エボログ

ライフルマガジンポーチでSMGマガジンを使えるようにするスペーサーを作りました

記事作成日:2021年9月13日

最近、SMG系の銃をメインで使う事が殆ど無いので、あんまりSMG用の装備という物を考えて無かったんですが、次世代電動ガン MP5A5はサバゲーで積極的に使っていきたいなと思ったので、今になってSMG用の装備を再び考え始めました。

マウントレールが届いてようやく完成した次世代電動ガン MP5A5

昔、EVO3を使ってた頃はちょこちょこ揃えてたんですがね…。

SMG用の装備を整える上で問題になったのがマガジンポーチ。
現状、手持ちのマガジンポーチの殆どがライフルマガジン用とピストルマガジン用の2種類で、ピストルマガジンポーチは1つの装備に1つしか付けていません。

そして、ライフルマガジンポーチにMP5のような細めのマガジンを入れるとゴソゴソ動いて安定感がありません。
隙間だらけなので当然ですね。

G-CODEのマガジンポーチでこんな感じ

ちなみに、MP5だとマガジンを2本入れたら安定します。
調べてみるとこういう使い方をしてる人も居るようです。

ただ、個人的には1つのマガジンポーチにはマガジンは1本しか入れたくないですし、わざわざ装備からライフル用マガジンポーチを外して、SMG用マガジンポーチに交換するのもめんどくさい…。

そこで「じゃあ、ライフルマガジンポーチにスペーサー入れれば良くね?」と思ったので、こんなスペーサーを作ってみました。

その名も『マグポ変換くん』。
マウント変換くんに続く、新たな変換シリーズです。(シリーズ化するかは未定)

マグポ変換くん(G-CODE Scorpion ライフルマグポーチ→SMGマグポーチ)を購入するhttps://evolutor.booth.pm/items/3263691

単に隙間を埋めるだけの物なので、シンプルな形状です。
マガジンをスムーズに入れる為に、先端部分だけ滑らかにしています。

素材に弾性のある、TPUというフィラメントを使っているので、ゴムのような柔らかさがあります。
柔らかいのでテンション保持のマガジンポーチのテンションをそのまま活かす事が出来るのと、マガジンと接触する面がツルツルしているので、マガジンを抜き差しする時の大きな抵抗にならないのがポイント。

寸法はG-CODE Scorpion ライフルマガジンポーチに合わせて作っています。
このスペーサーをマガジンポーチに入れるとこんな感じ。
外から見てスペーサーが変な風に見えないように大きさを調整しています。

G-CODE Scorpion下部(写真赤矢印)には膨らみがあり、スペーサー下部の膨らみがここにハマるようになっています。
その為、マガジンを抜く時に一緒にスペーサーが抜ける心配がありません。

スペーサーを追加したG-CODE Scorpion ライフルマガジンポーチにMP5のマガジンを入れるとこんな感じになります。

ちなみに、MP5用マガジンで使えるように設計していますが、他のSMGマガジンもある程度は許容します。

写真左はARROW ARMS APC9-K、右はA&K クリスベクターのマガジンです。
ここはMP5のマガジンと似たサイズなので普通に使えます。

太めのマガジンもある程度は大丈夫でしたが、UMP9のマガジンはかなり厳しかったです。
写真左はASG EVO3A1、右がVFC MP7A1のマガジンです。

尚、G-CODE Scorpion マガジンポーチ用に設計はしていますが、手持ちのポーチで試した限り、テンション保持のライフル用マガジンポーチであれば大体使える気がします。
逆にカイデックス系だったり蓋で脱落防止をするタイプのナイロンポーチでは使えないかと思われます。

例えばタスマニアンタイガー SGLは問題なし。
外から見ても違和感がありません。

エラスティックバンドを用いるタイプのマガジンポーチ(x115xTAYLOR チェストリグ用 マガジンポーチ インサート RIFLE)でもスペーサーとして機能しました。ただ、BlueForceGearのようなピッチリした物は難しいと思います。

HSGI ポリマー TACOも問題無し。
これは少々強引な感じでしたが、一応簡単にインサートが抜けたりはしないような感じでした。

という訳で、これでマガジンポーチ問題が解消されました。
まあ、追々普通にSMG用のマガジンポーチを買うかも知れませんが、当面はこのスペーサーを使おうと思います。

マグポ変換くん(G-CODE Scorpion ライフルマグポーチ→SMGマグポーチ)を購入するhttps://evolutor.booth.pm/items/3263691