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Kinetic Slidelokタイプ MROマウントのレビュー

記事作成日:2021年6月18日

多分1年以上前に友人から「MRO用のマウント変換くん作ってくれよ、採寸用にマウント貸すからよ〜」って感じで頼まれました。
「そのうち作るわ」って感じで設計せずにずーっと放置されてたんですが、最近ブログネタが枯渇してきたので、その時に借りたマウントベースのレビューをします。
ちなみに肝心なマウント変換くんはまだ完成してません。(きっと、そのうち完成します)

多分、MROとセット売りされている製品と同じマウントだと思います。

内容物はこんな感じで、マウント本体とネジ4本、L字レンチ。

このような形状のマウントベースで、Kineticから出ているMRO用マウントではなく、T1用マウントの形状のようです。

中華製品にありがちな無茶苦茶な仕様ですね。
なので、こちらはKinetic Slidelok Trijicon MROマウントのレプリカではなく、Kinetic Slidelok Aimpoint MicroT1/T2/H1/H2マウントをMRO対応にしたマウントって感じです。

マウント上面、MROを取り付ける部分はこんな感じで、穴の位置がちゃんとMRO用になっています。

20mmレールに取り付ける部分はこんな感じで、Kinetic Slidelok製品特有のクイックなロック機構が再現されています。

ロックボタンは前面に飛び出している物で、飛び出している状態がロック状態、押し込むとレバーがロックされて、ロック解除されるという感じです。

赤矢印の所にレバーレバーが付いており、20mmレールに取り付けるとこのレバーが押されて、マウントがロックされます。
QDレバー以上にワンタッチで取り付ける事が出来る、非常に優秀なロック機構です。

尚、実物のKinetic Slidelokは物凄い硬いスプリングが入っており、ロック解除する時はめちゃくちゃ硬いですし、20mmレールに取り付けるとガチガチに固定されるんですが、レプリカは割と柔らかめなスプリングで少々頼りない感じで、ガタツキも生まれやすいです。

という訳で、MROを取り付けてみます。
取り付けたのはレプリカのMROです。
尚、取り付けは地味にめんどくさくて、前側は普通に六角レンチを回せるのですが、後ろ側はL字レンチの短い方を使って回すしか無いです。

取り付けるとこんな感じ。
少しだけマウントの前後が飛び出しているような感じになります。

尚、高さに関しては1/3 Co-Witnessよりも更に高くなっているので、UNITY FASTマウントほどでは無いものの、かなりのハイマウントになります。
ベースがmicro T1用の高さになってるので、MROを取り付ける事によって高さが狂うのは当然ですね。

たまに「1/3 Co-Witness」という名前でこのマウントが売られているのを見かけますが、それよりも全然高いので注意が必要です。

という訳で、採寸用に借りたマウントですが、記事ネタが枯渇してきたので勝手に使いました。

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