独特な形状の緑レティクルを採用したSIG SAUER ROMEO4H Green SOR43013を買ってみた | エボログ

独特な形状の緑レティクルを採用したSIG SAUER ROMEO4H Green SOR43013を買ってみた

2020年11月6日

前々からちょっと気になっていた、SIG SAUER ROMEO4H Greenを買ってみました。
こちらはROMEO4Hのグリーンレティクルモデルになります。

レティクル形状はGreen Horseshoe Dot。
「1MOA/10MOA Horseshoe Ballistic Dot」と書いている通り、ドロップ弾道で狙う事が出来るタイプのレティクル形状になります。
このレティクル形状って多分このROMEO4H Greenのみなんですよね。

このドットサイト、国内外のレビューを見てみると評価が低い物に関しては「ドットが小さすぎて使いづらい」的な意見が多い気がしたんですが、レティクルの仕様を見ればその理由がよく分かると思います。

1MOA/10MOAと書かれています。
つまり、中央のドットが1MOA、ホースシューが10MOAって事です。

なので、レティクルはメチャクチャ小さいです。
ただ、このイラストだとホースシューが30〜40MOA位あるように見えるんですよね…。

公式サイトやショップの写真でもレティクル形状はこういう写真で説明されていると思います。
自分も詳しく調べるまではこの罠に気づきませんでした。

まあ、その辺りは後にしてまず内容物の紹介から。
説明書、クリーニングクロス、ドットサイト本体、レンズキャップ、ローマウントベース、調整工具、電池といった感じ。

箱からドットサイトや付属品を取り出すとこんな感じ。

付属のレンズキャップはSIGロゴ入りのラバー製。
ROMEO4H本体にはバトラーキャップが付いているので、キャップを外した時にこれを取り付ける感じですね。

ローマウントはこんな感じ。
まあ、特に言う事は無いですが、ピカティニーレール対応品になります。

調整工具はSIGロゴ入り。
HOLOSUN製ドットサイトに付属する工具によく似ています。

SIG SAUER ROMEO4H Green SOR43013の本体はこんな感じ。
本体がグレー、マウントやバトラーキャップが黒といった感じのツートーンカラーとなっています。

本体には最初からバトラーキャップが付いています。
このバトラーキャップはクリアレンズが埋め込まれており、閉じた状態でも使う事が出来ます。

バトラーキャップを開くとこんな感じ。
デフォルトは下側に開くようになっていますが、開く方向は360度自由な方向に開く事が可能です。

ドットサイト上部は輝度調整ボタンになっています。
ソーラーパネル非搭載モデルは基本ここにボタンがありますね。

ボタンの操作は下記の通り

  • +、-長押し:電源ON/OFF
  • +、-同時長押し:レティクル形状切り替え(3種類)
  • +単体押し:輝度UP
  • -単体押し:輝度DOWN

自動調光とかは無いので、操作はシンプルですね。

右側はこんな感じで電池はこちらから入れます。

蓋を開けるとこんな感じで、蓋の内側にSIGロゴ入りのラバーが付いており、これが電池を押し付ける仕様になっています。
対応電池はCR2032です。

エレベーテーションダイヤル、ウィンテージダイヤルにはそれぞれキャップが付いています。

キャップを外して、裏っ返しにしてゼロイン調整する仕様ですね。
エレベーテーションのキャップ内側に回転方向と1クリック0.5MOA動く事が記載されています。
クリックは結構固めでカチカチとしたクリック感があります。
マイナスドライバーを使った方が回しやすくて良いですね。

キャップ内側に「UP/R」と書かれている事から分かる通り、このキャップはエレベーテーション・ウィンテージ共用になっています。

というのも、ウィンテージダイヤル用のキャップはゼロイン調整用の工具にはなっておらず、マイナスドライバー用の窪みが付いているだけです。

マウントはこんな感じのQDレバー付きハイマウント。
こちらもピカティニーレール専用となっています。

ここはアルミではなくスチールですね。
デザインはSIGらしい感じがしますが、素材にHOLOSUNらしさが出ています。

SIG SAUER ROMEO4H Green SOR43013のレンズとレティクルについて

という訳で、レンズを見ていきます。
まずは対物レンズから。

こちらは正面から見ると鮮やかな緑色の反射が確認出来ます。
角度を付けると赤い反射になります。

緑〜赤のレンズコーティングが施されている訳ではなく、どうやら奥まった所にあるレンズが緑色のコーティング、手前にあるレンズが赤色のコーティングが施されているのでこういう見え方になっているようです。

接眼レンズ側にもコーティングが施されており、水色っぽい反射が確認出来ます。
角度によっては対物レンズ側から覗いた時にも確認出来た、緑色の反射も確認出来ます。

視界はこんな感じでめっちゃ紫です。
こちら、HOLOSUN製のグリーンレティクルモデルでも同じなんですが、照明の色温度によってレンズが紫色になります。
太陽光下では無色透明に見えます。

「何だよ!めっちゃ紫色じゃん!」って思う人は一度外に出るか、部屋の蛍光灯の色温度を変えてみて下さい。
透明になるはずです。

例えば、ディスプレイを覗いている部分は色が見えません。

レティクルはこんな感じ。
中央にちょこん…と居るのがレティクルです。

見ての通り、1MOAドットとホースシューが合体して巨大なドットとして認識出来てしまうような状態。
小さなスペースにぎゅうぎゅう詰めされている感じです。

多分、相当視力が良くないと、肉眼でホースシューを正しく使う事は出来ないんじゃないかなと思います…。

レティクル形状の図と実際の見た目を比較するとこんな感じ。
左のイラストで右の見た目を想像出来る人は居るのでしょうか…疑問です。

このレティクル、恐らくですが設計がマグニファイアと組み合わせる事を前提としているんだと思います。
例えば同社製の4倍マグニファイア、JULIET4と組み合わせて覗くとこんな感じ。
まあ、これでも全然小さいんですが、ドロップダウン用のドットが使える程度には拡大されます。

それにしても、一体何メートル先を狙う為のドロップダウンレティクルなんでしょうか…。
後、4倍でこのサイズ感なので、6倍マグニファイア(JULIET6)とも相性は良さそうです。

レティクルを切り替えるとこんな感じになります。
左:1MOAドット+10MOAホースシュー+バリスティックドット(左右付き)
中:1MOAドット+10MOAホースシュー
右:1MOAドット+10MOAホースシュー+バリスティックドット(左右無し)

レティクル形状がわかりやすいようにかなり拡大していますが。真ん中とか、もはや巨大なドットサイトとして使えるレベルです。

レンズの歪みとパララックス計測

続いて、レンズの歪みやパララックスを見ていきます。
まず、歪みに関しては特に気になるような物はありません。

それにしても、レティクルめっちゃ小さいですよね…。

この状態で視点を上下左右に動かしてパララックスを見ていきます。
見ての通り、ズレてはいますが中央の丸の中には収まっているので起用範囲内といった感じ。

まあ、この辺りはHOLOSUNベースなので問題は無い感じですね。

SIG SAUER ROMEO4Bとの比較

4年ほど前に購入したSIG SAUER ROMEO4B(初期の頃の個体)と比較してみます。
まず、外観ですが基本的なデザインは似ているものの、マウント形状が大きく異なっていますね。
また、若干ですが表面の塗装が変わっており、ROMEO4Hの方が光沢が少なく、マットで濃い色味になっていました。

反対側はこんな感じで、こちら側は結構見た目が違っています。
ROMEO4Bではドットサイト下部に電池を入れる仕様だったのですが、ROMEO4Hでは側面になっています。
ドットサイト下部に電池を入れる仕様、ドットサイトの側面がスッキリするので好きだったんですがね…。

上部はこんな感じでボタンのレイアウトも同じ。

付属のバトラーキャップはROMEO4BではSIGロゴ入りの不透明、ROMEO4Hはクリアレンズが付いたタイプに変更されています。

レティクルはこんな感じ。
やっぱり視認性の高さとしては65MOAサークルが採用されている、ROMEO4Bの方が良いですね。
というか本当1MOAってめっちゃ小さいですね…。

という訳で、これはROMEO4Bと置き換える形でSIG MCXに乗る予定です。
JULIET6、買ってみようかな…。