タカトク SSオートマグ カスタムを分解していきます
記事作成日:2021年3月4日
随分前にジャンク品のタカトク SSオートマグ カスタムを購入、そのうち治そうかなと思いつつ、ずっと放置されていました。
そしたら突然、友人からジャンク品をぶん投げられたので「いよいよ治すか…」という気持ちに。
とりあえず分解していく事にしました。
まあ、2個あれば何かあってもニコイチ出来るだろうと…。
こんな古い奴分解して誰得だよ?感ありますが、修理に加えて6mmBB弾を発射出来るようなカスタムもしていこうと思っています。
まあ、カスタム記事すら誰得ですし、6mm化とか何番煎じだよって感じですが、3Dプリンタとかをうまいこと使って何か出来ないかな〜と思ってます。
という訳で、2丁のオートマグ。
プッシュコック式エアーコッキングガンなので、写真のようなホールドオープンしている状態が通常時(無負荷時)です。
自分が持っていた個体は銃口側に殆どエアーが流れず、弾が出ないという症状が、友人から譲り受けた個体はシアーが掛からないという症状が出ています。
今回は自分が元々持っていた個体を分解していく事にします。
こっちの方が汚い(汚れが凄い)ので、バラしながら色々期待出来るかなと思ったので…。
まずはグリップパネルを外します。
グリップパネルに付いているネジを外せば外す事が出来ます。
それにしてもサビが凄い…。
続いて、セーフティーレバーの近くに付いているネジを外します。
ついでに、リアサイトも外しました。
セーフティーレバー近くのネジを外す事で、グリップ側と銃身側に分割させる事が出来ます。
銃身側を前側にスライドさせると外す事が出来ます。
続いて、シリンダーのリターンスプリングを外します。
次にシリンダー後部に付いているコッキングノブを外しました。
シリンダーはこんな感じ。
シリンダーヘッドはこのようなはめ殺しのピンで固定されています。
VSR10の片側だけのピンではなく貫通しており、このピンだけでシリンダーヘッドは固定されています。
中身を見ないとどうにもならないので、ピンの片側を破壊しました。
このピンはもう使えない(動作中に抜けてしまう可能性がある)ので、組み立てる際には別のピンを入れる必要があります。
これでシリンダーヘッドを外す事が出来ます。
中身は土なのかホコリなのか分からない粉っぽい茶色い何かが付着、サラサラといかジャリジャリでした。
うーん、粉っぽい。
ピストンヘッドもシリンダーヘッドもカップ型ですね。
ピストンスプリングも少し錆びてますね。
ピストンは樹脂製で90°シアになっています。
尚、スプリングガイド側にもはめ殺しのピンが刺さっていますが、このピンを抜かなくてもスプリングガイドを外す事は出来るので、このピンは破壊せずこのままにしておきます。
それにしてもこのスプリングガイド、コッキングノブの固定基部を兼ねている事もあって面白い構造してますね。
続いて、銃身側からインナーバレルを外します。
インナーバレルは塩ビパイプみたいな樹脂の筒です。
グリップ側はこんな感じで、側面の見えているネジを全部外せば真っ二つに出来ます。
割と分かりやすいレイアウトです。
色々ホコリまみれですが、消耗しているような部品は無さそうです。
という訳で、タカトク SSオートマグ カスタムを分解してみました。
後はパーツ洗浄して調整しつつ6mmBB弾が使えるように弄っていく感じになります。