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Double Eagle MAGPUL Pro700のノズルのセンター出しを行いました

記事作成日:2021年3月2日

「もうあんまりやること無いかな?」とか思ってたDouble Eagle MAGPUL Pro700ですが、ノズルのセンターが出ていないという根本的な問題に気づいてしまったので、調整する事にしました。

こんな感じで、ノズルが明らかに下側を向いているのです…。

こうなる原因はチャンバー周りの寸法を確認したらすぐ分かりました。
まず、ノズルが差し込まれる部分の内径がノズルの外径に対してかなりルーズな為、二重給弾防止用のストッパーのスプリングテンションによってノズルが押し下げられてしまうのです。

つまり、ノズルの外径とチャンバーの内径を合わせるか、ノズルが下に下がらないように詰め物をすれば改善するのでは?と思ったので、こういうパーツを作ってみました。
極薄なレジンなので強度的な問題が懸念点ですが、とりあえず強度は様子見です。

これをノズルに接着します。

ノズル全体を太くしなかった理由…というか、出来なかった理由なんですが、二重給弾防止用のストッパーの寸法はノズルに合っているので、ノズル全体を太くするとストッパーの動きを妨げてしまうので、このような形にしました。

これでノズルのセンター出しが出来るようになったはずです。

一旦組んでいくのですが、このパーツを取り付けた事によって、ボルトハンドルを引いた状態(ノズルを後退させた状態)でアウターバレルを取り付ける必要が出てきました。
少し手間ですが、これをしないとノズルに貼り付けたスペーサーが破損します。
取り付け後、ボルトハンドルを戻します。

これでノズルのセンターが出るようになりました。

弾速に関しては特に問題は無しですね。
0.20gで計測して写真左からHOP最低、HOP真ん中、HOP最大といった感じです。

とりあえず暫く使ってみて強度的に様子見ですね。
強度的に駄目だったらアルミ板曲げて作ってみても良いかも知れません。

この間30mのグルーピングを測ったばかりですが、また測りに行きたい所です。