。
尚、ノブにクリック感はありません。

マイクロリフレックスサイトだとこういう仕様になっている製品が多いんですが、所見だと気づかずそのまま調整ノブを回してしまって壊してしまうという事も少なくはないようです。

バッテリーはドットサイト下部から挿入します。
電池交換時に一旦マウントから外す必要があるのが面倒ですね。
尚、対応している電池はCR2032です。

冒頭でも紹介してますがこちらのドットサイトはセンサーによって輝度を自動的に調整する製品なので、輝度調節ボタンなどはありません。

SOTAC Docterタイプドットサイトのレンズとレティクルについて

という訳で、まずはレンズを見ていきましょう。
レンズはルビーコートが施されていますが、まあ安価な製品でありがちな雰囲気。
これといった特徴は無いですね。

レンズの青みは割と強めで全体的に青みがかった視界となっています。
その分、レティクルの視認性は結構高いです。

輝度に関しては少し明るすぎる位な感じがしました。

最後にいつものパララックス計測を行っていきます。
最初、明るすぎて気づけなかったんですが、よく見るとレティクルが少し歪んでいますね。

レンズの歪みはかなり控えめな感じ。

視点を上下左右に動かすとこんな感じで上と左右はドットがすごい事になりますね。
下に動かす分には特に問題は無さそう。

この通り、ドットが線になっちゃってますね。
恐らく連曲の湾曲に沿ってドットが伸びちゃっている感じです。

尚、ここまで極端に動かさなくとも変形に気づける程レティクルはグイグイ歪みます。
例えばサイトを覗きながら移動するような動きをしているとレティクルの変形が気になります。

SOTAC DOCTERタイプ ドットサイトのまとめ、総評

  • お値段3999円とまあまあ安い(Amazon
  • ちゃんと刻印入りで外観の出来は良い感じ
  • レンズは青い
  • 輝度は高く、視認性は良いが自動調光なので周囲の明るさ依存
  • レティクルが歪んでおり汚い
  • 視点を動かすと歪みが酷くなる

ざっと、こんな所ですね。

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