ARRON SMITH DEAD AIR PYRO 2.0 タイプレプリカとKEYMOUNT マズルブレーキのレビュー

記事作成日：2022年1月7日

DEVILSIX様よりARRON SMITH製のDEAD AIRタイプレプリカ製品をお借りしたのでレビューしていきます。

当記事で紹介するのはQDブラストシールド＋フラッシュハイダーのセットである『ARRON SMITH DEAD AIR PYRO 2.0 タイプレプリカ』と単品販売されているマズルブレーキ『DEAD AIR KEYMOUNT MUZZLE BRAKE タイプレプリカ』の2点になります。す。

ARRON SMITH DEAD AIR PYRO 2.0 タイプレプリカ

という訳で、まずはARRON SMITH DEAD AIR PYRO 2.0 タイプレプリカの紹介です。
パッケージは非常にシンプルで、半透明の樹脂ケースの中にサプレッサーが収まっています。

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予めブラストシールドにフラッシュハイダーが収まっている状態になっているので、外します。
ハイダーが挿さっている側のQD基部を握りながら、サプレッサーを反時計回りに回せばはずせます。

ブラストシールド本体はこんな感じ。
セラコートが施されており、マットな黒色が良い重厚感を醸し出しています。
色味もいい感じですし、肌触りも良いです。

丸い穴2つと長い角丸穴4つが交互になっています。

ブラストシールドの重量は185gあります。

ブラストシールドの先端部（蓋部分）はスチールになっており、側面とは色や質感が異なっています。

先端の蓋はカニ目レンチなどを使って外す事が出来ます。

ブラストシールドなので中身は空洞になっています。
ここにフラッシュハイダーが収まります。

尚、QD部分の内側はスチールで出来ており、強度の心配は無さそうです。

この3つのツメは均等な間隔で設置されているのではなく、不均一です。
その為、取り付ける方向が明確に決まっており、基部に付いている印を上にして取り付ける必要があります。

フラッシュハイダー／マズルブレーキをロックする為のロック機構部はこんな感じ。
QD部分にテンションを掛ける為のバネはリアルな板バネになっており、内側にフラッシュハイダーに引っかかる3つのツメが付いています。

ARRON SMITH DEAD AIR PYRO 2.0 タイプレプリカに付属するマズルブレーキについて

こちらのブラストシールドには同社製の小さなマズルブレーキ、『MICRO BRAKE』が付属しています。
上部に小さい丸穴1つ、側面に大きな穴と斜め前方向に向いて空いている小さな丸穴が空いているのが特徴的で、材質はスチールです。

コンパクトですがしっかりマズルブレーキらしい構造をしており、上部の穴でマズルの跳上がりを抑制しつつ、側面の穴で発射ガスを横に逃がす事によるリコイル低減をする仕様になっているのだと思われます。

最近はこういうコンパクトなマズルブレーキ、特に.300BLK弾用のマズルブレーキで流行ってますね。

マズルブレーキ正面はこんな感じ。

なお、防錆用のオイルがしっかり塗布されている状態なので、軽く拭いてから使うと良いでしょう。

こちらのマズルブレーキは14mm逆ネジ仕様になっており、下部のイモネジで勝手に回転しないように固定する仕様になっています。

このマズルブレーキにARRON SMITH DEAD AIR PYRO 2.0を取り付けるには先述した通りQD基部側の印（赤矢印部）をフラッシュハイダーの上側に合わせて差し込む必要があります。

奥まで差し込んだ状態でサプレッサーの腹の部分を回せば『カチカチカチ！』と硬い音を立てながら締め込まれていき、固定されます。（QD基部側はマズルブレーキに引っかかって回らないので、注意が必要です）

QD基部でマズルブレーキを挟み込むような固定方法なので、ガタツキは一切無く、ガッチリ固定する事が出来ます。

尚、ブラストシールドを固定する時にマズルブレーキに対して時計回り方向に負荷が掛かるので、イモネジを使ってしっかりマズルブレーキを固定しておかないとマズルブレーキ自体が回転してしまいます。

また、バレルエクステンションなどを付けている場合、バレルエクステンションが回転してしまう事もあるので、もし不安であればネジロック剤などを使って簡単には回らないように固定しておいた方が良いでしょう。
イモネジを締め込む時も14mmのネジ山を完全に潰すくらいにきつく締め込まないと、サプレッサーを回した時にマズルブレーキが回ってしまいます。

ガチガチに固定できない場合は、QD基部を片手で固定しながらサプレッサーの腹を回す感じが良いでしょう。