![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09804.jpeg?fit=580%2C387&ssl=1)
Double Eagle B&T APC556 電子トリガー搭載電動ガンを買ったのでレビューします
記事作成日:2020年12月21日
以前、ARROW ARMSから発売された、B&T APC9をレビューしましたが、今度はDouble EagleからB&T APC556が発売されたので早速購入してみました。
発表当初はARROW ARMS APC9-Kと同じ仕様(実質ARES製EFCS搭載電動ガン)で出るのかと思っていたんですが、どうやら全然違うらしい事が判明し、興味を抱いたので買ってみました。
尚、当記事ではDouble Eagle B&T APC556本体のレビューのみで、比較はやらない予定ですが、後日APC9とAPC556でどこがどう違うかの比較も行ってみようと思っています。
という訳で、付属のハードケースは発泡スチロールのような外装で、独特なロックレバーが付いている、不思議なハードケースでした。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09757-58.jpg?resize=1366%2C455&ssl=1)
Double Eagle B&T APC556 AEG (電子トリガー搭載/JP Ver.) ガンケース付
開けるとこんな感じで凸凹のウレタンが入っており、そこにAPC556本体とマガジン、書類などが収まっていました。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09759.jpg?resize=1366%2C911&ssl=1)
銃以外の付属品としては、ハードケース用の取っ手、説明書などの書類、コネクタ類です。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09760-61.jpg?resize=1366%2C455&ssl=1)
銃本体の操作方法は冊子に写真付きで掲載されています。
こちらの言語は英語のみでした。
APC556に組み込まれている電子トリガーの設定方法は日本語取扱説明書にイラスト付きで掲載されています。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09762-63.jpg?resize=1366%2C455&ssl=1)
APC556に組み込まれている電子トリガーはDouble EagleのFCU、Falcon DFCS 2.0で、使用できる機能はざっくり下記の通り。
- 1〜5点バーストの設定
- トリガーレスポンスを3段階で調整
- ダブルショット(バイナリートリガー)のON/OFF
といった感じ。
また、ユニークな仕様としてディーンズコネクタ(メス)とディーンズコネクタをタミヤミニコネクタに変換する、変換コネクタが付属します。
これはAPC556のバッテリーコネクタがディーンズコネクタなので、電動ガン用バッテリーとしては一般的となっているタミヤミニコネクタがそのまま使えるようにする為の措置だと思います。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09765.jpeg?resize=1366%2C911&ssl=1)
付属のマガジンはこんな感じで樹脂製のB&Tスタイルマガジンが付属。
マガジンはM4/M16用のSTD電動ガン互換です。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09766.jpeg?resize=1366%2C911&ssl=1)
マガジンはノーマルマガジンで装弾数は180発、B&Tのロゴもしっかり入っています。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09767-68.jpg?resize=1366%2C455&ssl=1)
マガジンをB&T APC556に挿すとこんな感じ。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09801.jpeg?resize=1366%2C911&ssl=1)
という訳で、Double Eagle B&T APC556本体はこんな感じです。
個人的にストックは折り曲げストックの方が好きなんですが、残念ながら伸縮ストックのタイプ…。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09769.jpeg?resize=1366%2C911&ssl=1)
反対側はこんな感じ。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09770.jpeg?resize=1366%2C911&ssl=1)
マガジンを挿した状態の全体像はこんな感じ。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09803.jpeg?resize=1366%2C911&ssl=1)
では細部を見ていきます。
まずフラッシュハイダーはこんな感じでアルミ削り出し、クラッシュナット(ダミー)が付いています。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09771-72.jpg?resize=1366%2C455&ssl=1)
尚、フラッシュハイダーは下部からのイモネジを締め込む事により固定されていました。
恐らく14mm逆ネジだと思うのですが、物凄いガチガチに固定されていたのでちょっとまだ外せてないです。
分解レビューの時に外せればと思います。
ガスの流量調節ノブ(実銃の話です)はこんな感じ。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09773.jpeg?resize=1366%2C911&ssl=1)
これ、回す事が可能で180度回転させると外せます。
かなり簡単に外せる仕様になってるんですが、これの意図は不明。バラしたら何か分かるかもしれませんが…。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09774-75.jpg?resize=1366%2C455&ssl=1)
ハンドガードはこんな感じ。
エッジが綺麗なアルミ製で削り出し?のような気がします。かなり綺麗。
側面のレールは樹脂で出来ています。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09776-77.jpg?resize=1366%2C455&ssl=1)
レシーバーはこんな感じ。
アッパー部分はハンドガードと一体型のような滑らかさのツライチ仕様、ロアーは樹脂製。
樹脂もグラスファイバーが混ざっているような見た目と質感でかなりいい感じです。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09778-79.jpg?resize=1366%2C455&ssl=1)
尚、トップレールはこんな感じでハンドガードとアッパーレシーバーのつなぎ目部分にはレールの溝がありません。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09791.jpeg?resize=1366%2C911&ssl=1)
エジェクションポートはこんな感じ。
引くとドラム式HOPダイヤルにアクセスする事が可能で、限界まで引ききるとボルトロックが掛かります。
尚、HOPダイヤルはクリック感の無い、無段階タイプ。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09780-81.jpg?resize=1366%2C455&ssl=1)
マグウェルはB&T APCと入っており、その下にMADE IN CHINAのシールがはられていました。
シールを剥がすとSWISS MADEと刻印が入っている事がわかります。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09782-83.jpg?resize=1366%2C455&ssl=1)
マガジンキャッチ、ボルトリリースボタン、セレクターレバーは全てアンビ仕様。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09784-85.jpg?resize=1366%2C455&ssl=1)
セレクターレバーはこんな感じで、右下がセミ、左横よりちょい下がフルオートというセレクターレバーになっていて「お!リアル仕様で良いじゃん」って思ってたんですが…
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09786.jpg?resize=1366%2C911&ssl=1)
実際は90度刻みのセレクターレバーでした…
どうして…どうして…
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09799-00.jpg?resize=1366%2C455&ssl=1)
グリップはこんな感じ。
スタンダード電動ガンサイズのモーターが収まっているので、ちょっと太ましくなっています。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09787.jpg?resize=1366%2C911&ssl=1)
グリップ底部はこんな感じ。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09808.jpeg?resize=1366%2C911&ssl=1)
フロントサイトとリアサイトはフリップアップの物が付属します。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09788-89.jpg?resize=1366%2C455&ssl=1)
アイアンサイトを起こすとこんな感じ。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09790.jpg?resize=1366%2C911&ssl=1)
ストックはこんな感じ。
リトラクタブルストックで、バットプレートは樹脂製。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09792.jpeg?resize=1366%2C911&ssl=1)
ストックは最小状態を除いて3ポジション。
伸ばす時は単にストックを引っ張るだけ、縮める時はロックボタンを押しながら縮めます。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09793.jpeg?resize=1366%2C911&ssl=1)
ちなみに、ストックを伸ばすとアッパーレシーバー側の刻印を全部確認する事が出来ます。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09798.jpeg?resize=1366%2C911&ssl=1)
バッテリーはストック基部後ろの蓋を開ける仕様です。
これはスムーズなバッテリー交換が出来るので良いですね。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09794-95.jpg?resize=1366%2C455&ssl=1)
蓋を開けるとこんな感じ。
冒頭でも紹介しましたが、Double Eagle B&T APC556のバッテリーコネクタはディーンズです。
このコネクタを引っ張ると、メカボックス上部のスペースにバッテリーを入れるスペースである事が分かります。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09796-97.jpg?resize=1366%2C455&ssl=1)
尚、この電動ガンで使えるバッテリーですが、ストックチューブインサイズのLiPoバッテリーであれば大抵使えます。
ただし、11.1Vを使いたい場合は厚みに制限があるのであまり大型な物は難しい感じ。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09805.jpeg?resize=1366%2C911&ssl=1)
私が持っている中で入れる事が出来なかったバッテリーはミニSサイズなどの物理的に、明らかに入らないと思われる物と、AKタイプ、ストックチューブサイズでも非常に太い物(ギリギリAR15系のストックチューブに収まる程度のサイズの物)です。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09806.jpeg?resize=1366%2C911&ssl=1)
続いて、箱出し状態での動作を確かめていきます。
テストで使うバッテリーはG-Force NOIR HIGH C RATE 7.4V 1100mAh 40Cです。
ちょうどディーンズコネクタを使っているバッテリーがこれだったのと、APC556に収まるサイズだったので、これを使いました。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09807.jpeg?resize=1366%2C911&ssl=1)
まず、セミ・フルオートの動作はこんな感じ。
海外製電動ガンの中ではかなり静かな動作音な部類で、凄く出来が良いです。
嫌なギアノイズは無いですね。
初速と発射サイクルはこんな感じ。
使用弾は東京マルイ 0.20g 樹脂弾です。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09810-11.jpg?resize=1366%2C455&ssl=1)
初速は95m/s程度と割と出ている感じ、発射サイクルは秒間10発と遅めですが、気になる人は11.1Vを使えば良いかと思います。
なんというか、非常に無難な結果になりました。
特に良くも悪くもないという感じですね。
使っていてちょっと気になったのは、セレクターレバーをSAFEに入れても物理的にトリガーを引けてしまうという点。
これにはちょっと違和感を感じました。
![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC09809.jpg?resize=1366%2C911&ssl=1)
それにしても、Double Eagleは最近良いOEM工場を見つけたのか何なのか、妙にクオリティの高い電動ガンを出しまくってますね。
このB&T APC556もかなり高いクオリティの製品で間違い無いです。