WILD RABBIT フラッシュハイダー調整用シムリング&Oリングセットのレビュー
記事作成日:2020年12月11日
WILD RABBIT製のフラッシュハイダー調整用シムリング&Oリングセットを、MilitaryShop TORAYAMA様よりお借りしたのでレビューしていきます。
こちらは一般的なエアソフトガンで採用されている14mmネジで固定するタイプのフラッシュハイダーやサプレッサーの位置を調整する為のシムとOリングのセットになります。
内容物はステンレス製のシムが0.1mm、0.2mm、0.3mmが各3枚ずつと、Oリングが線形1.0mm、1.5mm、1.8mmの各1個ずつのセットになります。
という訳で、こちらのシム・Oリングセットを使って調整していきます。
まずはHK416に付けている、SUREFIRE SFCT-556タイプフラッシュハイダーから。
Oリングのテンションで調整して付けていたのですが、これをシムに変える為に
まず、入っていたOリングを外して限界までフラッシュハイダーを締め込みます。
そしたら、右の写真のように銃のセンターよりも左側にハイダーのセンターが来ていました。
このハイダーは14mm逆ネジなので、1回転近く緩ませて固定する必要があります。
一旦、ハイダーを回して、赤矢印部分の溝の大きさを確認します。
厚みの計測方法はこの状態でシムを差し込んで見るのが手っ取り早いと思います。
結果、0.3mmと0.2mmのシムを1枚ずつ隙間に挿し込む事が出来たので、シムを入れてハイダーを締め込みます。
結果、ピッタリの位置でハイダーが固定されました。
最後に小さなイモネジを締め込んでハイダーの緩みを防止します。
正面から見るとこんな感じ。
続いて、M4に取り付けているM4SD2タイプフラッシュハイダーを調整します。
こちらのフラッシュハイダーはクラッシュワッシャーを挟んで取り付けています。
このクラッシュワッシャーを挟んで付いているタイプのフラッシュハイダーの場合、Oリングを使った方が良い気がします。
という訳で、1.5mmのOリングをクラッシュワッシャーに取り付けました。
Oリングには一応シリコンスプレーを吹きかけて注油しておきます。
このOリングは気づいたらバキバキにひび割れてたりするので、定期的に注油してあげた方が良いと思います。
何度か試して、最終的に1.5mmのOリングと0.2mmのシムを入れるとちょうど良い位置で固定出来たので、そのように調整しました。
このフラッシュハイダーはイモネジを締め込んで緩みを防止する事が出来ないので、Oリングのテンションで固定してる感じです。
ハイダー正面から見るとこんな感じ。
最後に、MK13Cのフラッシュハイダーも調整してみようと思いました。
これはハイダーを締め込むと写真みたいな位置で固定されます。
つまり、ほんの僅かに位置が合ってないだけです。
0.1mmのシムを入れてみたんですが、分厚すぎて駄目でした。
ちょうど反対側になるので、0.05mmがちょうど良い感じです。
この程度のズレをシムを使って調整する場合は諦めて1回転分以上緩める必要があります。
そしたら多分、0.3mmのシム2枚とかで調整出来る気がします。
今回はフラッシュハイダーにポリイミドテープを貼って調整してみる事にしました。
このテープの厚みはちょうど0.05mmでした。
という訳で、シムで何でも調整出来るという訳では無いですが、あるととても便利なのが、このハイダー調整用のシムだと思います。
特にこの製品はよく使うシムのセットに加えてOリングも付属するので、色々融通がきくセットになっているのが良いですね。
とりあえず1個持っておくと安心なカスタムパーツだと思います。